市民運動創造と宇都宮健児ら群像コミュの【永岡浩一さんからの通信】 文化放送ラジオ　大竹まことゴールデンラジオ（2020/7/17）　赤木雅子、相澤冬樹

　森友事件を語る、真実を語ってほしい、嘘をつくと楽にならない、検察は森友改竄事件をもう一度ちゃんと捜査すべきことを語る
　永岡です、文化放送ラジオの、大竹まことゴールデンラジオ、本日の大竹メインディッシュは元ＮＨＫ記者、現大阪日日新聞の相澤冬樹さんと、自殺された赤木俊夫さんの奥様の雅子さんが出られました。雅子さんは初の生出演です（日刊スポーツに紹介記事あり、https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202007160000464.html?utm_source=twitter&utm_medium=social&utm_campaign=nikkansports_ogp　）。私は真実が知りたいの本（https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163912530　　）を雅子さん出されました。パートナーは、金曜日は闘います、の室井佑月さんでした。相澤さんは様々なラジオに出られましたが、雅子さんと出られるのは初。
　裁判が始まり、俊夫さんが亡くなり2年と4カ月、雅子さんにとってあっという間。相澤さんに手記の件で会いたいとメールがあり（2018年11月）、即日に会って、相澤さんは、雅子さんがマスコミが怖いと言われるので取材ではなくあいさつのみとして行くと、手記7枚を出されて記者の血が燃えて、俊夫さんが書き残したものは知っていたが、実物を目の前に燃えた。
　雅子さん、これをどう相澤さんに見せたか、自殺を考えていた時期、自殺する前に誰かに託そうとして、相澤さんは森友事件を取材して、ＮＨＫを追われた方。そして7ページの手記を渡すとどうにかしてくれると思った。室井さん、相澤さんが雅子さんがこれを出して自殺するのを防いだのを評価されて、しかし当時は手記を渡さず、相澤さんの異常な興奮ぶり、大きな声で不信感を抱き、雅子さんは手記を渡して夫の後を追うつもりが、相澤さんの目の色が変わり、怪しい（笑）として手記は当時渡さず、相澤さんは雅子さんの自殺を止めたことにもなる。
　そして、相澤さんは雅子さんをフォローして、内容により、すぐ返事すべきものと、間を置くべきものがあり、初回はガッツリでもらえず、私は真実を知りたい、を雅子さんと書かれて、トッちゃんとマーちゃん、知り合って2回で結婚、乱暴だと大竹さん説かれて、室井さん、それはフィーリングだと（笑）。そして、俊夫さんは多趣味、当初は書道、その後落語、コンサート、イベントも好きになり、雅子さんは岡山出身で千鳥のファン、雅子さんの後輩、シティーボーイも好き。
　そして、切ない内容が本になり、雅子さんの一番言いたいことは、たくさんの方が読まれていて、こういうことが日本で起きて、真面目に働いている公務員が大半だが、悪事をさせられて、責任者は逃げることはもう俊夫さんを最後にしてほしい。大竹さん、様々な人が手記について語り、誹謗中傷もあったものの、心めげずに、裁判で国と佐川氏を提訴して、社会で支援してくれる人もあるが、矢面になり、雅子さんは俊夫さんの苦しんでいる姿を見て、俊夫さんのことを思うと何でもない。
　室井さん、雅子さんのことをコラムで書くと言うと、雅子さんは室井さんのコラムは保存している。相澤さん、森友事件をなかったことにしてはならない、雅子さんは俊夫さんがなぜ改竄させられたか知りたい。相澤さんも国有地値引きの真相解明を記者としてしていて、目的は雅子さんと同じ、そのためには知ってもらうこと、赤木さん夫妻にこんなことがあった、本を見てもらうと多くの国民が知り、本を読んでもらえるようにするのが相澤さん最大の仕事。
　本には7ページの手記があり、森友事案は全部本省の支持（無責任体質）、嘘を嘘で塗り固めるのを財務省はして、財務省が責任を果たすべきだが、近畿財務局のせいにされるとあり、これを読まれて大竹さん涙声になり、雅子さん、相澤さんとあえてこれを出版できた。俊夫さんが導いてくれた。一昨日のＮＨＫ、クローズアップ現代でも特集されて、俊夫さんが自殺される3日前の動画。大竹さん、ＮＨＫも頑張っていると説かれて、相澤さん、文春ウーマンがＮＨＫでも放映されて、法廷の映像、東京新聞の望月衣塑子さんと取材、相澤さんの膨張姿をＮＨＫは放映して、相澤さんへのＮＨＫ気持ちだと信じた。文春もＮＨＫは意図して放映して、現場の苦しい人たちの意図が通った。
　大竹さん、佐川氏は国家公務員だと国会で語るものの、国家公務員倫理カードがあり、俊夫さんがずっと持ち歩いていたもの、国民全体の奉仕者になれというもので、職務を私的なものに使うな、国民の疑惑を招くなとあり、勤務時間外でも公務を意識しろ、俊夫さんは生前、国民のために仕事していると語り、雅子さん、俊夫さんはそれで頑張っていた。
　大竹さん、俊夫さんの手記を読み上げられて、36人の財務省関係者が不起訴、検察審査会でも不起訴、しかし公文書改竄までわかっていて、公文書＝国民の財産、それをなぜ検察は不起訴か理解できないと説かれて、相澤さん、ほとんどの国民は理解できない。一事不再理ではない、起訴されていない、今からでも起訴できる、不起訴なら検察は何度も再捜査できて、俊夫さんの手記は新たな証拠。再捜査すべき、黒川氏もいなくなった、検察は捜査すべき。
　室井さん、この件は赤木さんだけでなく、組織で自分の私利私欲のためにやる安倍政権の体質が変わる、今は選挙で勝ったものが正しい、それが変わると説かれて、大竹さん、佐川氏らを裁判に呼べるかと問われて、相澤さん、証人申請はしているが、裁判所が求めても刑事でないので拒否できて、しかし拒否は世論が納得しない。室井さん、本で、本当のことを話すと楽になるとあり、俊夫さんはなくなり、嘘をついて出世した人もいるが、雅子さんは謝罪を求めているのではなく、真実を語ってほしい。相澤さん、真実を語らないのは保身、我が身かわいさに嘘をついて、すると苦しい。大竹さん、日本の省庁の封建的体質、本省の指示は絶対。室井さんも組織を守るのが絶対正義、相澤さん、大企業もＮＨＫも同じだが、嘘をつき続けたら楽にならない。雅子さんは佐川氏をかわいそうという、嘘をつかないと生きていけないからであり、大竹さん、第2の俊夫さんを出してはいけないと雅子さんにエールを送り締めくくられました。スタジオですすり泣きが絶えないものでした、以上、雅子さん、相澤さんのお話でした。