市民運動創造と宇都宮健児ら群像コミュの【永岡浩一さんからの通信】文化放送ラジオ　大竹まことゴールデンラジオ（2022/5/20）　青木理　

【永岡浩一さんからの通信】文化放送ラジオ　大竹まことゴールデンラジオ（2022/5/20）　青木理　アベノミクス破綻で消費者・労働者と弱いものほど破滅する地獄、法幢の自由度ランキング下落、政府に忖度するクズは叩くべきだが、特に組織の中で頑張っているジャーナリストをＳＮＳなどで支援することが民主主義最後の砦であることを語る

　永岡です、文化放送ラジオの、大竹まことゴールデンラジオ、今月より金曜日は隔週で13時台にラジオジャーナリズム界の首位打者、ジャーナリストの青木理さんが出られました。パートナーは室井佑月さん、アシスタントは鈴木純子さんでした。

　青木さん、円安はアベノミクスの失敗、値上げを価格転嫁できるのは大企業などほとんどない、中小企業は値上げできず中で賃金を切るだけ、そして中小企業の従業員は購買力がなくなり、日本経済のファンダメンタルが崩壊だと説かれて、大竹さん、野口由紀夫さんは、その転嫁できないもので消費者と労働者がしんどく、20年賃金が上がらず、野口さんは医療、介護のこと、日本は賃金が高かったから人材を呼べたが、今は日本の賃金が低く来なくなると指摘されて、青木さん、それは20年前から言われていたが、自民のバカ派は移民を絶対に入れたくなく、家族を連れてくるなで、それでも賃金があり何とか来ていたが、賃金も安い＋人権もない＝日本に外国から労働者は来ないと説かれて、大竹さん、外国人労働者を5年したら帰れはおかしい、青木さん、日本で人権蹂躙、そして賃金が低いと来ないと説かれて、大竹さん、円安を日銀が是正すべき、世界の中央銀行は利上げしているのに日本のみしていない、が、安倍氏日銀は政府の子会社と嘯くと日本破滅だと説かれました。日銀が機能しないと、70年代、アルゼンチン、コソボ並みだと説かれて、青木さん、利上げしたら国債のツケが増える、住宅ローンも大変になる＝日本破綻だと指摘されました。

　13時40分頃から青木さんのコーナー、大竹のもっと言いたい放題、報道の自由度ランキング、青木さん毎日の大阪版に書かれて、今年は71位、民主党政権で11位から急落、昨年からまた数ポイント下落、しかし理由は報じられず、イラクなどだとジャーナリストは命がけで、しかし日本はそんなことはなく、そして政府の報道弾圧の悪法、ネトウヨによるジャーナリスト叩き、政府を忖度だというもの、室井さんは自分でジャッジせず、他人に言わせると説かれて、青木さんこのランキングは青木さんの知り合いもアンケートに参加して、10０も項目があり、かなり有力なもの、ランキング低下は政府の強権、ネトウヨ跋扈もあるが、メディアが一番悪い、安全なのに、命を取られずクビ、仕事を失う危惧もなく、ロシアだと下手したら殺されて、そんな危険性なしでこのランキング゜低下は大変なこと、自己検閲、忖度でメディアが崩壊。

　そして、報道の自由度ランキングはマスメディアも結果のみ報じて、理由を報じず、報じたらメディアが悪いとなるためで、このままだと言論の自由破綻。室井さん、ジャーナリストが一人頑張っても周りに叩かれると危惧されて、青木さん、頑張っているジャーナリストやこの番組もあり、教育と愛国を作られた斉加尚代さんもＭＢＳの中で頑張っていて、このような皆さんをＳＮＳで応援すべきものが、ＳＮＳはバッシングばかりで、頑張っている人、特に組織にいると（青木さんのようなフリーではなく）、そういう評価はもっと頑張れる。

　大竹さん、今はＳＮＳもさかん、過去は週刊誌しか情報源はなく、しかし真実のみでなく玉石混交、政府の権力はえげつなく、第2の権力であるメディアが政府の太鼓持ちだとダメ、朝日から読売まであっていいが、市民が検証できるようにすべきと説かれて時間になりました。日本に民主主義が根付かないのは、日本語にジャーナリズム、ジャーナリストに相当する言葉がなく、要するに文化的に民主主義を受け入れず、ファシズムを好む傾向があり、中でも競争を勝ち抜いた勝ち組ほどそれであり、日本に弱肉強食の社会を戦後排除しなかったこと（競争に勝てば何をしてもいい、強いものは競争で不正をしてもいい、スポーツも、政治も同じ、野球で巨人は無数の汚いことをして、それでも勝つと社会は賞賛し、アベスガキシダも同様）が今の惨状を招いたと私・永岡は感じましたし、こういうラジオ書き起こしはそれへの小さな抵抗です、以上、青木さんのお話でした。