市民運動創造と宇都宮健児ら群像コミュの【永岡浩一さんからの通信】文化放送ラジオ　大竹まことゴールデンラジオ（2022/5/13）　

【永岡浩一さんからの通信】文化放送ラジオ　大竹まことゴールデンラジオ（2022/5/13）　伊藤惇夫　政治家に戦争体験者のゼロになった今、火事場泥棒の憲法改悪はダメ、しかし日本の外務省やメディアに海外からの貴重なパイプなし、参院選は未知数もあるが自民は強い、独自の冷静な視点で政治を考えないと日本破綻を語る

　永岡です、文化放送ラジオの、大竹まことゴールデンラジオ、本日のメインディッシュは政治アナリストの伊藤惇夫さんでした。パートナーは、金曜日は闘います、の室井佑月さん、アシスタントは鈴木純子さんでした。

　ジャーナリストの平野幸夫さん、報道の自由度低下は当然だとブログで指摘されています、https://ameblo.jp/hirano-yukio/entry-12742526545.html　この国、ロシアと変わりないというより、戦前に戻ったというべきかも知れません。なお、ロシアが北海道に攻めてくるというのは、思い出しましたが冷戦時の今でいうネトウヨメディア（保守ではない）の常套手段で、何かあったらソ連が北海道に攻めてくるという記事がたくさんありました。今だとＤＰＲＫが攻めてくると根拠なくネトウヨメディアの言うのと同じ、月刊文春すらその手のアホというものです！

　伊藤惇夫さん、くにまるジャパンのレギュラーながら3月でなくなり、以前は関西のおはようコールでレギュラー、それは一昨年の秋になくなり、私も久しぶりに伊藤さんのお話ラジオで聞くもので、冒頭、ウクライナについて言及したいが専門分野以外はしゃべれず、外交、軍事は無理で、東日本大震災の時に母親が、東京大空襲よりマシと語り、106回空襲、そして100万人被災者「戦争を知らないものが戦争を語ると絵空事」、ウクライナの惨状、ロシアの蛮行を観客席から日本は見ていいのか、何を日本はすべきか考えるべき。大竹さんも、他国の戦争を絵空事と説かれて、伊藤さん、火事場泥棒で憲法改悪、軍事費倍増、核共有、これらは国の形を変えるので冷静な時に論議すべきものを火事場泥棒、室井さんも、憲法改悪でＣＭ目当てにメディアもデタラメと説かれて、伊藤さん、憲法では自民の4項目は全てアウト、9条に自衛隊を入れるのは無意味、緊急事態条項は従来法でｏｋなのに自民は改悪しろはおかしい、私権制限、衆院任期延長もおかしい、参院の合区をやめるのは自民の都合、むしろ参院とのあり方を論議すべき、そんなものを憲法改悪にやるのはおかしい。

　室井さん、野党も骨太でこのことに取り組んでいないと説かれて、伊藤さん、憲法改悪に反対のまま、伊藤さんは憲法の改正はあり、見直しは必要だが、自民の4項目はダメ、室井さんも同意、解釈で悪用されて、政府が信用できないからと説かれて、伊藤さん、マイナンバーカードは全く普及せず、国民が政府を信じていないため！大竹さん、威勢のいいことが飛び交い、おかしいと説かれて、伊藤さん、冷静にすべき、〇〇が攻めてくると言うが、中国は攻めてくるメリットなし、ＤＰＲＫは暴発はあり得ても、それで憲法改悪はダメ。

　大竹さん、ウクライナとロシアの戦争で、侵略したロシアが不利になり、中国はアホなことをしないと説かれて、伊藤さん、中国は侵略したら叩かれて、日本では「戦争をしないためにはどうしたらいいか、ウサギの耳とハリネズミ」、相手の動きを知り、察知して外交、そして防御だが、原発は日本だと無防備、どこかに攻撃されたらおしまい。室井さん、核武装しろと言う連中が原発に言及しないと説かれて、伊藤さん、戦争体験のある政治家戦争に反対だが、安倍氏ら戦争を知らず経威勢のいいことをいう。

　大竹さん、テレビタックルでも政治家を招いて、アメリカを怖がっている、アメリカに逆らうと失脚で与野党ともにアメリカに言えないと説かれて、伊藤さん、日本は今も占領下、そして独自核武装というとアメリカに潰される、室井さん、安倍氏のようにアメリカから買うのみと説かれて、伊藤さん、安倍氏は日本の栄光を取り戻すと言ってアメリカケツナメ、トランプ氏、プーチン氏と仲良くして、国益を損ねた。室井さん、安倍氏、トランプ氏に金のゴルフクラブや、プーチン氏に裏地見るとお粗末と説かれて、大竹さんは外務省は何をしていたかと問われて、伊藤さん、対象国に深く食い込んでいる外交官はなく、それをやると干されて、その国の日本社会を知るのみ、ウクライナのことも日本は独自の情報を持たない。大竹さん、ＢＢＣやＣＮＮはよくやっているが、日本のメディアはダメ、アメリカのテレビは侵攻前日に察知していたと説かれて、伊藤さん、イギリスはＢＢＣも政府もよくやり、しかしフランスは侵攻なしと判断してしまった。室井さん、日本のメディアはウクライナに行かずフリージャーナリストのみ、国が貧しくなったと説かれて、伊藤さん、ウクライナでは抵抗、国がなくなる危機感から、橋下氏のような言い分はなし、伊藤さんも戦後生まれだが、これは言える。

　大竹さん、外務省は戦争を回避するものにすべきと説かれて、しかしアメリカケツナメだと怒られて、そこまでアメリカケツナメかと説かれて、伊藤さん、今すぐアメリカとけんかしろではなく、アメリカとどう対峙するか、そのために情報収集は必須、ベトナムは1500年の歴史に50回中国に攻め込まれて、本音は中国に怒り、しかし日本はそれに戦略的な外交はできていない。

　室井さん、参院選を問われて、伊藤さん、自民の価値、野党が自滅、アキレス腱は自公の隙間風とコロナ、感染者が増えて、そして円安で景気低迷の要素があり、物価は1ドル150円で激増、補正予算でカバーできず、これはどうなるか。室井さん、維新が雇い第一党にならないかと危惧されて、伊藤さん、参院選でそこまで行かないが、一人区など見たら立憲は何とか野党第一党、しかし野党共闘は破綻、立憲は国民、維新とは合わず、共産ともうまくいかず、2013年は一人区で野党が一本化せず惨敗、今回もそれに近い。

　大竹さん、メディアも自民にすり寄りちゃんと報じていない。毎日に、アンケートで答えたくないという項目があり、これは目新しいが、ＮＨＫのニュースだと、2100人に聞いて回答1200人、固定電話、ＲＤで、毎日は答えたくないの意味を説かれて、情報の取り方、固定電話は高齢者でも取らないとオレオレ詐欺だと思い無視だと説かれて、伊藤さん、固定電話はダメ、永田町の専門家の視点では、時事通信は面接で精度が高いというもの、室井さん、回答者の少ないのは問題と説かれて、答えると不都合なものもあると締めくくられました、貴重なお話でした、以上、伊藤惇夫さんのお話でした。