市民運動創造と宇都宮健児ら群像コミュの【永岡浩一さんからの通信】ラジオ日本　岩瀬恵子のスマートニュース（2022/4/18）

【永岡浩一さんからの通信】ラジオ日本　岩瀬恵子のスマートニュース（2022/4/18）　青木理　経済安全保障法の問題点、21世紀の治安維持法になる危惧、安倍政権以降警察官僚の肥大化、独裁国家志向、そして冤罪の責任を警察も検察も取らず、暗黒国家に日本がならないためにメディアがしっかりしないとこの国は崩壊することを警告する！


　永岡です、ラジオ日本の、岩瀬恵子のスマートニュース、本日のゲストはラジオジャーナリズム界の首位打者、ジャーナリストの青木理さんでした。タイムフリーで概略追跡します。先週のＴＢＳラジオとも共通しますが重要なので書き起こしします。



　7時18分頃の特集コーナー1、青木さんは4月になり文化放送にレギュラー、新しい怒りは、淡々と問題点を指摘されて、ロシアのウクライナ侵攻、コロナも台本にあるが、今の国会で経済安保法があり、このまま通したらダメ、法案には書いていないものの、米中対立で安全保障というが、４つの柱があり、半導体のサプライチェーン監視、サイバー攻撃対策、先端技術を政府が管理、特許の非公開であり、先端技術の流出防止というが、政府の様々な調査、脅威になる国、中国、ロシアのものが入っていないか、守秘義務もあるがどういう品目が規制されるなど具体的なものがなく、政令で定める＝政権、警察による恣意的な判断が入り、そして企業にとって何がダメかわからず、委縮して、技術開発に支障、新技術に投資できずイノベーションが進まないもので、刑事罰が科されるので、企業にとって安全対策は警察の天下りを受け入れて、それで事前に情報をもらいお目こぼししてもらうなど問題だらけ。

　警察の不当な介入だと、横浜の中小企業、町工場（青木さん実名を出されましたが、冤罪被害者のため匿名とします）が不当逮捕されて、優れた技術でラーメンのスープの粉、半導体に必須なセラミック加工など優良な町工場、ここが中国に不正輸出として逮捕されても、初公判の4日前にでっち上げなので起訴取り下げになり、警察の恣意的な判断、この件は起訴取り下げになったが企業は大ダメージ、300日以上拘束、人質司法の問題（否認すると保釈されない）、専務はガンになり治療が必要なのにされず殺されて、売り上げも30億から20億に下がり、恣意的な捜査がかつてより起こりやすくなり、経済安全保障、本当に必要か、岩瀬さん、国民にちゃんと説明すべきと説かれて、青木さんこの法案を通すのは問題、岩瀬さん、岸田氏もわかっていないと説かれて、青木さん、後半も語ると説かれました。



　7時42分頃の特集パート２、経済安全保障法、参院で審議入りについて続き、安全保障でイノベーション委縮、町工場への弾圧で、警察への権限が強くなり、天下りが増えてムチャクチャな捜査が行われて、捜査機関の権限が増える、世界にも書かれたもの。

　町工場は、日本の先端技術はむしろ大企業より持ち、東大阪など、日本の弱ったとはいえ技術を支えて、この町工場、中国、韓国に不正輸出として弾圧、そして人質司法、日本の刑事司法は先進国失格、ゴーン氏の件もそうで、冤罪の温床、死刑になりかねないもので、自白があり、取り調べの可視化は裁判員裁判対象のみ、本来は取り調べに他のちゃんとした先進国みたいに弁護士が立ち会うべき、そして司法取引は国家権力と取引するので弁護士が立ち会うべき、取り調べの可視化もなく、人質司法、この町工場の件、逮捕された方は胃がんで病院に行った時は手遅れで、他の逮捕者はお見舞い、葬儀も行けず、遺族が国家賠償訴訟を求めて、300日以上勾留なのに警察、検察は誰も責任を取らず、安倍政権以降警察の権限が強化、秘密隠蔽法、共謀罪、土地規制法、原発、基地を警察監視、盗聴法もそれで、警察の捜査、情報収集の幅が広がり、しかし人質司法など、警察、検察を民主的に管理する体制はなく、警察は今回の冤罪事件で責任を取らず、町工場の被害者、国家賠償はむしろどうしてこんなアホなことをしたのか知りたく、赤木雅子さんと同じ、しかし赤木さんは認諾で、国民の税金で始末、この件は青木さんも雅子さんに取材、俊夫さんが実質殺されて、賠償より真実を知りたいものだが、あちらは財務省も説明せず、今回の町工場、また認諾もされて、警察捜査、検察の捜査でどうしてこんなアホなことになり、関係者の処罰の必要があるのに機能されず、他方警察の権限を増やして独裁国家、安倍政権以降、警察は暴力装置、人間を逮捕できて、銃を持ち、民主的なコントロールが必要、軍隊も同じだが、警察官僚が官邸に多数入り、この件、このままではダメ。

　岩瀬さんも、問題点を青木さんに初めて教えてもらい、安全保障というのはブラックボックス、今は経済でいると政府に言われると庶民は納得だと説かれて、青木さん、この法律の問題、町工場の冤罪、これを血祭りにして警察は警鐘を鳴らす予定が大失態、日本の優秀な町工場が大被害、岩瀬さんも庶民も無縁ではないと説かれて、青木さん、メディア、政治がちゃんと説明しないと国民はこんな状況でこういう法律はいると思ってしまい、こんな危険な法律、素通しはダメ。

　岩瀬さん、ニュースはウクライナとコロナ第7波になり、岸田氏の新しい資本主義に言及されて、青木さん、岸田氏も新しい資本主義を理解せず、岩瀬さん、有権者は問題意識を持つべきと説かれて、青木さん、アジアの難民を認めず、ウクライナの避難民20人を受け入れて政府の成果にするのは問題だと締めくくられました、以上、青木さんのお話でした。これも拡散してください！