市民運動創造と宇都宮健児ら群像コミュの【永岡浩一さんからの通信】和歌山放送ラジオ　伊藤宏の脳に効くニュース（2022/4/16）

【永岡浩一さんからの通信】和歌山放送ラジオ　伊藤宏の脳に効くニュース（2022/4/16）　ロシアの戦争を巡る情勢はウルトラセブンの警告した血を吐きながら続ける悲しいマラソンそのもの、多様性、話し合いで活路を拓くべき、和歌山の博打場の問題点を隠してのゴリ押し、維新の弱者切り捨てのやり方が民主主義を否定することを警告する！

　永岡です、和歌山放送ラジオの、ボックス金曜レギュラー、和歌山信愛女子短期大学教授、新聞うずみ火編集委員の伊藤宏さんのスピンオフ企画が第3土曜日夜にありました。聞き手は寺門秀介さんでした。

　前半のテーマ、桜は今年比較的長く、花冷えもあり、伊藤さん海南市に新居、和歌山県民になられて、しかし世の中は戦争のことばかり、さらにコロナ、コロナは第7波の危惧、和歌山も下がり始めてまた上昇、体制、大枠は変わらず、感染者が増えたら特に学校、部活は大変、そして高齢者施設でクラスターもあり、体力的にも弱いところに来て要注意。

　ウクライナ情勢、テレビ、新聞、雑誌もこれ一色、現地の情報は必要で、ウクライナ支援は必要でも軍事支援、ウクライナもアメリカ、ＥＵに武器を、それは人殺しの道具であり、力に対して力で対抗はダメ、敵基地攻撃、核共有と憲法を逸脱、そして、丸腰で守れるのかと言われるが、伊藤さんの専門のゴジラ、宝田さんが最後に出られた2004年のファイナル・ウォーズ、ストーリーは宇宙人の侵略だが、怪獣を操り消して地球人の味方ふりをするが、敵側の参謀、力による支配はより強い力に寄り滅ぼされるというものがあり、力に力で対向だと、血を吐きながら続ける悲しいマラソン、ウルトラセブンの第２６話、超兵器Ｒ１号での主人公ダンの発言、軍拡競争をやめるべきとして、子供の時に伊藤さんこれをご覧になり、当時ベトナム戦争、武力で平和は守れない、今の軍拡は血を吐きながら続ける悲しいマラソンに世界が突入している＝暴力に暴力では何も解決しない（この話、セブンのＤＶＤ第７巻に収録されています、皆さんもぜひご覧ください）。

　寺門さん、戦争の後で様々な知識人が軍拡を警告して、どうしてそれらが生かされないかと説かれて、伊藤さん、外交＝取引、トランプ氏のいうディール、しかし文化、歴史の違う国が多様性を認めあいながらやる真の外交は世界で行われず、首脳が話し合っても結論は出ず、国同士のやり取りは困難だが、武力、取引でやるのはＳＧＤｓに反する、多様性を認めず、伊藤さん、プーチン氏のいう浄化に戦慄、ネオナチを他末大義名分のところがナチになり、日本も単一民族ではなく、多様性を認めないとダメ、共存共栄の道を模索して、しかし意見が異なった場合に多数派が力でマイノリティーを圧して行ったら民主主義は破綻する。

　寺門さん、ロシアの言い分も見えず、日本はどうすべきかと問われて、伊藤さん、ニュースを見る際に、そこに至るものを把握すべき、ロシアは全て悪、ウクライナに軍事支援でロシアを叩けではダメ、１０年２０年さかのぼり、ロシアがこうなったのはなぜか、アメリカがアフガン、イラクでやったことは今のロシアと同じ、日本として、どちらが正しいかではなく、戦争が終わり、ロシアとウクライナが共存できる世界を作るために日本のトップが動くべきだが、政治、メディアともに軍事的にロシアを叩き、ではこのままだと泥沼になると警告されました。

　後半のテーマ、東京の恵比寿にてロシア語を消したのは寺門さんおかしいと説かれて、伊藤さん、中国の方は多く日本に来て国の姿勢とは異なるし、これでロシアの料理、ピロシキ、ウォッカなど否定は冗談ではなく、ヒステリー、そして目先の関心などを寄せやすいものに飛びつき行動して、それまでの経緯を無視してやるのは最近の日本に目につく。寺門さんも冷静になるべきと説かれて、伊藤さん、主義主張に一貫性のないのはおかしい。和歌山でショックであったのは博打場、和歌山市議会は同意、仁坂知事も推進で、しかし県議会の委員会は反対が多いとも推察されて、理由は資金のこと、しかし今後の選挙、参院選、知事選などを見てのもの、国でも参院選まで敵基地攻撃を保留、10万円給付もそうで、有権者に選挙目当てのリップサービスと、その後の検証は必須、そして博打場は資金面、その他環境問題で妥当なのか、パワーバランスで反対は県民を愚弄。そして行政が肥大で、議員定数、報酬を減らすのがいいというのが維新（伊藤さんは実名上げられませんでしたが、あえて実名にします）によりいいことのように言われるが、報酬に見合った活動をしないことは問題でも、全体をそのように把握して、一絡げに削減はおかしい、これから高齢化社会では大きな行政でないと自助に千代ることになり、コンパクトな議会とかは住民の首を絞めることになり、最低限の議員は必要、議員を減らすのは取りこぼしになり、報酬が少ないとそれでもやれる人間でないと議員になれず、それでも維新が削るのがいいとするのは問題だと締めくくられました、以上、伊藤宏さんのお話でした。