市民運動創造と宇都宮健児ら群像コミュの2022年02月18日 午前 10:04【永岡浩一さんからの通信】

【永岡浩一さんからの通信】和歌山放送ラジオ　ボックス（2022/2/18）　伊藤宏　虐待などの社会の負の面に直視して、格差・貧困が解決されないと社会そのものが崩壊することを強調する、岸田政権のコロナ対策と国会は神頼みと茶番劇、国民の苦悩を無視してデタラメをやる自公維新を野放しにしたら国民全員破綻を警告する


　永岡です、和歌山放送ラジオのワイド番組、ボックス、金曜日のコメンテイターは和歌山信愛女子短期大学教授、新聞うずみ火編集委員の伊藤宏さんでした。司会は赤井ゆかりアナウンサーでした。書き起こしはしんどく、命を削る思いですが、誰も助けてくれないので一人でそれを続けています、最悪のこの国がさらなる絶望にならないために、です。困っている仲間一人助けられず、選挙に勝つことも政権交代も、原発を止めることもできないです！



　伊藤先生の脳に効くニュース、前半9時20分頃のコーナー、リスナーの声が来て、犯罪の低年齢以下など気になるとあり、伊藤さん、データ的に犯罪の低年齢化はないが、凶悪犯罪は増えていて、形も変わり、動機がわかりづらい、以前は被害者との関係性もわかったのに、それがなく、そしてサイバー犯罪、ハイテク詐欺、共通テストのスマホ不正があり、中継役がいた模様、受験生一人ではなかったわけだが、ハイテク機器は小型化して、犯罪は増えるものの、問題は使うもののモラル、取り締まりはイタチごっこ、オレオレ詐欺も始まった際に啓発されたが、対策はされても減るどころか増えていて、自分は引っかからないと思うものが引っかかり、伊藤さんもやられるかもしれず、いたちごっこ、しかし社会の流れだが、気になる犯罪は虐待、岡山で子供を鍋に立たせて虐待、想像を絶する虐待を、夏にやるべきことを厳寒でして、それもひどいもの、虐待の行われるもの、信じられない虐待は続いて、罪に問われても、更生プログラムは虐待をしたものにはなく、虐待の個人的な問題があるが、生み出す、追い込む社会の問題が大きく、サイバー犯罪も、社会自体が個人を追いつめて、犯罪を個人にさせるような傾向があり、犯罪では当事者だけでなく、社会環境の問題があり、取り締まりでは解決せず、社会、教育、差別など、凶悪犯罪、虐待、殺人の加害者は、それなりに挫折、頑張っても努力が報われず、それで免罪されるわけではないが、努力が報われないとダメ。大学の進学者は、伊藤さんの時代と異なり親が大学を出て裕福でないと無理、大学に進学させられる家庭は親が大卒でないと収入的に無理。お子さんが大学に行きたいと思っても行くのが困難、親ガチャという嫌な言葉があるが、生まれながらに限界があり、勉強したくてもできない環境があり、犯罪は社会の負の面、問題点を可視化するものであり、単純に加害者バッシングでなく、社会のあり様と、格差を見ないとダメ。

　赤井さんも、格差により教育が受けられないと将来が不安だと説かれて、伊藤さん、学歴偏重社会はこの国に根付いて、男女の問題もそう、男女平等、女性が差別されていないことはなく、こんな社会にしたい理想に程遠い。赤井さん、虐待されたものが親になり虐待すると説かれて、伊藤さん、虐待されたもののケアが必要、この世から悲しい出来事をなくすのは、コロナ同様根本的に対策しないとダメ、社会の対処療法ではダメ、繰り返されるのは程度が悪くなり、負の連鎖を断ち切る（社会の暗部のツケを弱者に押し付けるのをやめないと）のは社会のあり方を根本的に変えないとダメだと説かれました。



　後半9時45分頃のコーナー、こちらもリスナーの声が来て、コロナ関連、第6波、岸田氏はピークを越えたというのは甘く、マンボウ延長は当然、ワクチンを選挙目当て備蓄は問題、第7波に4度目か、あるいは全国で重傷者が激増、入国緩和は問題、新たなウイルスが再拡大だと問題とあり、伊藤さん、今回の第6波、和歌山の感染者数を見たらわかり、第5波でも100人越えなかったのに最悪600人、昨日も500人、いくら重症化リスクが少ないとしても、オミクロンの感染確認から、感染力は強く死者は増えると専門家は警告して、分母が大きくなると分子は大きくなり、岸田政権、第5波までと根本的に異なるのに対応できず、マンボウは全国に出すべき、そして効果を検証すべきだが、それもされず、大阪は緊急事態レベルなのに出さず、それを説明しない。

　海外の入国制限、国内でここまで広がり、水際を今まで残したのはずれていて、市民感覚と乖離、オミクロン蔓延から2カ月、国内に感染者がないと水際対策は国外からも理解されるが、今は鎖国。経済界の要望で緩和というが、水際対策を緩めてまた変異株が出たら大変。岸田氏、就任して初の記者会見をして、しかし伊藤さんご覧になり中身はなく、伊藤さんは大学人で留学生のことを心配、全員足止め、日本への留学をやめた人もあり、お金で計算できない部分の打撃が大きいのに、マンボウには意味があるのか、そして岸田氏、水際対策で時間稼ぎしたと自画自賛だが、国内は感染爆発で岸田氏無策。総理は記者会見するのに、外国人入国を緩和というなら、水際対策の成果を具体的に説明すべき、通常の人間の会話なら当たり前なのに、岸田氏無責任。菅総理の際に、西村大臣は毎日テレビに出て、コロナ担当大臣は全く記者会見せず、官房長官のみでは国民は不安。

　大臣はテレビに出られないほど多忙なのか、あまりに無責任、ワクチン大臣も無責任、最前線の人間が必死だと国民は理解せず、岸田氏の政策は神頼みに等しい、コロナおさまってくれ、変異種来ないでくれ、もちろん政策はそれではダメ、政策、成果には根拠が必要で、岸田氏の記者会見は記者へのスピーチに過ぎず、国会も質問時間は野党が少なく、岸田氏野党の質問に答えず逃げて、追及した結果を残さないのは無責任。たくさん時間のある与党の質問はヨイショであり、総理、大臣の補足説明、自己ＰＲ。

野党は批判ばかりでなく提案しろとメディアは叩くが、無責任な岸田政権の政治はお芝居、それも茶番であり、もちろんそれで笑えず、ガソリン代もトリガー条項を使わず、5円補助するというが焼け石に水、茶番劇しかできない政権だと、日本は貧困、国家破綻。私たちが納税してしているはずの国家運営が破綻、これで新たな恐ろしい変異ウイルスが来たら、日本は持ちこたえられないと締めくくられました。以上、伊藤宏さんのお話でした。