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市民運動創造と宇都宮健児ら群像コミュの【永岡浩一さんからの通信】文化放送ラジオ ロンドンブーツ1号2号田村淳のニュースクラブ(2022/2/5)

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【永岡浩一さんからの通信】文化放送ラジオ ロンドンブーツ1号2号田村淳のニュースクラブ(2022/2/5) 木村草太 コロナの深刻さ、嫡出推定の問題点から法律変更の意味はある、外国籍の子供が日本語にアクセスできず義務教育を受けられない状態は憲法違反、多様性を子供たちに認めるべきことを語る



 永岡です、文化放送ラジオの、ロンドンブーツ1号2号田村淳のニュースクラブ、今週の気になるニュースは憲法学者の木村草太さんでした。島田さくらさんも同席でした。砂山圭太郎さんは北京五輪で中国から少しお話されました。要点のみ書きおこしします。



 昨日のボックスで伊藤宏さん、最後にリスナーの声を答えて、ウクライナについて、リスナーの質問があり、伊藤さん、アメリカでISを武器により追いつめて、武力に頼る形をとると第3次世界大戦も起こりかねない、が、日本は平和憲法があり、それを使うべき。また、石原慎太郎氏死去のこと、メディアは賞賛しているが、政治家がヘイトスピーチをいうきっかけを作り、それを批判すべきとの声があり、伊藤さん、慎太郎氏のヘイトスピーチは常軌を逸していて、メディアはそれを批判すべきとも説かれました(慎太郎氏は都知事時代に、差別語〇〇人発言をして(あまりにひどいもので伏字にしますが、私もこの差別用語、慎太郎氏の暴言で初めて知りました)、しかもそれで支持率が上がり、当時のニュースステーションで、今ならネトウヨになっていそうなオッサンが東京で〇〇人が悪事をしているという街頭インタビューが流れて腰を抜かしました。今思うと、日本でヘイトスピーチにお墨付きを与えたのが慎太郎氏、そして日本を今のようなネトウヨ社会にした、辛淑玉さんの言われる歩く差別、しかし慎太郎氏のコピーが無数にこの社会に跋扈して民主主義を破壊、慎太郎氏は徹底的に批判しないとこの国が崩壊します!)。



 木村さんの気になったニュース、島田さんが様々な今週のニュースを取り上げられて、その中で木村さんの選ばれたものは、やはりコロナ、オミクロンの蔓延だが、2歳の子供にマスクは無理、新しい感染経路ではなく、感染力で、距離を取る、寒いが換気すべきと説かれて、島田さんは、第6波の死者数は第5波のものに匹敵、極力感染を避けたいが、子供たち、学校に行かせないわけにいかず、体育、図工などリモートは無理でお子さん通わせて、学校で消毒は徹底、しかし一人感染で休校の例もあると説かれて、淳さん、重症者数は減っても死者数激増、亡くなり検査してわかっているのかと説かれて、国立感染症研究所、自治体のデータを問われて、木村さん、基礎疾患があり、それで弱体化、コロナで肺炎ではなくそちらでやられる、コロナから肺炎とは限らない。

 さらに、嫡出推定、離婚後100日のお子さんは前の夫の子供とする、結婚時は貞節義務があり、しかしこれで女性は負担+離婚時に結婚は、DVなどで破綻して、新しいパートナーと関係があり、DV男の子供と推定されると出生届けを出せず問題と木村さんも提起されて、重要なルール変更と説かれて、島田さんもこの法律作成時にDNA鑑定はなく、子供には父親がいた方がいい、DVの問題視されていなかった時代のもの、今はDNA鑑定で親子関係は容易にわかり、この変更は女性に有効だと説かれました。



 木村さんのさらに気になったニュースは、日本語の指導の必要な子供さんの、教育を受ける権利、日本に暮らす外国の方は激増だが、義務教育を受けられないお子さんが激増、小学3年前で日本で就学できない子供は2万人、憲法は子供に義務教育、ちゃんと国が受けさせるべき、親もそうで、罰則もあるが、日本国民は、自動的に入れるものだが、外国籍のお子さんは、学齢簿に載っていたらOKの日本人と異なり、これは外国籍のお子さんには適用されず、手続きを取れば外国人も無償で教育OKだが、その手続きが問題。憲法と、子供の権利助役、子供は初等教育、無償で受けられないとダメ、文科省も2019年に、外国人に教育を、としているのに把握されていない。

 淳さん、外国人が把握されていないのに驚かされて、木村さん、手続きは日本語でやらないとならず、それにアクセスできない外国人もいる、そして学校の言語対応、93000人外国人の子供が学校にいて、しかし日本が出来ず通えない生徒さんは約4万人もいて、さらに日本国籍はあるが、日本語で教育を受けるのが困難なお子さんも1万人ほどいて、それも母語は英語ではなく、最多はポルトガル語、続いて中国語、スペイン語、ブラジル人が多くポルトガル語が母語の子供は多く、しかしポルトガル語の話せる教師は少なく、さらに言葉は多岐にわたり、ポルトガル語の多いのは愛知県、トヨタのため、他方沖縄だと英語が多く、米軍基地のため、コーディネートできる先生を排すべき。学校単位は困難だが、地域に一人とか必要。

 2万人のお子さんが、日本語にアクセスできず義務教育受けられないのは深刻なことだと、木村さんも淳さんも強調されました。

 そして、日本学術会議もこの点で提言、外国人が高校に行くのにハードルがあり、その点学術会議がフォローして、6人任命されないのは憲法違反だが、学術会議は学問の入り口の高校でもこういうことをして、重要な提案をしており、人権のために活動していると締めくくられました。テレビは五輪狂乱、もちろん私は見ず、しかしラジオにはテレビの何万倍もの情報があります、以上、木村草太さんのお話でした。

 なお、赤旗日曜版最新号にスクープ、米軍が日本にPCR検査なしで入国している件、何と昨年9月に米軍は検査なしで行くと日本政府に通告して政権は黙認していたことを米軍関係者が認めています!(https://www.jcp.or.jp/akahata/web_weekly/#2022020602 )。在日米軍は日本を守るどころか、日本にとって最悪の脅威、テレビはDPRKのことをさんざん叩いているものの、DPRKは今のところ日本に実害なし、他方米軍は今のコロナ地獄の根源、岸田政権は自国の平和を仮面ライダーではなくショッカーに託しているようなもの、もちろん自民・公明・維新はショッカーですが、米軍を野放しにしていたら日本は破綻です!



コメント(4)

もう40年も前ですが、アメリカに駐在しているときに、アメリカの外国人教育は、さすがに徹底していると思いました。駐在員家庭の子女もすべて受け入れてくれて、英語が喋れなくても、特別学級で教えてくれました。この点、さすがはアメリカで、日本は遅れてる。アメリカから馬鹿にされるのも、やむを得ないこともある。
>>[1]

書いたことがみんな消えていました。
mixiにもたまにこういうことがあります。
アメリカの戦後教育はデューイらのプラグマティズムと言われていますが、その後も欧米の教育学は発展しています。このあとはまた消えそうなので一応ここまでにします。
>>[2]

こんなことですから、駐在員の帰国子女がアメリカ好き、英語好きになるのは、当然で、アメリカという大国の、遠大なる政策に脱帽です。
>>[3]

はい。まあ戦後にアメリカは貧しい日本人にはユートピアのような存在。
おまけにソ連東欧圏の解体。
自国に自信をもてるような生政府でなし。わかります。

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