市民運動創造と宇都宮健児ら群像コミュの【永岡浩一さんからの通信】ＭＢＳラジオ　西靖・谷口キヨコのもっと聞きたい！水曜日

【永岡浩一さんからの通信】ＭＢＳラジオ　西靖・谷口キヨコのもっと聞きたい！水曜日（2021/12/15）　辻元清美＆立岩陽一郎　25年の議員生活から提言、維新のどぶ板は立憲にはまねできず、維新はブランド力を関西で確立して、それを無責任に応援したテレビの責任も大きいこと、リベラルは食べないとならない貧困の前に困難なものもあるとことを語る

　永岡です、ＭＢＳラジオの、西靖・谷口キヨコのもっと聞きたい！水曜日、本日のゲストは立憲民主党の元衆院議員、辻元清美さんでした。要点のみ書きおこしします。ジャーナリストの立岩陽一郎さんも参加でした。

　報道するラジオの案内であったジャーナリストの平野幸夫さん、大塚副環境相の不祥事で岸田政権の末期状態をブログで指摘されています、https://ameblo.jp/hirano-yukio/entry-12715758466.html　

　辻元さん、ポリタスＴＶやくにまるジャパンなどに出られたものの、関西のラジオメディアには選挙後初登場の模様、肩書はなし、辻元さんのみ、前衆院議員だが、政治家とは名乗らず、辻元さん、世話になった人に報告、国政報告を支援者に発送、アンケートで声を聞く。大阪に大体いて、初当選から25年、東京にも生き代表も変わり、高槻にいてまあまあ多忙、貧乏暇なし(笑)。

　西さん、収入がなくなったと問われて、辻元さん、両親といて独り者、家賃は要らず食費のみ、しかし政治的な発信など、選挙で惜敗すると東京の事務所は撤退しないとならず、秘書・スタッフの仕事がなくなり、みんな悩んで大変。谷口さんも足場がなくなり、肩書もなくなり、一人の人間として不安定かと問われて、辻元さん、朝早く目が覚めて国会に行けないと悩み、起きるのがしんどいが、政治活動は、今も政治家かも知れず、当選も落選もあり落選を恐れて政治家はやれず、落選に悔いはあり、町を歩いて何か言われないかと思い、厳しい審判で、今の境遇を試されている。谷口さんも、政治は動いていると説かれて、辻元さん、途絶えてつらかった。

　西さん、浪人中でこんなことをしたらいいか、立岩さんの意見を問われて、立岩さん、立憲は党が弱い、落選者の声を聞いて、立岩さんは、立憲を党の中からしっかりされるのに辻元さん適任と説かれて、辻元さん、新体制になり、世代交代、辻元さんは立憲の党員、やれることはやりたいが、うるさいオバハンが口出しするのかと躊躇される。立岩さん、自民を取材して、強みは政治家ではなく党本部、総裁ではなく、事務局長ら職員の下支えがあるのに立憲はその組織がなく、辻元さんが党の執行部をしっかりさせるべきと説かれて、辻元さん、そんなことを思いつかず、自民は政権を支えて職員も職人芸、野党は前回2017年希望の党で6つに分かれて、巨大な安倍政権に国対委員長として対峙するが職員二人のみ、国対委員長の経験者なし、自民は森山国対委員長のまわりに組織がしっかりして、それを育てる必要はあり、様々な国会をしてきたが、自民との差は大きく、政府・与党は官僚と言うシンクタンクを持ち、野党はそれに対抗できるシンクタンクなし、ヨーロッパだと野党を大事にする、イギリスは女王陛下のもの、政権交代が国を良くするとして、野党に政策予算をつけて育てている、政党として、与党が圧倒的に強く、自民は企業から政治献金も多数もらい政党交付金、野党と与党はあまりに力が違いフェアな力関係にない。

　西さんは、ニュースの雰囲気から、今の与党に野党に配慮する制度を作れなどできないと説かれて、辻元さん、民主主義の歴史が欧米と異なり、日本は民主主義のコスト、ツールを野党のために与えるべき、野党にシンクタンクは必須、選挙の分析、自民は選挙分析の会社を作り、元宿氏がやっているが、自民は党本部の官僚機構がスゴイ。立岩さんは辻元さんを参院にではなく、衆院に戻したい、岸田政権は簡単に解散せず、党を作って欲しい。

　リスナーより、来年の参院選に出るかと問い、辻元さん、言ってもらえるのはありがたいが、今は悩んでいる。立岩さんは立憲の足腰を強くすべき、辻元さんの人間力を使うべき、立岩さんの連れ合いさんは、辻元さん＝総理、総理のイメーじだが、これとほ質問のうまい議員はなく、菅氏もしゃべり、立憲の土台を作るべきと説かれて、辻元さん、やるポテンシャルを上げないとならないし、その整理は必要。

　西さん、党は世代交代としても、辻元さんの存在は大きいと説かれて、辻元傀儡と見られたら損だと説かれて、辻元さんその通り、西さん、辻元さんのブランドの歴史が分厚いと説かれて、辻元さん、デトックスしたい、岸田氏が解散直前に国会をして、関西弁でなく追及したら噛んで、言葉は急に変えられない。西さん、辻元さんver2.0になるべきと説かれて、辻元さんはピースボートの裏方、ベンチャーを運営して、裏方は好き、しかしあの頃はリュック一つで世界に援助して、今は介護現場など行き、現場を学んでデトックスしたい、永田町の手あかは伊達ではない。

　立岩さん、辻元さんはどこかでデドックスが必要ならチャンス、3,4年で裏方をやるのは意味ありと、お願い、提案型（笑）と説かれて、西さん、立憲は提案型になるというが、岸田氏の優柔不断を攻めあぐねていると問われて、辻元さん、提案と監視は両立が野党、野党ではなく立法府が内閣の監視、三権分立、これを国会が無視したら破綻。自民も派閥があると引きずりおろす監視機能があり、しかし今はなく、批判は野党の仕事。国対委員長で70法律を作り、しかし与党が多く止められて、ドイツだと野党の提案を勧める機能があり、テレビは野党批判ばかり、辻元さんのヤジしか報道してくれない。

　西さん、立憲について、野党第一党、政権交代のため過半数の候補を出す、代表選で泉氏、しかし候補が全員執行部に西さんしらけて、政権交代は無理だが、モリカケ桜で野党は何をしている、政権交代はその後、そして党を刷新するものが執行部だと盛り上がらないと問われて、辻元さんは与野党伯仲と言い、それで議論の出来る議会にしたい、国民の意図とずれたら選挙に負ける。立憲は政権交代を言わないと、ではなく、2017年は55人当選、必死にやり、しりに火が付き高揚感、近畿で5議席、今年は3議席。そして振り落としたら、野党は数が少なくやれず、自民も高市氏と岸田氏が共存している。

　リスナーより、維新が躍進した要因は、短くて強いメッセージがなかったと質問があり、辻元さんも維新の強さを実感、単なる風ではなく、全国にも広がり、橋下氏がリーダーとして出て10年、300人近い議員、首長がいて大阪で強く、源流は自民の手法＝どぶ板である。立憲はどぶ板困難、しかし辻元さんはどぶ板が大事と説かれて、そして吉村氏が毎日テレビに出て、小池氏は記者会見のみ、テレビ局には来ず、大阪のテレビ局は吉村氏を呼んでゲストのようにいるのは、知事とは言えどおかしい、自民の幹事長を毎日出すようなものであり得ず、吉村氏は維新を伸ばすために下心、それにテレビ局は取りこまれている。

　西さん、吉村氏はコロナ対策を聴くためにテレビに呼び維新の宣伝に結果的になったと説かれて、辻元さん、公平な姿勢がメディアに必要、西さん、意図的に露出を増やしたと説かれて、立岩さんテレビに出てマイナスのものもあり、その点吉村氏はうまくやった。

　西さん、維新は最初橋下氏の個人商店から、住民投票否決で辞任して、どうして地固めで来たか、地方議員、首長が維新で増えて立憲は減っている理由を問われて、辻元さん、大阪の知事、市長を取り議員が増えて、他の市町村も増えて、知事、市長のトップを取ったのは大きく、議員の定数削減をして庶民に喝采、しかし一人区になり維新しか通らず、高槻で維新が1,2位で通り、トラブルで維新をやめたら落ちて、維新はブランド力、有権者は人物ではなく維新ブランドで投票、それで維新は伸びている。それで大阪は良くなったか？コロナで大阪は死者数最悪、国政の問題ではなく、全国平均の倍、人口当たり亡くなり行政の責任、政策の検証は必須、それを選挙で訴えたが、吉村氏頑張っているのに悪口言うなと叩かれた。

　負けたのは、自分が悪いと辻元さん言われて、ウルフルズのそれでええねん、をリクエストされて、西さん、個性を大切にがリベラルなのに受けないと説かれて、辻元さん、格差が広がり、リベラルの経済政策が弱い、支え合い分かち合いと言うが゛どの国でも食べないとならずリベラルは苦戦している。西さん、日本は成長せず、貧乏になる恐怖があると説かれて、辻元さん、ジェンダー
夫婦別姓は経済政策にリンクして、ワンフレーズポリティクスは困難だが、それをどうするか模索している。西さん、成長と分配も野党の提案が必要だと説かれて、リスナーより、自民支持者だが、理想を大切にするべきとの提言があり、辻元さん、自民は政権をともにしたこともあり、理想と現実のベストミックスは大事、政治は妥協の芸術、みんなに納得してもらえる妥協は必要。立岩さんは、リベラルは理想が現実に先行するが、現実は平等ではなく、しかし辻元さんがシンクタンクと言われた意味はあり、小さくとも実りのあるものが必要だと説かれて、辻元さん、提案はヒントになったと説かれて、立岩さん、この番組が日本を変えるか、と締めくくられました、以上、辻元さん、立岩さんのお話でした。