市民運動創造と宇都宮健児ら群像コミュの【永岡浩一さんからの通信】文化放送ラジオ　くにまるジャパン極（2021/11/29）

【永岡浩一さんからの通信】文化放送ラジオ　くにまるジャパン極（2021/11/29）　大谷昭宏　いじめ殺人事件と学校、メディアの関係、殺人事件の多発する中でのあり方を問う！

　永岡です、文化放送ラジオの、くにまるジャパン極、月曜日のコメンテイターはジャーナリストの大谷昭宏さんでした。野村邦丸さんの司会、松井佐祐里さんがパートナーでした。政治関係を中心に要点を書きおこしします（今回は事件が中心です）。

　深読みジャパン、子供が巻き込まれた事件、中学生が同級生を刺した件と叔父による放火で小学生二人死亡の件、前者はいじめが原因、大谷さん、日刊スポーツのコラムで生徒、先生、保護者が本気で向き合うようにと書かれて、第3者の調査より、クラスメート、先生、保護者が良く知っていて、第3者の調査では真相解明になるか、当事者はつらいが話してほしい。いじめられた側の裁判もがあり、今回は第3者ではなく、大きな刃物があり殺意は大きくおざなりなことでは真相は見えない。コラムでも大谷さん、厳しい作業だがやらないといけない、全校集会も大変だが、心情を吐露する例もあり、大谷さんは放送の仕事をされて、教育委員会、警察の声は報じられるが、同級生や学校の子供の声は報じられず、中学3年は自意識があり、調べるのは放送の人間がやり、ＢＰＯは子供への接触を禁じている自粛だが、いじめは頻発して解決されていない。大人の口から聞こえる犯行動機は納得できず、被害者、加害者の名前を報じないもので、被害者の名前を報じると殺された側に落ち度と取られるものがあり、学校名を伏せるのはどうか、つらい作業だが、報道機関は責任をもって事件に肉薄すべきと説かれて、邦丸さん、放送だとスクープ合戦になり、子供たちに興味本位で接すると、子供たちを傷つけると説かれて、子供たちはスマホを持ちＳＮＳをして、ネットでこういうことがあったと報じても信憑性に問題だと説かれて、子供たちに言いたいこともあり、ＳＮＳに出して、しかしそれをどう扱うべきかと説かれて、大谷さん、ＢＰＯはＳＮＳ時代にテレビ放映は永遠にネットに残り、中学の頃のものが残ると問題、取材は顔隠しでもダメ、池田小学校事件のこともあり、当時大谷さん発生直後取材、子供たちは理路整然と話してくれて、しかし1週間後、以降流さないでほしいとなり、議論が必要。全校集会もなかなか大変。
　邦丸さん、同級生が命を奪うものの大変さを説かれて、いじめを受けたと思うのは千差万別、心の傷もそうであると説かれて、大谷さん、生徒会の応援演説のことは昨年のこと、大谷さんの基準なら、アンケートに出てこない、学校がいじめと認識せず、学校がいじめに気づくのは大変、応援演説の際に嫌がられたか不明、大谷さんもテレビでいじめの問題をされて、殺害に至り、日本では殺人事件の発生は最近増えて、小田急線のようなそれに近いものもあり、大人で、凶行に及んでいい空気があったら大変だと説かれました。
　邦丸さん、第3者の調査で、真相はわかるのか、大谷さん、首をかしげる結果になり、その意味を問われました。
　そして、叔父が放火の事件、大谷さん、甥っ子たちの命を奪う理由は、それも放火して、ガソリンをまいてのもの、両親が不在の間に放火、被疑者のみ飛び出して、二人の命を奪う凶行になり、コロナ禍ではあるが、家は叔父のもので、妹夫妻が住んで、母親が施設に行き、母親がいた際はバランスが取れていたものが爆発、しかし50歳のものが火をつけるのは理不尽。邦丸さん、心の闇というが、中身はわからず、人の命を奪う意味は分かるのか、ブレーキは効かないのかと説かれて、大谷さん、寂聴さんは99歳に亡くなり、憎いものは先に死ぬ（笑）くらいのものは必要、いじめの真相、そして子供たちのケアを説かれました。

　静岡県川勝知事の発言、御殿場にはコシヒカリしかないと辞職勧告決議、大谷さん、川勝氏はリニアなどで自民と対立して、ユニークな知事だが、失言で辞職勧告は問題、選挙はやったばかり、長くやるとボロが出ると締めくくられました、以上、大谷さんのお話でした。