市民運動創造と宇都宮健児ら群像コミュの【永岡浩一さんからの通信】ＴＢＳラジオ　赤江珠緒たまむすび（2021/11/15）　青木理

【永岡浩一さんからの通信】ＴＢＳラジオ　赤江珠緒たまむすび（2021/11/15）　青木理　子供手当ての自公の野合のデタラメ、デジタル化での国家による市民管理の問題点、警察・検察の公安の暴走から権力がデタラメをやったら無限の被害が出て、メディアと野党がちゃんと権力を監視・批判しないと民主主義は破綻することを警告する

　永岡です、ＴＢＳラジオの、赤江珠緒たまむすび、週刊ニッポンの空気にラジオジャーナリズム界の首位打者、ジャーナリストの青木理さんが出られました（療養を終えた小田嶋さんの代打）。カンニング竹山さんも同席でした。要点のみ追跡します（ちなみに、テレビは小室さん眞子さんのニューヨーク行きばかり、スポーツ紙は全部それであったそうです、もちろんDappiのダの字もありません）。

　朝、ラジオ日本にも出られた青木さんのＴＢＳラジオでのテーマは、先週のニュースから、18歳以下の子供への10万給付、現金＋クーポン、マイナンバーを持つとポイント、公明は一律給付を求めて自民と合意、青木さん、政治は妥協の芸術という政治家もいるが、何が目的かわからず、これは経済対策であり、日本は世界最悪の借金で対策はどうか、しかしコロナで苦しむ人がいるのに、なぜ子供なのか＋子供の貧困は7人に一人と「先進国」最悪、子供に給付の理由は、なら全家庭に配るべき、バラマキ批判を恐れて、子育てのみのクーポンなら経済対策ではない、子育て支援ではない＋クーポンだと中抜きが匂う、子育てのみなら経済対策ではなく、買い物だとおむつ、塾、教育か？子供さんにはいろいろ費用がかかり、クーポンだと仕組みに問題、無駄なお金がかかり、手間もかかり、現金給付の方が妥当、マイナンバーを使うと有利というのは国家の市民管理で問題、マイナンバーの普及。

　赤江さんも、無数の論点をどさくさ紛れに問題と説かれて、青木さん、こういう論点は政治が取り組むべきこと、子供の貧困、一人親だとさらに深刻、子供が貧困＝次世代の「国力」が落ちる（青木さんは国力という言葉は嫌いだが）、子供は青木さんいないが、社会で支えるべきでも、一つ一つの論点は重要でもごちゃまぜでデタラメになっている。竹山さん、自民と公明の都合で捻じ曲げられた、子供だと学費を減らす、給食費を下げるなどと説かれて、青木さんもセッションでこの点を語られた方がいてその通り、自公のやり方では子供支援にならない。赤江さんももっとシンプルに進めるべきと説かれて、青木さん、総選挙でバラマキ、財務次官がそれを月間文春で批判して、様々な思惑でゴチャゴチャの妥協の結果デタラメになった。赤江さん、子供たちへの借金になると説かれて、青木さん、現役世代の責任もあり、気候変動の問題もそうで、ＣＯＰ26では先進国と途上国の対立、分断があり、青木さんの世代と若い世代の考え、負うものは異なる。赤江さんも、公明党のポケットマネーではないと説かれて、青木さん、世襲議員が多いとポケットマネーに思える。

　マイナンバーは、青木さん、国民総背番号になり、デジタル化、国家が国民を把握するのは不可逆的に起きるが、プライバシー保護など、市民の権利を確立してやるべきなのに、それをせず国家が国民の管理を優先して、台湾のオードリー・タンさん、政府のデジタル化、政府は国民の見えないところがあり、国民から政府は全部見えるべき説かれているのに納得、他方政府のデータ、公文書は黒塗り、改竄、破棄のなかでそんな政府にデジタルは任せられない。

　紐付けされて、預金など国家にわかったら問題と赤江さんも説かれて、青木さん、マイナンバーはゴリ押しだが、病院の通院、買い物、あるいは買い物、ＧＰＳデータが悪用される、それも政府が悪用する危惧があり、日本は一応民主主義の国家だが、政府批判するものが監視されたら独裁国家。一律給付に便利としても、こういうデータは国家では反しない、反したら処罰と、オードリー・タンささんのようなやり方でないと信用できない。

　青木さんの以前紹介された、外為法違反で弾圧されて、不起訴の社長が国家賠償を求めた件、国と都は請求の棄却を求めた件、これは中国への不正輸出として逮捕、起訴だが、初公判の4日前に起訴取り消し＋11カ月勾留、役員の一人はガンで保釈されず亡くなった事件があり、メディアも10月、11月に毎日、朝日が報じたもの、国家と個人の、警視庁の思想弾圧を許してはならず、最初から不当逮捕されたものは経産省の許可は要らないと主張して、その通り、毎日、東京新聞はこの訴訟を報じても、どうしてこんなことになったかは報じられず、警視庁の公安部は左翼叩き、しかし左翼はこんなことをせず、中国辺りで存在意義を示すために暴走、そして警察が暴走しても検察がチェックすべきものができず、検察に青木さん取材されて、2010年の大阪地検の、証拠改竄をやったものが今回も関り、警察・検察がデタラメ、まして今、中国に不正輸出と叩かれたら会社は潰れて、このような思想弾圧を許してはならない。

　青木さん、メディア、野党が権力を監視しないと、民主主義社会は破綻、その際に甚大な被害が出ると締めくくられました、以上、青木さんのお話でした。