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市民運動創造と宇都宮健児ら群像コミュの【永岡浩一さんからの通信】J−WAVE JAM THE WORLD-UP CLOSE(2021/11/2) 青木理&白川優子

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【永岡浩一さんからの通信】J−WAVE JAM THE WORLD-UP CLOSE(2021/11/2) 青木理&白川優子 国境なき医師団スタッフとしてアフガン現地に入った報告、日本のアフガン報道は欧米経由のタリバン憎しだが、現地はそれとは異なり、しかし現地で飢える子供たちも多数いて、権力者を叩くために制裁したらより弱いものが窮地になるジレンマをみんな知って欲しい!


 永岡です、J−WAVEのアマゾンミュージック配信のUPCLOSE、火曜日の担当はジャーナリストの青木理さんでした(https://music.amazon.co.jp/podcasts/8b57f1db-5114-443e-8ff9-eb4f6c35dc41/jam-the-world---up-close?returnFromLogin=1&referer=https%3A%2F%2Fmusic.amazon.co.jp%2Fpodcasts%2F8b57f1db-5114-443e-8ff9-eb4f6c35dc41%2Fjam-the-world---up-close%3FreturnFromLogin%3D1& )。概略書き起こしします。

 今回のゲストは国境なき医師団MSFの白川優子さん、8月にアフガンがタリバンに制圧されて以来現地で5週間ボランティア活動をされていて、アフガン南部で医療活動、10月末に帰国、日本のマスコミもこの件を知らず、アフガンの現状について、メディアでは初登場、以前もJAMで青木さんとコラボされて、アフガンの現地は、日本のメディアでタリバンによるアフガン陥落を直接報じず、8月26日にアフガンのカブールから離れた南部のヘルマンド州にて5週間、ラッシュカルガンで活動、国境なき医師団の病院があり、10年以上継続して活動、前任者もいたが、8月に戦闘になり、身の危険を感じながら病院を維持、白川さんも現地で支援。

 病院は、国境なき医師団の立ち上げたものではなく、医師団も参加する病院、300床の総合病院、様々なものを24時間見て、現地スタッフ800人参加、アフガンの州の、公立の病院。8月にタリバンがアフガンを制圧して、戦闘は8月初めから2週間、当然負傷者も激増、医師たちは大変、白川さんは8月15日の戦闘終結後の26日に参加、病院に運ばれる、駆け込む患者は戦闘の負傷者だけでなく、通常の通院患者も多数いて、それまで通院していた患者さんは通えなくなった。戦闘で持病の方が治療できず、戦闘終了で患者殺到、患者さんが通えるようになり、アフガン全土でも、公立の病院はアメリカ、EU、世界銀行の支援で薬剤など運営していたが、開発援助がストップ、それを頼りにしていた病院が不全になり、給与未払いなどあり、アフガン全体は大変、首都でも200くらいの小さい医療機関は活動不能、この病院に患者が殺到、入院の必要のある患者も対応困難。

 青木さん、戦争で医療活動だけでなく、持病の医療リソース崩壊で、MSFの病院に助けが殺到と説かれて、白川さん、日本でもかぜなどで医師に駆け込むもの、医療機関は身近なことはアフガンも同じ、戦闘が終わり、負傷者の搬入は減っても、栄養失調の子供さんでベッドが足りない=食糧が足りない。医療機関に来ても、栄養失調は、病気で治療・入院は必須、現地で栄養失調の対策のものはあり、赤ちゃんたちが大変、戦闘でそういう子供たちは大変、治る子供もいるが、70人くらい診察に来るほど、ベッドが足りず、外科、内科でベッドが空くと栄養失調の子供に当てる。

 現地は大変、そして治安はさらに悪く、見た目では、白川さん、8月26日に入り、当時カブール空港で爆発と世界で報じられて、空港で現地に行くと、人々の日常があり、日本で見ていた、治安の悪化したカブールのイメージはあったが、しかしマーケットも日常、戦闘が終わり日常生活は可能になり、白川さん、チームでセキュリティルールがあり、戦闘、空爆、地上戦は白川さんの行かれた際にはなかった。

 国境なき医師団は悪い政権でも民衆を助けるが、タリバン政権の手に落ちたアフガンは恐怖政治と報じられて、しかし報道特集だと民衆は日常、タリバン=悪ではなかったと青木さん説かれて、現地のことを尋ねられて、白川さん、初日、子供も遊べて、女性も顔を出して歩けて、女性がタリバンで虐げられていると報じられているようなことはなく、病院に行き、800人のスタッフは女性も多い、助産師だけで60人、産婦人科医師は女性が多い。それもアフガン、タリバンは女性を働かせないというのは一方的な見方、国境なき医師団は中立の立場、ともかく命を助けるために対話、軍、村の長老と対話して、受け入れてもらい、タリバン政権とも対話して、白川さんたちは活動OKの合意を得た。

 青木さん、タリバンの女性抑圧と世界で報じられても、白川さんの病院では女性の労働OKかと問われて、白川さん、病院とタリバンの話し合いで活動はOK。戦闘も終わり、生命の危険を感じる銃声などはなかった。そして9・11からアメリカのアフガン侵攻をして20年、アフガンはまたタリバンになり、この20年は何であったか、アフガンは何を一番求めているかを問われて、白川さん、政権が変わり、報道は罪のない庶民が求めているもの、みんな平和を願い、タリバン政権になり、各国は資金援助の停止などしているもので、医療機関、学校でも給料の遅配になり、当事者同士の対立により、苦しむのは末端の庶民。

 青木さん、どの国でも、人権問題で圧力をかけたら一番弱いものがひどい目に合うと説かれて、白川さん、基本的人権、その日の食べ物すら脅かされて、それを知って欲しい。青木さん、ぜひ聞きたかったこと、国境なき医師団スタッフに白川さんなられた経緯は本にあり、時代の異端者たちにも白川さんとの対談があり、白川さんは国境なき医師団の看護師になりたく、命を助ける、国境なき医師団に参加。青木さん、紛争地に行くことに迷い、躊躇は過去なかったのに、今回はあったというものを問われて、白川さん、自分でも心境をはかり、今回アフガンへの派遣は3年ぶり、白川さん、海外の現場には2018年のイラク以来、国境なき医師団の事務局の職員をして、スタッフの採用をされて、そして今回、紛争地に慣れていて、今すぐ行けるという意味で白川さん行かれて、8月初めから情報があり、他に行く人はいないのかと戸惑いもあったが、今のアフガンに入るのは怖いと、過去なかった思いもあり、この3年東京にいて平和で食事、交通機関になれて、それでアフガン行きは迷いもあった。

 しかし、白川さん、アフガンを見捨てられず、そしてバックヤードの仕事もいるが、国境なき医師団、白川さんのような存在がいないと大変な世界になってしまったと青木さん説かれて、白川さん、国境なき医師団は発足50年、命の危機にある人々は絶えず、70か国以上、500以上の現場で活躍、医療を必要とする人たちに救いの手を差し伸べる。青木さんも、表参道で国境なき医師団のキャラバンを見られて、白川さん、資金調達、資金面では国家などの背後はなく、民間の寄付が大半、権力、公的なお金に頼らず90%以上民間の寄付で、それで活動の自由はある。青木さん、特定の国のお金をもらうと敵対する政府に排除されると説かれて、そしてまた白川さん海外に行かれるか、現場が全てではなく、現場を支えるスタッフ、寄付される方、白川さんのされる採用など様々な活動があり、そして世界には医療を求める無数の困窮した庶民があり、またそういう人たちを救いたい。そういう白川さんに、青木さんエールを送られて時間になりました。

 青木さん、白川さんのアフガンのお話、アフガンの一部に過ぎないが、日本のメディアでアフガンに入った人はほとんどなく、欧米のメディア経由の情報でタリバン=悪と日本で報じられて、タリバンには問題もあるが、それを叩くとより弱い人たちがさらに苦しくなると締めくくられました、こういう内容、ラジオならではのものです、これも拡散してください、以上、青木さん、白川さんのお話でした。

コメント(1)

最貧国での、民主・自由・人権の押し付けは、下層の人たちの何も役に立たない。
そんなことより、独裁政権でもいいから、まともに飯を食わせてくれ!が庶民の叫びでは?

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