市民運動創造と宇都宮健児ら群像コミュの【永岡浩一さんからの通信】文化放送ラジオ　ロンドンブーツ1号2号田村淳のニュースクラブ（2021/10/23）

　古舘伊知郎　テレビアナウンサー一直線、報道ステーションＭＣを経てテレビの意味、ＭＣのあるべき姿勢を語る

　永岡です、文化放送ラジオの、ロンドンブーツ1号2号田村淳のニュースクラブ、今週のすごい人はフリーアナウンサーの古舘伊知郎さんでした。アナウンサーの砂山圭太郎さん、弁護士の正木裕美さんも同席でした。要点のみ追跡します。
　古舘さん、ＭＣの本、昭和レジェンドから令和新世代まで、仕切り屋の本懐（https://honto.jp/netstore/pd-book_31118680.html　）を書かれて、古館さんはテレビ朝日でプロレスの実況、紅白の司会、報道ステーションで12年ＭＣをされて、テレビ、ＮＨＫ、民放全局で活躍、　リスナーからの質問に答えて、Ｆ１実況で決まったと説かれて、そしてテレビ、ＭＣについて語られて、古館さんのテレビ人生も語られるもの、今のテレビ、報道ステーションについて語り、古館さん＝報ステだが、古館さん、最初は報道に向かずと断り、エンタメ志向で無理と思っていたが、トーキングブルースでジャーナルを知り、ニュースは人の悲しみがあり、それでやることになった。淳さん、帯番組で頑張られて大変な覚悟、12年は大変と説かれて、古館さん、骨のうずめる覚悟、他の仕事を断り、古巣のテレビ朝日、49歳にて報道ステーション、キャスターではない、キャスターになるというと批判されて、それまでの自由なしゃべりと、ニュースを見る視聴者の変化は大きく、民法と刑法くらいちがう。
　淳さん、古館さんの挑戦を評価されて、古館さん、最初滅多打ちにされて、2004年は電話で古館さん叩かれた。砂山さん、久米さんの番組は比較的自由であったと説かれて、古館さん、久米さんの時のニュースステーションと異なり、ＮＨＫは報道専門、報ステはニュースショー、様々な問題が出て、久米さんが広島が負けて坊主のようなものは報ステになかった。
　淳さん、古館さんの番組を評価されて、古館さん、冷戦も終わり、しかし対立は多様化、淳さんのナンパ術のテレビを評価されて、それで人心掌握（笑）。そして政治的な発言で淳さんを評価されて、淳さんは、かつてチャラチチャラのものが政治を語るなと今も叩かれて、しかし淳さんも成長、古館さんもニュースを変えたものが大事と説かれて、古館さん全く同意、そうして発展するものに意味がある。
　古館さんのトークライブ、客席で感動のものに淳さん驚かれて、古館さん、人間の愛嬌が欠損する危惧があり、古館さんはＭＣ論で、しゃべりだす前の1秒の表情が大事、ゆったりだと意味があり、マネできない。正木さんもそうだと同意されて、古館さんに指摘されるまで気づかず。
　古館さん、自分の母親は昨年亡くなり、フルーツサンドのことを語るとハスキーになる（笑）、アイコの歌に通じるもの、淳さんの話をラジオで聞く意味を説かれて、ハスキー、肩透かしで、喘ぎも意味がある、天性のもので古館さんにない。淳さん、報ステ降板で不自由な12年と語り、言いたいことを言えず、しかし古館さんの報ステは淳さん評価されて、古館さん、堀潤さんを出して原発を取り上げた意味は報ステにあり、当時は頑張れたが、一つの言葉をいうと誰かを傷つける。古館さんは原発反対だが、それで職を失う人もいて、鬼検事と人権派弁護士が自分の中で同居するようなもの。脱炭素は語られるが、同時に一大ビジネス、しかし低炭素から始めないといけないのに、長期計画ばかりで国内で石炭火力、矛盾があり、報ステでそこは模索。ライヴではガンガンいうが、マスメディアで言えない自分のせこさも感じる、出す場所を考えるべき、場所でテーマは、言葉は意味が変わり、脱炭素の前に低炭素、ＥＶのためにＣＯ２を出して、再生可能エネルギーを伸ばすのに、既存のエネルギーとのコラボは必要。
　台所で、ゴキブリホイホイにゴキブリが入り、ヒット商品、これを作る会社がゴキブリを養殖？根拠はないが、二酸化炭素対策、人口の光合成など、低炭素からでないと脱炭素は困難だとゴキブリホイホイから考えて、全部しゃべると3時間ライヴ、しかししゃべりにリミットはある。
　本は、出版社に頼まれて、自分を前面に出すのではなく、昭和のテレビ黎明期から、自分も司会者を長くやり、報ステを経た経験を本にした。淳さん、古館さんはＭＣを目指す人間として意味があり、古館さんはテレビのコンテンツを持っていると説かれて、布目達さん逆、自分が持っていないものが多い。今年のはじめに、都議会選挙の収録で淳さんを評価、自分をひっこめた意味があると説かれて、淳さんはプレイヤーとしてひな壇にいるのと、ＭＣは違い、さんまさんのようなことは淳さん出来ず、ゲストにやってもらう意味を模索、古館さん、それは今後のＭＣのあり方を示すもの、昨年暮れで収録、無私の精神、淳さんの姿勢を評価。
　淳さんは自分の色を出したいと問われて、古館さん、政治的な硬いもの、バラエティの姿勢と、様々な色が出せて、淳さんの髪の毛の色に注目、何とも言えない、この色と眼鏡、Ｔシャツのビジュアルの意味があり、もっと派手なＭＣもいるが、淳さんの姿勢はＭＣとして貴重。
　古館さんは、引き算で示し、何が好きか模索。宮迫さんを巡る問題でユーチューブも古館さんチェックされて、ビジュアルで淡々と語る意味はあり、古館さん67歳でハイテンションだが、まだ模索すべきものがある。しかし古館さん引き算は苦手、テレビにはまだ怖い。淳さんも、古館さんの言葉、聞き逃しなしでいけると説かれて、古館さんは淳さんと好対照、淳さんも勉強したい。
　リスナーから、結婚式司会のやり方を問う声があり、古館さん、まず自分を楽にする、そして視界から逸脱したらダメとされるが、司会者は脱線すると喜ばれる、古館さん娘さんの結婚式の司会をされて、そちらの方が楽（笑）、しかし娘さんは嫌であった（笑）が参加者に受けて泣かずに済んだ。そして娘さんはしょうがない（笑）というものの、淳さん、娘さんはうれしかっただろうと説かれて、古館さん、台所でゴキブリ1匹は30匹、古館さんのような立場の人はもっといると締めくくられました。
　私・永岡もテレビの報道、ワイドショーの破綻は古館さんの報ステ降板（2015年）から加速して、今やテレビはネトウヨ番組ばかり、そのため市民はネット番組、ラジオを情報源とするものの、この古館さんの位置には意味があり、テレビをまともにするのは、安倍政権でネトウヨ社会に成り下がった日本をまともにする必須条件だと感じました、古館さんの模索に敬意を表します、以上、古館さんのお話でした。