市民運動創造と宇都宮健児ら群像コミュの【永岡浩一さんからの通信】Ｊ−ＷＡＶＥ　ＪＡＭ ＴＨＥ ＷＯＲＬＤ-ＵＰ ＣＬＯＳＥ（2021/8/25）

　望月衣塑子＆伊藤和子　ウィシュマさんが名古屋入管に殺された件の詳細報告、ＤＶ被害者を人間として扱わず、戦前の特高警察そのままの入管の人権蹂躙をズルズル認めたら日本社会は破綻することを警告する！


　永岡です、Ｊ−ＷＡＶＥのアマゾンミュージック配信のＵＰＣＬＯＳＥ、今週水曜日の担当は東京新聞の望月衣塑子さんでした（https://music.amazon.co.jp/podcasts/8b57f1db-5114-443e-8ff9-eb4f6c35dc41/jam-the-world---up-close?returnFromLogin=1&　）。望月さん、社会部で伊藤詩織さん事件、モリカケなど多彩な仕事をされて、番組の司会はこれが初、望月さんに司会もできるもの、3週に一度参加されます。ゲストは弁護士の伊藤和子さん、ヒューマンライツナウ（https://hrn.or.jp/　）の事務局長の伊藤さん、名古屋入管でのウィシュマさんの実質殺された事件がテーマです。概略追跡します…で、この件、聞いて書き起こしして私・永岡も怒り頭に来て、読むと心臓に悪いかも知れませんが、しかし安倍晋三氏や入管はもっと悪いのです！



　望月さんのＪＡＭＵＰ ＣＬＯＳＥ司会初陣、入管の報告書はデタラメ＋隠蔽、入管、警察の対応に問題、ウィシュマさん33歳で殺されて、2017年にスリランカ大を出られて、現地で日本の子供たちを教えて礼儀正しく感激、こういう子供たちを育てたいと、2017年に来日、千葉の日本語学校に入り熱心に勉強、が、2017年にＤＶ男と出会い学校に行かなくなり、そして学校を除籍、難民申請アウト、非正規の滞在、静岡にＤＶ男と移り、昨年8月に現地の交番に、ＤＶ、中絶強要で保護を求めて、しかし入管に拘束されて、1月に血を吐いて半年で2０kg減り、治療は、点滴すらされず見殺し。伊藤さん、入管に殺された例は多く、ウィシュマさんはDV被害者で、それを入管は実質拷問、2017年以降17人入管で自殺も含めて亡くなり、ウィシュマさんはＤＶ男にやられて逃げて、2019年に妊娠したのに、ＤＶ男の取り寄せた堕胎薬を飲まされたと被害者なのに、警察は被害者として扱わず、ＤＶ被害者には、入管は基本的に仮放免する方向、ＤＶ対策のものもあり、それらと連携してやるべきで、肉体的な暴力を受けたらそれを警察など対応すべきものをせず、報告書はムチャクチャ、措置要領を名古屋入管は理解せず、人権の理解なしでともかくスリランカに帰れであり、その上で入管で虐待。早くＤＶ被害者として守っていたらウィシュマンさんは殺されずに済んだ、その責任検証は必要。

　入管は、措置要領を職員は知らず！幹部は東京でＤＶ防止など研修を受けても、現場は知らないと望月さん取材されて腰を抜かして、これは入管のみか、外国人差別か、伊藤さん、自治体、裁判所ではＤＶ防止は必須、ＤＶ防止法は20年になり、伊藤さんもこれを講演されても、末端の入管の職員は知らず、人権感覚ゼロ。望月さん、ＤＶ被害者として在留資格は再発行すべきなのに、報告書だとそれを隠蔽、ウィシュマさんをＤＶ被害者として保護しなかったのは不適切ではないと逃げて、しかし望月さんの取材だとＤＶ男は束縛するもの、ウィシュマンさんがスリランカに電話したら怒るなど異常な男、銀行口座にお金を入れてもウィシュマさんに届かず、スリランカと連絡も途絶えて、ＤＶ男といて、学校に行くな、交際ではなくＤＶ被害、在留資格を失った学校に行かないのも、再交付をすべきと望月さん怒られて、伊藤さんは、ウィシュマさん殺されて、それでＤＶ被害者ではないといのうは大問題、ウィシュマンさんは言い訳の機会もなく殺されて、報告書にＤＶの理解なし、在留資格についても入管の職員ではなく、ＤＶの専門家が判断すべき。家を追われたウィシュマさんは見事にＤＶ被害者、加害者からスリランカに帰ると殺すと脅されて、入管ではなくＤＶの専門家に任せるべき。法務省は再発防止に何も報告せず、難民のＤＶについて無責任、ともかく暴力をされたら救うルートを作るべきものができていない、それでＤＶだから拘束は、伊藤さん納得できない。

　望月さん、ＤＶ男に聴取して、暴力をふるったが、ウィシュマさんも抵抗など入管は言うものの、ＤＶ専門家は判定に加わらず、5人の考察があり、3人でウィシュマさんはＤＶ被害者ではないという始末、そしてＤＶ被害者として扱うべきなのにせず、抵抗したからＤＶ被害者ではないというのは問題、伊藤さん、抗拒不能の例と似て、こんなことをされたらＤＶ被害者は危険になり、自己防衛の権利はあり、10０の暴力に1抵抗でＤＶと認定しないと専門家でないものが判定は大問題、調査はやり直すべき。

　望月さん、ウィシュマさんの銀行口座はＤＶ男が管理、携帯も使えずなのに、入管はウィシュマさんの立場に立たず、ともかく出ていけが入管、報告書は隠蔽だと怒られて、伊藤さん、処分はなしに等しく、入管は責任を取らず問題。望月さん、ＤＶ男も収容されたが、コロナ禍で入管がこいつを仮放免＝加害者が仮放免でウィシュマさんはころされて、法務局の統計にウィシュマさんはＤＶ被害者とされず、ＤＶ男は仮放免でウィシュマさんに脅迫状、ローマ字で書かれて、しかし入管はそれをウィシュマさんに渡してしまい、入管でウィシュマさんＤＶ男と鉢合わせしたくなく、部屋から出ない！ＤＶ被害者にあまりに入管のやり方はムチャクチャ、伊藤さん、被害者に何をすべきか入管はわかっていない＋脅迫自体がＤＶ行為、ウィシュマさんはそれでトラウマ、脅迫状が来たらＤＶの専門家に任せるべきなのに、入管は資格もないのにこんなことをして、戦前の特高警察波、人権教育は入管にされず、収容者の保護は全く考えていない。

　望月さん、上川大臣は謝罪しても、入管の佐野氏、訓告処分で済んで、ウィシュマさんが亡くなる直前、カフェオーレを飲めず鼻から牛乳だと監視職員が笑い、ウィシュマさんを嘲笑、そして殺される前日は薬の効果で朦朧、点滴を、というウィシュマさんの訴えを現場の職員は無視して殺して処分されず、佐野氏も2月にウィシュマさん車いす状態で仮放免をという支援者の訴えに耳を傾けず、次長は2月に仮放免を検討しても、現場の職員は処分されない。伊藤さん、現場の職員がウィシュマさんを殺して、管理職とともに、人間を殺した責任はあり、人権感覚ゼロの入管職員にこんなことに関わる資格なし、処分がないと犠牲者は続き、管理職も処分すべき、入管は解体すべき。

　望月さん、人権意識のなさは、全員収容の方針にあると説かれて、伊藤さん、日本のやり方はあり得ず、刑事事件で逮捕勾留されても、人権の配慮は必要、国連から入管は批判されて改善せず、なぜ全件収容か、日本も批准している条約に違反、収用は必要最小限にしろと国連に指摘されて改革せず、そしてウィシュマさんは殺されて、反省せず犠牲者を出し続けて、「これは日本の恥」、基本的に原則仮放免のことにしないと人権国家と言えない。

　望月さん、ウィシュマさんの妹さん二人は姉の死を無駄にしないで訴えて、こんな軍国主義の残滓を払拭しないと日本は民主主義国家ではないと説かれて、法務省は例の15000枚の公文書を16万払わせて全部黒塗り！ウィシュマさん事件は国際的に問題視されているのに、日本は、入管は人権蹂躙国家を続けて、このままではダメ、リスナーも考えてほしいと締めくくられました、以上、望月さん、伊藤和子さんのお話でした。これも拡散してください！