市民運動創造と宇都宮健児ら群像コミュの【永岡浩一さんからの通信】文化放送ラジオ　大竹まことゴールデンラジオ（2021/8/19）

　望月衣塑子　名古屋入管におけるスリランカ人見殺し事件の文書15000枚がほとんど黒塗りの現状から、日本の民主主義は最初からない、第3者による公文書チェックのない社会は破綻することを警告する！

　永岡です、文化放送ラジオの、大竹まことゴールデンラジオ、今週木曜日の大竹紳士交遊録は東京新聞記者の望月衣塑子さんでした。パートナーは大久保佳代子さん、アシスタントは砂山圭太郎さんでした。昨日、ワクチン（かかりつけ医はファイザー）1回目を接種して腕が痛い程度でしたが、ワクチン不足は大変で、今予約しても来月下旬になるそうです。また一部週刊誌に高血圧、高血糖の薬を飲む人は接種したら危ないとの記述がありましたが、医師に聞いてみたらそれらを服用する人が大変多いので叩かれているのみ、ワクチン接種と死亡の因果関係なしということでした…で、望月さんのお話の内容は予想通り、頭にくる話ですが、これを読んで怒り行動してください！

　望月さんのテーマは名古屋入管で実質殺されたスリランカ人のウィシュマさんについて、入管が文書を15000枚公開してほとんど黒塗りだったこと、この件は昨夜のポリタスＴＶとレイディオ・ダイアログでも安田菜津紀さん報告されて、弁護団が開示しろと申し入れて、公文書はほぼ100％黒塗り、タイトル以外はわからず、最終報告書は出てももちろん不十分、どころか最終報告のものも黒塗り、さらにウィシュマさんの最後の2週間のビデオ、2時間に編集して遺族のみに見せて、弁護士（指宿さんなど）は見られず。

　ウィシュマさんは2017年に日本に来られて、スリランカで日本に感銘を受けて学ぶために来日された、現地で高等教育を受けた方、家族も応援、しかし2017年の末に元恋人からＤＶ、学校も欠席、寮にも元恋人を入れてしまい、それで出席日数足りず在留資格を奪われて、元恋人に殴られて少ないお金をもって逃げて、その上元恋人から、妊娠してもスリランカからの堕胎薬を飲まされて！これはＤＶ男による犯罪！子供を死なせてしまい、つまりウィシュマさんは保護されるべき、ＤＶ被害＋ＰＴＳＤ、本来警察が被害者として保護すべき、銀行口座もＤＶ男に抑えられて、携帯も家族と話すとＤＶ男に殴られる始末、ウィシュマさん追い詰められて、ともかく在留資格をなくしたのはこのＤＶ男が原因なのに、ひどいのは最終報告書で、ウィシュマさんをＤＶ被害者として認めず、在留資格を再び与えず、審査したものにＤＶの専門家はおらず、ＤＶ被害者を保護すべきものを入管で犯罪者扱い。入管には一応通報されて、ウィシュマさんがＤＶ被害者なのに犯罪者扱い。ＤＶ男も収容されて、ウィシュマさんのせいだと脅迫があり、それも入管は知っているのに、人権の配慮なしで、脅迫文をウィシュマさんにみせてしまい、同じ入管だと殺されるとウィシュマさん恐怖、通常の感覚ならありえない人権無視。

　日本人でも、ＤＶ被害者の女性、あるいは男性も警察は守らない！大竹さん、収監されて虐待されて、司法のチェックがなく、虐待されたと説かれて、望月さん、鼻から牛乳と怒られて、大竹さん、さらに請求したものは黒塗り＋コピー代16万円請求、赤木ファイルも黒塗り、隠蔽、開示請求に同じ省庁の人間が自己チェックなし、15000枚も黒塗りにする手間あったら公開しろ、。第3者チェックがいると説かれて、望月さん、その通り、大竹さん、国会に出る文書も同じ省庁による隠蔽と説かれて、黒塗りに怒られて、望月さん、役所に不都合なものがあまりに多く、桜を見る会、文書を出せと共産党の宮本さんが請求した人に廃棄、こういう公文書は役人ではなく、第3者の管理が必要、国民の税金で運営される役所の文書は国民のもの、公開は必須と説かれて、大竹さん、文書がなかったことにされるのはとんでもない、民主主義崩壊だと怒られて、文書の公開は民主主義の根幹、アメリカだと30年経つと公開なのに、日本だと公開されないと怒られて、アメリカとの戦争の文書もアメリカから出てくると説かれて、望月さん、ホワイトハウスは大統領の発言も録音される、他方どこぞの島国は独裁国家と怒られて、大竹さん、ルールがないと民主主義破綻、黒塗りは国民冒涜と締めくくられました、以上、望月さんのお話でした。