市民運動創造と宇都宮健児ら群像コミュの【永岡浩一さんからの通信】Ｊ−ＷＡＶＥ　ＪＡＭ・ＴＨＥ・ＷＯＲＬＤ-ＵＰ ＣＬＯＳＥ（2021/8/17更新）

　青木理＆宮台真司　アフガニスタンはアメリカの帝国主義の結果、ケツナメ国家日本も無縁ではない、コロナ、五輪で破綻国家日本のダメさが世界に発信されて、国民が声を上げてインケツ政権を追放しないと日本沈没を語る


　永岡です、Ｊ−ＷＡＶＥのアマゾンミュージックでＪＡＭＴＨＥ ＷＯＲＬＤを配信するサービスが昨日から開始、火曜日の担当はラジオジャーナリズム界の首位打者、青木理さん、ゲストはラジオジャーナリズム界の代打の神様、宮台真司さんでした（https://music.amazon.co.jp/podcasts/8b57f1db-5114-443e-8ff9-eb4f6c35dc41/jam-the-world---up-close?returnFromLogin=1&　）。お二人のやり取りを概略追跡します。青木さん、ネット配信の番組のレギュラーは初とのことで、私も大ファンの青木さんを毎週聞けるのはありがたいです。

　青木さんのジャムで評価の高い宮台さん、ネット配信で、若い人が聞くと説かれて、青木さん、まずはアフガンのこと、タリバンの手に落ちて、米軍がいたら押さえていたが、ガニ大統領が逃げてタリバンがアフガンを奪取、問題は９・1１とアフガン、イラク戦争にあると説かれて、宮台さん、戦後のイギリス、フランスの責任、そして70年代以降は米軍の蛮行のツケ、イランの政権をアメリカの石油産業が奪おうとして、ＣＩＡがクーデターをさせて、しかしホメイニ革命が78年、アメリカが自国の価値で認められず、宗教的な狂信者、ホメイニ氏が悪いとして、他方フセイン氏をイラクで育ててイラン・イラク戦争になり、フセイン氏、イラクの独裁政権になり、アメリカの自作自演の結果、そしてアメリカはフセイン政権を潰した。ソ連もアフガンに関与、ビン・ラディン氏、９・1１をやったものは、アメリカのソ連戦略として作られた、要するにフセインと似ている。青木さん、70年代にソ連がアフガンに侵攻して、反共ゲリラの結果と説かれて、宮台さん、アメリカがソ連との対立でこのような戦争をして、アメリカの戦争狂乱で中東は大変になり、歴史を知っているものは熟知しているが、タリバン、ホメイニ氏をアメリカは狂信者というものの、アメリカにやられた政治的な怨念があり、アメリカの侵略に対抗しているもので、宗教的な反発ではなく、アメリカに対立する基盤として宗教がやり玉にされて、対テロの人間はアメリカに留学して、宗教をアメリカが悪用、狂信的といういい方はおかしい。サウジの富豪がそのような位置にあり、アメリカのような大国が利権のために中東に戦争して、そしてしっぺ返しだと青木さん説かれて、宮台さん、アメリカやイギリスの軍産複合体があり、10年に一度戦争しないと兵器産業が破綻、米英ともに同じ、そういうドキュメンタリーはいくつも作られている。

　青木さん、アメリカの利権のために中東が蹂躙されて、そしてアメリカでも市民はそういうものに嫌気と説かれて、宮台さん、日本はアメリカのケツナメ国家で動員させられる、中東のアメリカの利権のために日本も戦争に巻き込まれる危惧はある。

　他方、日本のインケツ菅政権、デルタの猛威、五輪について、宮台さん、日本の政治、行政のデタラメが白日のものになり、厚労省がＰＣＲ検査を阻み、日本はしかし病床は多いのに医療崩壊、医師会の利権があり、政治が一緒に利権に絡み、世田谷では検査して、0.2％感染、東京で1日2万人は感染。行政の発表する感染者数は驚くべきものだが、実際はその何倍、陽性率10〜20％はとんでもない、ＷＨＯの基準の10倍、分母を10倍＝感染者数は発表の10倍＋緊急事態、憲法改悪をしたい自民のクズの跋扈、しかし政治はデタラメ。

　青木さん、ＰＣＲ検査、当初から抑制、政治的な対立にされて、1年半たって始末つかず、しかし厚労省は帰省するなら検査しろと支離滅裂と説かれて、宮台さん、利権、保健所に負担がかかり、他の先進国は医者も要らず、薬屋でＰＣＲ検査を原価500円でできて、役人の利権のためと説かれて、青木さん、病床の転換、医師会の問題点、病床は日本は人口当たり多くても精神科の多いもの、欧米の1/1０の感染者数でパンクのトンマを問われて、宮台さん、医師会は与野党ともに献金、政治家は医師会に忖度。菅総理も医師会なしに選挙できず根性なし。そして、中国、台湾、ニュージーランドはゼロコロナ、コロナウイルスを撲滅ではなく、囲いの外に追い出す＝検査を徹底的にやり、感染者把握＋水際対策徹底、ニュージーランドだと感染者一人で首相が会見、ゼロコロナをやっている国はマスクなし、ライヴＯＫ、経済は回復。ところがどこぞの島国は、検査をせず、外出自粛＝経済破綻、ゼロコロナをしないと、日本発祥の変異株で世界破綻。コロナと経済対策の両立ならゼロコロナしかない。

　青木さん、結論から言うと五輪のような不要不急のものをして、アベスガ政権はコロナ対策なにもしていない、検査しない、自宅を棺桶、しかし選手村を野戦病院にと説かれて、宮台さん、東京には廃止された学校が多数あり、感染しても重症でない人をゾーニングすべき。中国は100万都市でも一人感染で全員ＰＣＲ検査で成功、が、どこぞの島国は破綻。青木さん、それは中国のような強権国家だからできるとクズが言うと説かれて、宮台さん、昨年哲学者アガベンさんがロックダウンに従うな、行政の強権を許す＝ナチスと同じ、ミャンマーだとそうされて、むき出しの生にこだわり破綻。ドイツのメルケル氏、東独出身で苦渋のことをして、ニューヨークのアーダーンさんはちゃんと記者会見、菅総理と根本的に異なり、国民がしっかり受け止める、メルケル氏、アーダーン氏らが頭を下げて国民は納得。ヨーロッパでは若者が一時暴動、しかし日本で政治家は二枚舌、五輪で人を入れてラムダが入り、他方で国民に旅行するな、政治家は国民のやる気をなくさせる二枚舌の名人！

　青木さん、緊急事態条項ではなく、国民一人一人にしっかり訴える力がアベスガにないと説かれて、宮台さん、ワクチン過信はダメ、重症化は止められても感染は防げず、菅総理のやり方だとゼロコロナできず、日本は取り残されて、五輪とコロナは、日本の政治、行政のダメさを世界に示したいい例（笑）になった。青木さん、落ちるところまで落ちないとダメかと説かれて、宮台さんも菅氏の落ち方にビックリ、しかし犠牲者がたくさん出て、コロナはどの国も平等に遅いかかり、日本は先進国で感染者数最悪。青木さん、亡くなる人、コロナで追いつめられる人、自宅で苦しい人もいて、青木さんも黙っていられない、宮台さんの声を聞きたいと締めくくられました。青木さん、宮台さんの分析に毎回感服、そしてアフガンの危機と、アホ菅総理のコロナ無策、しかし国民はそれと無縁ではなく、アホ政権を何とかしないといけないと説かれました、以上、青木さん、宮台さんのお話でした。