市民運動創造と宇都宮健児ら群像コミュの【永岡浩一さんからの通信】和歌山放送ラジオ　ボックス（2021/6/18）

　伊藤宏　菅総理、政治家の記者会見で質問をちゃんとしない日本のメディアの問題とワクチンのみ頼るのは問題であることを語る

　永岡です、和歌山放送ラジオのボックス、金曜日のコメンテイターは和歌山信愛女子短期大学教授、新聞うずみ火編集委員の伊藤宏さんでした。司会は赤井ゆかりさんでした。

　ジャーナリスト元木昌彦さんのJ-CASTニュースでの週刊誌紹介（https://www.j-cast.com/tv/2021/06/17414075.html?p=all　）、新潮は五輪イケイケで元木さん批判されて、そして文春の目玉スクープの平井ＩＴ大臣のスキャンダル、ＮＥＣを恫喝、平井氏は電通出身というだけでＩＴ大臣（平井氏の弟は四国新聞社長）、即刻腹切りものです。またニューズウィーク日本版に中国の武漢のことも載っているというもの、元木さんの指摘は参考になります。

　伊藤先生の脳に効くニュース、昨日の菅総理の記者会見にフランスの記者が突っ込んでも日本の記者はダンマリ、大阪のテレビでは吉村知事をヨイショで問題だと伊藤さん冒頭に説かれて、そして伊藤さんに今週もリスナーの声が来て、やはり菅総理の記者会見がテーマ、東京も感染も増えてデルタ株も増えて、それで緊急事態解除か、五輪はスタッフもワクチン不十分、国会閉幕でもコロナ禍深刻、東京はリバウンド、国会で土地規制法、人権侵害の法律なのにマスコミが報じず、民主主義の危機、イギリスだとワクチンでも感染拡大、感染者は減ったとしても、ワクチンを進めるべきともあり、伊藤さん、緊急事態の延長は沖縄を別にないと予想してその通りだが、緊急事態とマンボウは国民には違いがわからず、国民の受け取り方は異なり、国民は収束したと思ってしまい、緊急事態解除、当初東京都は感染者数が100人を切るのが基準なのに昨日500人、この点菅総理は記者会見でちゃんと言わず、五輪をするための解除、痛くない腹を探られる菅氏、まだ懲りないのか、国民を煙に巻くのか、メディアの問題、メディアが菅総理にちゃんと聞くべき。メディア、国会で菅総理が答えないなら国民が声を上げるべき。

　記者会見も菅総理逃げて、伊藤さんは記者時代、総理の会見には出ていないが警察の会見では質問して答えを聞いたものなのに、菅総理の会見はドラマみたい、あんなはぐらかしで記者は納得するのか、解除は五輪のためかと菅氏にちゃんと言わせるべき、あんな答えで満足したらダメ。赤井さんも複数のメディアの協力がいると問われて、伊藤さん、官邸の記者会見は幹事社がいて、しかし取材をさせてもらう、痛いことを書いてもそれがメディアなのに記者の保身、テレビ局も頻繁に政治家を出して、それが悪いのではないが、必要以上にテレビが政治家に敬語を使い問題、政治家は国民がこき使って当然なのに、菅総理だけでなく、国民、メディアも含めてモヤモヤ、ストレートにすべき、外国のメディアはストレートに質問して、しかし日本のメディあには疑問を持ったはず。

　コロナ問題、ワクチン接種が進むと状況は変わるというが、ワクチンは任意、さらに問題も出て、ワクチンを打ちたくない人もいるはず、治験も完璧ではなく、新しいワクチンに抵抗の人もいて、そういう人が接種しないと差別してはいけないのにすでに差別はあり、伊藤さんの大学でもワクチンを学生さんに接種してもらうのに大変、接種しない人を差別したら、この社会は壊れる、差別をなくす配慮がいるのにワクチン打てばかり、国会を開いて議論はすべき。東日本大震災の時には、民主党が国会を閉じようとして当時自民党が野党で抗議して続けたのに、今の菅政権はデタラメだと伊藤さんも赤井さんも指摘されました。

リスナーより、お嬢さんが伊藤さんの大学に入学して伊藤さんからゴジラの講義を受けたとあり伊藤さん感心された、またコロナ禍、感染者数、また増えたものもあり、五輪が近づくと不安との指摘もあり、東京はすごい人出とも赤井さん指摘されました。また伊藤さんのラジオでの指摘にエールもありました、以上、伊藤さんのお話でした。