市民運動創造と宇都宮健児ら群像コミュの【永岡浩一さんからの通信】文化放送ラジオ　大竹まことゴールデンラジオ（2020/6/10）　望月衣塑子

　憲法改悪抜きの緊急事態条項こと土地規制法による沖縄の米軍による自然破壊を告発した女性の弾圧から、日本の民主主義の危機を警告する！決してウチナンチュだけの問題ではない、ヤマトンチュも声を上げるべき！

　永岡です、文化放送ラジオの、大竹まことゴールデンラジオ、木曜日の大竹紳士交遊録に月一のレギュラーの東京新聞の望月衣塑子さん出られました。パートナーは光浦靖子さん、アシスタントは砂山圭太郎さんでした。

望月さんのテーマは土地規制法こと憲法改悪なしの緊急事態条項、昨日のポリタスＴＶでも沖縄現地から報告がありましたが、地上波ラジオで望月さんの啓発は意味があり書き起こしします。沖縄県警がチョウ類研究者のＭさんの自宅ガサ入れ、望月さんこの件を沖縄メディアから聞かれて、Ｍさんはチョウ類の研究をされて、米軍の廃棄物、北部訓練場は菅氏が官房長官時代に返還＋世界遺産指定、ところが蝶を研究されるＭさん、実弾、不発弾が大量に（3000以上！）＋コバルト6０のある試験管も見つかり、世界遺産登録は問題、米軍基地のあることで環境破壊＋米軍は破壊し放題、日米地位協定で原状回復は要らないというものの、冗談ではなく、米軍の環境破壊は許されず、一昨年秋からＭさん収集されて、米軍に引き取れとしても拒否、が、コバルト60の場合はシャットアウト＋防護服で回収。

　Ｍさんに家宅捜査、しかしＭさんは毎日環境破壊を調べて、米軍、沖縄の警察に目障り。しかし威力業務妨害は、コバルト6０の場合ももちろん米軍に非があるのに被害者のＭさんガサ入れ。しかし世界遺産だと観光客も来るもので、多くの人は歓迎してもＭさんは地位協定の問題、米軍基地の環境破壊を告発。

　Ｍさんは米軍基地の廃棄物を基地に置いて抗議して、Ｍさんも調べに応じても、名護署ではなく沖縄県警の捜査、5月にＩＵＣＮ、国際自然保護連合が素晴らしい自然と評価して自然遺産に登録は決まり、しかし富士山も世界遺産登録の際にごみが問題になりＩＵＣＮから勧告。Ｍさんは環境破壊を告発して、Ｍさんはこの点を日米ともに知られたくない、富士山でも問題になり、放射性物質もあるほど。Ｍさんは世界遺産登録に反対ではないが、日本政府と米軍に好き勝手させたらダメ。

　大竹さんも、地位協定は76年1ミリも動かず、日本は空の制空権も変わっていない＝日本は米国の植民地＋国土の0.7％に米軍基地7割のゆがんだもの、地位協定を動かせと説かれて、望月さん、土地規制法は基地、原発の1km以内で日本政府、米軍に好ましくないものを叩くものだが、これはその先取り、基地、核の周囲の人間が声を上げたら弾圧。基地、原発の周囲の住民が声を上げられず、なぜそんなことになるのか、抗議する声を潰す法律、Ｍさんのような抗議するものを叩くのはとんでもない。大竹さんもこのような弾圧を不当と説かれて、望月さん、これは官邸の意向ではなく、菅氏はコロナと五輪でそれどころでない、大竹さん、辺野古埋め立ては物理的に不可能、一昨日の上間さんのお話もあり、高齢者が辺野古蹂躙に反対、しかしダンプで土砂を運ぶのも、監視する警官もウチナンチュで分断だと説かれて、望月さん、分断されられたウチナンチュ、辺野古蹂躙はヤマトンチュも反対してないと民主主義破綻。大竹さん、上間さんは湘南海岸が破壊と同じと説かれて、望月さん、コバルト60の際には現地は大騒ぎでも、ヤマトンチュのメディアは無視、こんなことを許してはならないと締めくくられました。沖縄戦の際の知事、島田叡さんは神戸出身、神戸にもウチナンチュの方は多数おられて、灰谷健次郎さんの太陽の子は神戸が舞台、私も沖縄は他人事ではなく声を上げます、以上、望月さんのお話でした。