市民運動創造と宇都宮健児ら群像コミュの【永岡浩一さんからの通信】文化放送ラジオ　くにまるジャパン極（2021/5/24）　大谷昭宏

　ワクチン接種は国民の安全のためにやるべきで政権や五輪のためにあるのではない、高齢者の接種を菅政権はちゃんと配慮すべき、愛知リコールの民主主義蹂躙から、これを見過ごすと署名活動という言論の自由破綻の危機を警告する

　永岡です、文化放送ラジオの、くにまるジャパン極、月曜日のコメンテイターはジャーナリストの大谷昭宏さんでした。野村邦丸さんの司会、西川文野さんがパートナーでした。大谷さん、やはり大阪からリモート出演でした。



　ジャーナリストの平野幸夫さん、オリンピックと菅政権のデタラメをブログで指摘されています、https://ameblo.jp/hirano-yukio/entry-12676180693.html　菅政権とオリンピックマフィアに取って、今年東京を中止したら来年中国に（コロナに勝った）栄冠を取られるという焦燥感がある模様です（22日のデモクラシータイムズでジャーナリストの斎藤貴男さんが指摘されていましたし、同日の朝日新聞で猪瀬「5000万円横領」直樹氏、日本が中止で中国にされたら日本は国際的信用を失うと脅して爆笑！日本の国際的信用など、入管で難民を虐殺して元々ないのを猪瀬氏、知らないみたいで…）が、オリンピックをなし崩しにされたら感染拡大で日本破綻です！五輪は強行されたら太平洋戦争の際に天皇制、国体を守るために300万人犠牲にしたことの再来です。



　深読みジャパン、大谷さんのテーマはコロナ緊急事態宣言延長と大規模ワクチン接種であり、自衛隊の大規模接種センター開始、厚労省の承認したばかりのモデルナのものを使い、政府は7月までに高齢者に接種、東京は1万人、大阪では5000人1日に接種（初日は半分）、プッシュ型、ともかく多く接種だが、邦丸さんは読売に、政治の現場の記事があって、驚く1幕があり、接種7月完了、総理は何を言われてもゴリ押しというもの、菅氏、河野氏を呼び出して7月までに接種完了しろとハッパをかけて、自治体は8月までかかるというのに、菅氏は7月に終えろとするもの、そして自衛隊による接種、1日100万摂取は無理と河野氏は抵抗、1日70万回でというものの、そういう記事があり、ともかく6月に1億のワクチンは確保というものに大谷さん、河野氏か止めたもの、菅氏の暴走化について、インサイダーストーリーととして読ませて、有事はトップダウンでやる典型だが、菅氏、支持率低下でワクチン頼み、ワクチンが普及しないと内閣は持たず、しかし五輪までに高齢者接種ならというのはトラタヌ、霞が関の官僚は無理と指摘していて、自衛隊動員は考えていなかったが、凶と出るか吉とでるか＋ワクチンの副反応も問題、国民がワクチンを渇望して、大混乱になるのはわかっていて、インチキ、高齢者の徹夜も問題、物資が不足だと奪い合いになり、抽選が解決策、早いもの勝ちはダメだが、菅氏のアイデアは早い者勝ちのもので問題。

　邦丸さん、菅氏のゴリ押しで、余りを捨てるのも目をつぶり一人でも多くに接種の強引なものだと説かれて、先着順より公正さがいると河野氏は言い、読売の記事で菅氏は腹をくくり、しかし厚労省の官僚は無理というもの、大谷さん、菅氏のやり方を否定せず、ワクチン接種迅速化、下村氏の言う通りなら来年春までかかるというもの、官僚を猛烈に動かすのは問題、実態は五輪、総選挙、支持率対策のためのワクチンとみられて、自衛隊動員には杉田氏、警察庁出身の公安官僚がハッパをかけて有事＝戦争だというが、国民の健康が先ではなく、政権と治安のため、ワクチンは必要だが、何のために菅氏のゴリ押しはあるのか、メディアは報じるべき。国民の安全を菅氏はちゃんと考えているのか、災害、疫病で国民の安全第一のはず。

　邦丸さん、自衛隊も動員、河野氏が防衛大臣だからではなく、スギターリンルート、菅氏も防衛事務次官にハッパ、安倍氏も官邸主導、これは厚労省など根回しで間に合わないのかと問われて、大谷さん、総理の指揮命令の発揮されるのは自衛隊、指揮官は総理、自衛の組織だが、軍隊として最高指揮官として20万の兵士を動かす自衛隊は力があり、総理が命令して厚労省はそう容易にはならず、厚労省のトップは大臣で、自衛隊は違う。邦丸さん、賭け、菅氏の判断がプラスだといいが混乱を危惧されて、大谷さん、お年寄りはパソコン予約できず並ぶしかないと説かれました。



　愛知県知事リコールのデタラメ、田中容疑者逮捕、名簿書き写しを、中国で実施を提案だと中日新聞の記事、遠方でやり、隠すため。しかしコロナ禍で海外はダメなので佐賀でやったもの、邦丸さん、民主主義否定、河村氏、高須氏の無責任を説かれて、大谷さん、民主主義民主主義冒涜、大谷さんは名古屋の番組も出られて、津田さんのあいちトリエンナーレ、大谷さんも問題になった展示をご覧になり、愛知県、名古屋市に抗議の電話、実行委員会のトップは大村知事、河村氏と対立して100万リコール、高須氏が代表。しかしリコールには86万の署名が要るのに43万しか集まらずリコール不成立、しかし名簿を精査したら大半偽造、有効な署名はたった7万＝83％偽造！地方自治法の中に偽造署名の罪は重く、田中容疑者らは逮捕、民主主義冒涜で、河村氏と高須氏が内ゲバ、罵り合い捜査進行。

　邦丸さん、逮捕された田中容疑者の発言に、予定ほど集まらなかったというものがあり、86万は無理、世論換気のためか、本気でリコールではないと説かれて、大谷さん、大都市でのリコールは今の法律だと事実上無理、86万も署名を集めるのに膨大なボランティアが要り、リコールではなく、集まらないので大村知事への嫌がらせのものだと考えられて、しかし7万しか集まらないと格好付かず、しかし法定数に達しないと名簿は精査されないと田中容疑者は考えて、しかしおかしいと思い県の選管が調べて大ウソがばれた。邦丸さん、自分の意見を首長に届ける場合、首長があまりに問題だとリコールは権利ではあるが、リコールは性善説に立ったものを踏みにじったと説かれて、大谷さん、議会制民主主義、自治体は二元代表制、知事と議会の齟齬、民意の反映されないものにリコールは民主主義の最後の砦、この件は徹底的に追及されるべき。43万も署名を集めるのに莫大なお金も要り、田中容疑者は維新から衆院選に出る予定で、莫大なお金が出せるものが背後にいないとリコールは成立せず、今回4人逮捕されて、河村氏、高須氏らと関係はあり、しかし家族も逮捕、書類送検ではなく、田中容疑者から背後の組織を全部取るもの、少し厳しいがそこまで捜査はされて、他方署名は原発反対など無数にあり、それに警察が入れるとなったらとんでもないことで「こんなことをしていたら署名活動を誰もしなくなる」、これの真相究明をしないと街頭署名集めも破綻すると警告されました、以上、大谷さんのお話でした。