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市民運動創造と宇都宮健児ら群像コミュの【永岡浩一さんからの通信】 文化放送ラジオ ロンドンブーツ1号2号田村淳のNews CLUB(2021/3/27) 

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片山夏子 福島原発作業員日誌を語る、原発作業員たちは平成・令和の神風特攻隊、タダ同然で使い捨てられて、当時の安倍総理の嘘で現場は過酷になり犠牲者も出たことを告発する!



 永岡です、文化放送ラジオの、ロンドンブーツ1号2号のNews CLUB、今週のすごい人は東京新聞記者の片山夏子さんでした。アナウンサーの砂山圭太郎さん、弁護士の正木裕美さんがアシスタントでした。

 福島原発作業員日誌(https://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=21730 )を書かれた片山さん、福島特別支局におられて、大学では生物をやり、しかし志向はテレビの動物番組、ニートもできず、化粧品販売→埼玉新聞→東京新聞に行かれて、社会部担当、事件の被害者取材も会社から強引なものを要求されて、しかしそれをせず、報道は目の前のことをすぐ取材しないとならず、しかし今の福島、原発事件、復興と様々なテーマがあり、高校生に取材も話してくれるまで何か月もLINEでやり取り、取材はたくさんの人にして、待つのは取材の必須。淳さんも片山さんに取材されたいと説かれて、証拠集めの取材は問題であり、シナリオ通りの取材はダメ。

 片山さん、2年前にガンになり生還、作業員の皆さんから片山さんが先にガンかと言われたそうです。リスナーより、福島で9年取材、作業員と飲んだかと問いがあり、片山さん、作業員は緘口令、居酒屋の個室で出入りを見せず取材、たくさん飲んだので太った(笑)そうです。

 片山さん、3・11当日は名古屋におられて、携帯電話がなり、熱であったが出社、東北が危ない→原発が大変となり、12日に新幹線に乗り最初に見たのが1号機爆発、記者として経産省に詰め掛けて、会議室でぎゅうぎゅう詰め、それで記者会見待ち。その際に状況把握は困難、記者もパニック、あるテレビ局は東京は大丈夫かと聞き、本当は福島が大丈夫かと聞くべきであり、しかしベント、燃料ペレットとか専門用語ラッシュ、ペレットとフェレットと間違えてデスクに怒られて(笑)、数週間は東京詰め、原発のことを勉強しながら、発表単位がマイクロシーベルト→ミリシーベルト→シーベルトと1000倍になり、作業員のことが不安、作業員の家族のことを心配して、分からないものだらけ。 

どんな高線量でも人間がやらないとならず、ロボット任せはダメ、人間がやっていることを前提に核の是非を語って欲しい。本を書かれた意味は、2011年8月から片山さんいわき市のホテルに缶詰め、それも一人部屋ではなく、作業員たちは避難した家族と離れて作業、原発からバスで迎えに来る際に、父親と別れとの様子もあり大変、作業員とその家族の思いも取材したく、これを書いた。淳さんもJビレッジを取材されて、原発事件1年以上たち、作業員がJビレッジと行き来について問われて、片山さん、ホテル→Jビレッジ、全面マスクなどして30分ほどで福島第一原発に行き、Jビレッジは中継点、警戒区域に行き、魚肉ソーセージを作業員たちが犬などにあげていたもの。

 淳さんは作業員に声をかけられず、作業員さんが淳さんに気が付いて声をかけ、作業後が安心というもの、しんどい人たちが淳さんに声をかけたのは貴重。片山さん、原発作業は過酷、たばこ、酒の時のような安心はなく、作業中は命懸け、全面マスクは息苦しい、水も飲めず汗だくになり、口に汗が入り大変、マスクを開けると放射性物質が入るがそれをしないと苦しく、怖くて震えた人もあり、そこから帰った人もいるが誰も責めず、被ばく線量は不明、墓参りしてから作業に行った人もある。

 現地に豚丼のお店があり、作業員の唯一の休憩所、コンビニもなく、高線量で背中のリュックに20kgの鉛で、現場までダッシュ、高さで6階のものを上がり、線量計が鳴り、人海戦術、今も同様の作業は続き、鉛の板の作業は今も遮蔽のためやっていて、鉛で防いでようやく作業、3号機の囲いのところ、ボルトを締めて帰るまで5分しか作業できない。

 作業員に緘口令であり、元々はテロ対策で建屋の燃料のところは緘口令であったが、事故後マスコミに話すな、であり、一人で駅前にて取材、同僚と一緒のところは取材できず、パチンコ店、ホテルにて一人一人取材、被爆すると作業継続できず、早いと3週間で入れ帰り、なかなか大変、途方に暮れる始末。

 初期は作業員だと町でわかり、そして移染の作業員もいるが、全面マスクの日焼けと移染のマスクの日焼けは違い、それを見極められるほど取材されて、作業員は入れ替わり、紹介は緘口令のため自分で探し、も作業員を探す9年間。

 作業員の実態は、線量が、1年で1ミリシーベルトの限界、20ミリシーベルトをしかし越えて、あと4年被爆現場で働けないもの、原発で働いていた責任があると、2011年秋に仕事が取れずクビになった人もあり、その後、移染など作業をして、結婚しようとしても被爆していると断られて、自分の存在価値は何か、使い捨てにされて、作業員は避難もしていて、鬱になった人もあり、原発事件で人生は激変、作業員はヒーローではなく、使い捨て=平成の神風特攻隊。

 原発事故から学ばないといけないことは無数あり、日当はピンハネされて、当初40万/日でも人名は足りず、が、実際は6000円/日+危険手当なし、原発だけでなく、建設現場は多重下請け、東電→ゼネコン→多重下請けで何次かわからない、元請けで危険手当2万をもらえた人もいるが、同じ作業でも日当は何万と何千円と異なり、給料の話は作業員の間では出来ず、ピンハネもあるのと元々東電のシブチン(最初から金を出さない)もあり、事情は様々だが、原発の日当<<通常のアルバイトの場合もあり、衝撃的。

 そして、1〜3号機のデブリは処置なし、淳さん、安倍総理(当時)のアンダーコントロール嘘のことを問われて、片山さん、当時汚染水が300トン漏れて、作業員は10時間以上させられて、トイレも入れずおむつをしての作業、アンダーコントロールの嘘を隠蔽するために作業は激増、作業員も倍の1万数千人+現地で怪我、死亡事故も激増!という、こちらもとんでもないこと。 

 原発作業員はガンでも補償なし、チェルノブイリだと補償ありで、作業員の補償は被災者の補償にもつながり、作業員さんたち、特定されないように取材、淳さんも東京で原発の電気を使っていて、東京都民も原発事件と無縁ではないと締めくくられました。片山さんのお話を聞いていたら、原発作業員の皆さんは平成・令和版の神風特攻隊です。私・永岡も30年前に神戸製鋼にいて、竹やりでも頑張ったら戦闘機と戦えるというバカを目の前で見たものの、どうやらそいつは特別にいかれたものではなく、太平洋戦争の際の軍人たちや、原子力マフィアの面々、アベ・スガ政権の連中は同様のものだと思いました。テレビでは原発は事件のことは報じられず、オリンピックなどとんでもないことです、以上、片山さんのお話でした。



コメント(1)

人権を重視する、民主主義国、そして国土の狭い、地震国の日本では、原発は初めから無理です。

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