市民運動創造と宇都宮健児ら群像コミュの【永岡浩一さんからの通信】文化放送ラジオ　大竹まことゴールデンラジオ（2021/3/2）　

武田砂鉄　オリンピック、森氏辞任だけでいいのか、全柔連不祥事から体育会系のパワハラ体質、弱者を虐げる体質を戦前から残した組織にオリンピックをさせるのは戦争につながることを説く！

　永岡です、文化放送ラジオの、大竹まことゴールデンラジオ、今週火曜日の大竹紳士交遊録はフリーライターの武田砂鉄さんでした。パートナーははるな愛さん、アシスタントは砂山圭太郎さんでした。

　ネタは東京オリンピック、森会長の辞任だけでいいのか、武田さんツイッターにて全柔連の問題も発信されており、明日オンラインでオリンピック問題を本間龍さん、ダースレイダーさんとトークライブもされます（https://www.loft-prj.co.jp/schedule/plusone/169277　）、武田さんはわかりやすさの罪の本も紹介されて、東京オリンピックについて、先月女性差別発言→ゴネる、川淵氏→橋本氏、そして菅総理のドラ息子汚職もあったが、共同通信のアンケートで東北3県ではオリンピックが復興の邪魔だと6割＋全柔連パワハラ問題、会長は山下氏、職員にパワハラ、昨年春の事件が、全柔連でコンプライアンス委員会の隠していたものがばれて、パワハラされた人が有給休暇→辞職でそのまま放置されて、山下氏、本人に聞いてゴニョゴニヨと言い訳するものの全く説得力はなく、隠蔽は問題、山下氏、多忙で把握できなかったと言い訳だが、しかし山下氏は全柔連会長もオリンピック委員も続けるというものの、全柔連は7，8年前にパワハラ問題があり、当時武田さん編集者でこれを担当されて、15人の選手が女性に暴力をして、監督は辞任、2013年に辞任だが、前年に発覚しても甘い措置で、納得できなかった選手が匿名で告発→報道してばれて、今回も同じ＝体育会系のパワハラ体質。

　暴力は竹刀で叩く、髪の毛をつかむ、容姿をののしるetc、女性選手は全柔連に声を取り上げられず、ＪＯＣに指摘、そして告発するなら実名でしろと言った自民党の国会議員がいた＝橋本聖子氏＝オリンピック会長、そのデタラメ、しかし山下氏は全柔連会長とＪＯＣを兼務＝隠蔽。これで選手は内部告発できず、武田さんの編集された溝口さんは情報公開を求めて、ところが橋本氏、実名で言えと言うがパワハラ人物にそんなことはできない。暴力体質の体育会系がある。　

　全柔連とＪＯＣは透明性を担保せず、山下氏はＪＯＣ会長になり会議を非公開にして、会長の選考過程も隠蔽、橋本氏はオリンピック選手であってこんなパワハラ体質はとんでもないことで、7,8年前の話でも、橋本氏は森氏を父親のようだというのは問題＝組織の側について選手を守らない＋山下氏の隠蔽体質がある。

　橋本聖子氏が選ばれたプロセスは公表されず、女性にさせるが先にあり、もう一つオリンピックにて、丸川氏が大臣になったが、丸川氏は自民党のネトウヨ議員とともに選択的夫婦別姓を否定するとんでもない体質、丸川氏もオリンピックには不適格、夫婦別姓＝家族崩壊とトンデモ論をいうのに、自分は旧姓をそのまま使用、しかし送られた自民党埼玉の田村氏は押し付けに不愉快と発信したら、自民党の中で仲間を売るなと批判されて、しかし自民党ネトウヨ議員がもちろん問題、そして選択的夫婦別姓、強制ではなく、森氏の差別発言からの問題から、パワハラ、ジェンダー平等否定は人権侵害。丸川氏は前の姓を使っているのに、他人にそれをするなと強制するのは問題だと締めくくられました。

　私も中学生の時に運動部にいて体を壊し、体育会系の人たちは弱いものは生きる価値なしという思想を持っていたのを知ったのは半世紀前ほど、そしてそれは今も変わらず、そもそも日本の体育教育は明治時代に兵隊を育成するため＝戦争のために作られたもので、その戦争とスポーツを混同した体質は今も残り、日本の民主主義を阻害していると感じました、以上、武田砂鉄さんのお話でした。