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市民運動創造と宇都宮健児ら群像コミュの【永岡浩一さんからの通信】 J−WAVE JAM THE WORLD(2021/2/10)

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 安田菜津紀&井田徹治 バイデン政権と環境政策を語る、トランプ政権で日本の怠慢は目立たず、しかし気候変動対策は待ったなし、正しい選択をすべきことを提案する、森氏の女性差別発言で責任を取らせなかったら民主主義の危機になる&勝田吉彰 ワクチン接種開始を語る



 永岡です、J−WAVEのJAMTHE WORLD、グローバーさんのナビゲート、水曜日のニューススーパーバイザーはフォトジャーナリストの安田菜津紀さんでした。ジャーナリスト吉富有治さんのSNS発信だと、ここ数日大阪市の職員、市議に大阪の博打場のことを話していたら一様に「無理やろな」と悲観的だったそうです。理由は大阪の夢洲進出予定のMGM撤退のためです。ならば必然的に万博もパー、オリンピックとともにこの国の虚構破綻です。



 来週半ばからワクチン接種が日本でも始まることについて、関西福祉大学の勝田吉彰さんのお話がありました。菅総理、日本医師会の中川会長と会談など、勝田さん、ワクチンの有効性と安全性については、有効性はファイザーだと90%予防、先発国家から発症と感染を予防できるということ。安全性は他国でのADE、感染して重症化はないとわかり、1週遅れて安全性は担保された。グローバーさん、ファイザーのワクチン、1つの瓶で6人のはずが注射器のために5人だけのことを問われて、勝田さん、最後まで取れる注射器だと6人分取れるが、これは世界中で悩み、しかし摂取はするしかない。迅速にする+世界でこれほどの大規模なものは前例がなく、注射器のため5人しか取れない問題は、ファイザーともっと供給してくれと交渉、これは世界共通、接種が先になる可能性がある。

 グローバーさん、超低温輸送をどうすべきかと問われて、勝田さん、マイナス70度ないし20度であり、トラック、バイク便はOK、カナダだと輸送の際に舗装道路を通れと指示、他国だとデコボコ道が多く、日本だと舗装道路は普及してその点はクリア、問題は超低温。他の日本での問題点は、接種のための人員、場所はどうするか、一部のコミュニケーションは不十分で今後も課題がある。接種の状況判断は、初めてのワクチンなので登録、把握が最初の計画通りに行くか、国民の行動も関与して、勝田さん、初の大規模事業、アメリカでも輸送中の破損はあるがそういうことはあり得て、そういうことには騒がないようにと説かれました。



 安田さんの気になったニュース、まずお知らせ、ファーストラブ映画化、明日公開、事件は殺人事件、事件がワイドショーや週刊誌で報じられて、トラウマ、心の傷に向き合う映画、安田さんも参加されて、写真展に出る写真を安田さん提供されて、深いトラウマなどある中で写真で優しさを届けたい。そして、やはり森組織委員長の女性差別発言、1週間経ったが連日報じられたもの、第一報をどう取られたかと安田さん問われて、女性がわきまえる=自分にとって都合のいい女性を選ぶ特権意識、森氏は過去にも子供を作らない女性差別などして、過去にも湿原、そして「謝罪会見」をしても、これを許したら取るに足らないというものを日本、世界、そして次世代に禍根を残し、森氏だけでなく、余人をもって代えがたいなど森氏を無責任に擁護している声が政界に多数あり、差別発言の繰り返される土台を変えないとこの国の民主主義は終わる、女性差別発言をしたオッサンで責任を取って辞めた人間は過去にほとんどおらず、形だけの謝罪で許したらダメ、そしてこんな差別発言がどうして起きて繰り返さないための方策が必要だと説かれました。



 UPCLOSE、バイデン政権と環境政策、日本や世界にどんな影響を与えるのか、環境問題取材のスペシャリスト、共同通信の井田徹治さんがお話をされました。バイデン大統領はパリ協定復帰、アメリカの環境政策は激変、井田さんは環境・開発などの取材のスペシャリスト、前回出演時と大統領が変わり、バイデン氏の環境政策について気候変動対策、農業、石油、野生生物保護があり、気候変動対策が最大。それは様々な産業に影響で、自動車産業について、大統領就任時に、トランプ氏のアメリカ製のものを買ってほしい方針は同じ、テスラなどアメリカの電気自動車を買う、自動車は電気自動車になり、再生可能エネルギー100%を2030年、風力と太陽光発電に投資、これで雇用もプラス、電気自動車と再生可能エネルギーがパラレル。

 安田さん、インフラについて、飛行機より自動車になると説かれて、井田さん、再生可能エネルギーの電力網投資、公共交通機関、カリフォルニアでやりCO2削減であり、4年で210兆円も投資、それも再生可能エネルギー、巨額投資にしてそれに見合う成果は、やってみないとわからず、しかしアメリカは再生可能エネルギーの値段は格段に下がり、トランプ政権でも再生可能エネルギーは伸びて、2030年に再生可能エネルギー100%は譲れず、再生可能エネルギーはさらに伸びる。

 投資額に続いて、気候変動政策、バイデン氏は安全保障の柱にして、経済と安全保障の意味を問われて、井田さん、日本だと気候変動と安全保障の関係は実感ないが、アメリカで軍隊がエネルギー消費最大、海外にエネルギー運送は大変→再生可能エネルギーだと負担は減り、さらに難民が減り、退役軍人のシンクタンクがあり、安全保障の観点から気候変動に取り組めと指示がある。安全保障、食糧問題もあり、広義で安全保障と気候変動は一致している。それで大規模投資の理由は、連邦議会の上下両院民主党が制し、大統領とともに全部民主党はアメリカの歴史で稀、気候変動対策に議会も大きく、それでバイデン氏の公約実現にこぎついた。

 安田さん、トランプ大統領の4年で国内は分断、バイデン氏は雇用も環境対策で、というものの既存のエネルギー産業の雇用を脅かすものかと問われて、井田さん、トランプ氏の支持基盤は石炭産業、バイデン氏の政策は石炭産業にマイナス、すでに潰れた会社もあり、やり方では分断が広がり、共和党や軍からも批判があるが、環境正義はそういう人たちを置き去りにしないという意味、それで分断を避けるものだが、トランプ氏で分断、アメリカはブッシュ政権環境政策は大統領が変わると180度転換、気候変動を否定する人もいて、やり方によっては分断になる。

 そして、国際社会についてどうか、バイデン大統領は4月に気候変動サミットをする=気候変動対策のリーダーシップをとる、気候変動外交に力を入れて、前国務長官のケリー氏、京都議定書の担当者を気候変動対策に立てて、パリ協定復帰+国際的に進める。パリ協定でケリー氏はフェアな切り盛りをして世界に信頼はある。そして世界では、ヨーロッパのZ世代、環境問題に積極的な世代もあり、バイデン氏はEUにとって、トランプ氏があまりにひどく、バイデン氏はEUに歓迎、コロナ対策の投資+気候変動対策で雇用創設はEUもやっていて、世界第2位のCO2排出国の姿勢はEUにプラス。

 すると、日本にとってバイデン大統領の政策は大きく、さらに対中国関係があり、ヨーロッパは気候変動対策に先んじて、トランプ政権の際は日本の後ろ向きは目立たず、しかしバイデン政権で2030年の再生可能エネルギー目標があると、今の日本は遅れて、産業革命以来の気温上昇1.5度にとどめるのは日本にプレッシャー、日本は世界5位のCO2排出、今までのやり方ではダメ。菅総理は2050年までにCO2排出ゼロと言ったものの、菅政権の政策は、ギリギリ最終電車に間に合ったもの、しかしそのためには2030年に40〜50%CO2を減らさないとならず、今年11月に気候変動会議があるが、日本はまだ石炭火力発電に依存、井田さんも神奈川の石炭火力発電反対運動を取材されて、「G7で石炭火力発電を新設するのは日本だけ」、アメリカも新設ゼロ、ケリー氏は石炭火力発電を止める方向、国内のエネルギー政策は石炭火力削減をしないと国際的に孤立する。安田さん、神奈川は地元、石炭火力発電は止めないとならない、井田さん、神奈川は小泉環境大臣の地元=神奈川の石炭火力発電建設はアウト、トランプ政権で石炭火力発電作っても目立たず、オバマ政権で石炭火力はダメとされて、バイデン政権でさらに厳しくなる(=もちろん原発など問題外!)。

 中国との関係、リスナーより、環境問題で米中の協力は必須だが、この点のバイデン大統領の考え方を問うものがあり、井田さん、鋭い質問、パリ協定はオバマ政権の際の米中関係の良かった時に進み、しかし今は米朝対立、バイデン氏の演説、ケリー氏のダボス会議の発言、中国の香港への覇権には反対するが、気候変動対策は協力できるならするというものの、中国の反応は芳しくないもの、中国の気候変動対策は冷淡、しかし中国は世界一のCO2排出国、アメリカの外交力は問われて、しかし中国も気候変動で存在感を示せるので先行きは悪いだけではない。

 安田さん、草の根運動が気候変動対策を押している、そして気候変動の悪影響で臨界点が来ておかしくないもので、市民の側の意識はどうあるべきかと問われて、井田さん、神社の鹿威し、限界を超えたら取り返しのつかないことになり、排出を減らしてもだめな臨界点があり、今世紀末に2度上がると4度、5度と気温は上がり、だから2030年までに対策しないとならない。地球環境問題はやり直しは効かず、今の若い人達が気候変動の犠牲者になり、しかし若者に責任を押し付けるのではなく、我々が若い世代に環境を残せるか?チョイスとボイス、電力各社だと自然エネルギーのものをチョイス、再生可能エネルギー進展の首長を選ぶ、声・ボイスを上げて選択。

 今年11月のCOP26、コロナで1年延期のものに井田さんの期待するものは、パリ協定、日本はどれだけ野心的な提案ができるか、いい意味での競争をして、日本でCOP26にいいものを出すべきなのにその議論は少なく、しかし環境提案は未来を拓く。安田さん、今年は選挙も多くチョイスの年と説かれて、井田さん、未来により正しい選択をすべき1年であると締めくくられました。環境問題はテレビだと特集されず、これは貴重でした、以上、安田さん、井田さんのお話でした。







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