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市民運動創造と宇都宮健児ら群像コミュの【永岡浩一さんからの通信】 J−WAVE JAM THE WORLD(2021/2/3) 安田菜津紀&近藤雄生

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 吃音に悩む人の実情を語る、障害のある方を社会で理解して支えるべき、ミャンマー軍事政権を野放しにした日本政府の責任は重い&木村草太 コロナ特措法の罰則の問題点を語る




 永岡です、J−WAVEのJAMTHE WORLD、グローバーさんのナビゲート、水曜日のニューススーパーバイザーはフォトジャーナリストの安田菜津紀さんでした。

 菅総理の長男が総務省幹部を違法接待した文春スクープ、文春オンラインに載りましたhttps://bunshun.jp/articles/-/43234 いつもは水曜日の夕方、私がJAMを聞く時にツイッターを見たら文春スクープを知るものの、水曜昼前に文春砲爆発は初めてです。ツイッターでは腹切りものとの発信もあります(菅首相の長男が20時現在トレンド入り)。総理の息子がこんな大スキャンダルを暴露されるのは私の記憶にはありません!



 コロナ特措法と罰則について、東京都立大学の憲法学者の木村草太さんのお話がありました。審議入りから4日で成立、罰則について木村さんは特措法改正は昨年夏から問題になり、1月になり急転で、国民は罰則のことを知らないのは問題、罰則がどういう時に課されるか懸念されて、今の特措法だと緊急事態→知事が対応するのが、緊急事態なしでも蔓延防止阻止事態があり、緊急事態の要件は内閣による政令だと感染経路不明の患者の出た時=ずっと続いていて、昨年来ずっと緊急事態は続くべきものが政権に恣意的に使われて、蔓延の定義が明確でなく、緊急事態と蔓延防止の要件が不明瞭で乱用される危惧がある。

 グローバーさんも、緊急事態は医療現場逼迫+人の動き抑制であり、特措法は効果あるかと問われて、木村さん、出される状況により、なぜそんな措置かわからないと効果はなく、命令に科学的根拠があることを政府が示さないと無効。科学的根拠は世界でも論議されて、庶民は3密回避、マスク、手洗いしか手はなく、木村さんが問題点と考えられるのは、感染症法で入院は罰則なしで強制できる=罰則に意味なし、逃げた例があっても警備の問題であり罰則は無意味、飲食店は社会全体でゼロコロナを目指してから営業するのか、感染が増えてきたら止めるを繰り返すのか、それについて政治的決定が必要なのにされず、罰則は無意味。この法律は2月中旬施行だが、木村さんは蔓延防止の政令を監視すべき、緊急事態が解除されても運用により罰則が押し付けられるのはダメと説かれました。以上、木村さんのお話でした。



 安田さんの気になったニュース、安田さんミャンマーのクーデターに日本在住のミャンマーの方が大使館前で抗議されたことを取材されて、夕方のチキさんのセッションにも出られて、それの続き、スー・チー氏は軟禁状態、高田馬場でミャンマー料理店をされる方がいて、安田さん取材、「民主化」したのでパスポート取り戻せるかと思っていたがダメ、形の上で「民主化」は無意味、軍の影を感じられて、この方の知り合いに逮捕者はいないものの、軍は弾圧をエスカレートさせて、88年に似ている。外務省の前でミャンマーの方が建物を包囲して、軍事政権に圧力をかけてほしいと行動、そして日本でもできることはあり、ミャンマーは2011/3に「民主化」されて、しかし欧米ではミャンマー出身者が難民認定されて、日本もミャンマーを救うべき。そしてロヒンギャのこと、軍のクーデター実行者はクーデターのためにアメリカに入れないのに、安倍総理は彼を日本に招き、軍事政権を認めてきた日本政府の責任は重いと説かれました。



 UPCLOSE、吃音に悩む方の直面する問題点、吃音、伝えられないもどかしさ(https://www.shinchosha.co.jp/book/352261/ )の著者でライターの近藤雄生(ゆき)さんのお話がありました。バイデン大統領も子供時代吃音に苦しみ、田中角栄氏も苦しみ、国内で100万人苦しんでいるもの、吃音は馴染みない人もあり、どもる=思うように話せない、どこの国でも成人の1%はいる。発語がうまくいかないなどあり、まず同じ言葉を繰り返す(連発)、意図せず言葉が伸びる、言おうとした言葉が出ない(難発)の3つがあり、コミュニケーションが困難になり、周りに症状の理解がされない。

 リスナーより、人前でうまく話せず吃音になるのかと質問があり、近藤さん、原因と治療法がはっきりせず、日本だと親のしつけのためと昔言われて、今では原因の7割は脳の特徴、アメリカで研究が進み、吃音のある人の脳は違い、遺伝子でも原因はあるが、環境のこと、心的ストレスも原因になり、7割は脳に問題、3割は環境による。環境のみでは吃音にならない。

 安田さんも一人一人違い、障害者手帳の場合もあると説かれて、近藤さん、WHOの国際的な疾病分類で精神・行動の問題、児童期、青年期に発症するもの、日本だと発達障害支援法の対象になっていて、精神障害の広義に分類される。身体障害者手帳に当てはまる例もあり、曖昧さは吃音のむつかしいところ。

 一般的には幼少期、2〜5歳に発症、10人に一人なり、8割は治り、近藤さんは高校時代から深刻になり、小学校の時にどもりはあったが、高校で部活、バスケットボール部のキャプテンをして掛け声をかけられず、初対面の人と困難、電話も困難、悩み出すとお店に入りしかし言うのに問題。吃音は喋るのに噛むのではなく、言いたいことは明白なのに、そういう時に言えない、のどに鍵がかかっているような状態で声にならずしんどい。言いたいことは頭の中で明確なのに発音が困難で、吃音の当事者など近藤さん取材されて、言語聴覚士、話すことに問題があり、症状改善のためのもの、吃音は原因がはっきりせず、吃音に取り組む人もいて近藤さんも話を聞いている。

 吃音の方は就職、進学の面接でしんどく、吃音で自殺した人もあり、様々な方に取材されて、本でメインの方は娘さんと暮らす30代の男性、吃音で自殺未遂もあり、働くのも大変、吃音を直さないとならず、あるいは言語聴覚士の方、警察学校で号令をかけられず、親の期待もあり警察学校をやめられない人もいた。看護師で自殺された方もいて、30代で看護師になり、吃音を理解されず上司に叱責されて追い詰められた結果。痛ましい事件も本にはあり、人前で叱責=周囲の無理解のため。

 リスナー、当事者家族の声があり、小学生の息子さんが吃音、吃音と知ったら母親の自分のせいと思い、小学校、習い事の友達に理解してもらい、話したいことは臆せず話してくれる、言葉の教室からは治らないと言われてもお子さんは直したい、中学生、社会人になり生きるのを応援したい、言葉の教室があり、吃音に悩む親子はたくさんいるとの声があり、近藤さん、様々な問題があり、本で親子のことを書いて、息子さんの抱える問題、学校の友達に理解してもらい、先生もこの子を配慮するようにと協力を得た例があり、吃音でこうすればいい、という定石はなく、定番の処方箋はなく、親御さん、保護者は悩み、親のせいだと悩む母親もいるが、そうではない、こういう環境だと吃音は悪化しないものがあり、周囲の理解、先生、友達の理解は必須、どういう問題があるか社会に知って欲しい。

 治らないと一般的には言われるが、近藤さんも症状改善、高校で悩み、改善のために旅、20年前の大学生時代に一人旅をするなどして、就職しても改善せず、就職を断念してライターになり、日本でフリーライターとして食べるのは困難で、物価の安い東南アジアで修行のため26歳で外に出て、中国に2年いて、その際にしゃべりやすくなり、吃音は波もあるが、そのまま状態は改善になった。

 しかし、これをやったら改善されるという指針はないのはしんどいもので、吃音は他者が介在、コミュニケーションの際に起きて、一人でいたら症状として問題にならず、他者の介在するもの、人間関係にも影響、他者の理解が必要、社会全体が関係している障害である。

 近藤さんの本で、周囲の無理解で追い詰められた人もいたら、会社が対応してくれた例もあり、リスナーより、吃音の方と接する際にどんなことに気をつけたらいいかと質問があり、近藤さん、吃音でどもっている際に先回り、急かすのはダメ、しかし必ずこうしたらいいというものはなく、相手が何で困っているか理解して、その際で配慮すべき、互いに相手を配慮したらいい、それで相手を傷つける場合もあるが、相手には伝わり、吃音の当事者もそうでない人に寛容になるべき、これはあらゆる人間関係に成り立つもの。吃音の状態を知るべきで、社会では吃音がどうなっているのか近藤さんの本にあり読んで欲しいと安田さん締めくくられました。こういう地道なテーマのできるラジオは素晴らしいです、以上、安田さん、近藤さんのお話でした。



コメント(1)

またまた、文春砲、炸裂!国会でも、取り上げられてますね。菅総理、関係ないで逃げられるか?
彼の言うように、別人格ではあるが・・

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