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市民運動創造と宇都宮健児ら群像コミュの【永岡浩一さんからの通信】 J−WAVE JAM THE WORLD(2020/12/29) 青木理&中島岳志

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 2020年のニュースを語る 学術会議問題、野党のまとまり、検察・刑事司法と政治のこと、維新のこと、環境問題は票にならないと取り組まないと第2、第3のコロナで地球破綻になることを説く&北丸雄二 バイデン政権のトランプ氏尻拭いを語る


 永岡です、J−WAVEのJAMTHE WORLD、グローバーさんのナビゲート、火曜日のニューススーパーバイザーはラジオジャーナリズム界の首位打者、ジャーナリストの青木理さんでした…テレビは年末年始特番でニュース縮小ですが、コロナ禍で大変なうえに数年に一度の大雪、ニュース特番をやるべきですが、テレビの衰退は恐ろしい(今日など大半再放送、テレビ局はお金がなかったものがコロナで加速)です。



 2021年発足のバイデン政権のこと、ジャーナリスト、元東京新聞ニューヨーク支局長の北丸雄二さんがお話をされました。トランプ政権の厳しい移民政策を転換するものの、新政権への移行はどうなるか、今年はアメリカ大統領選挙が大きく、しかしトランプ氏は敗北宣言せず、北丸さん、ニューヨークポスト、トランプ政権を支援してきたメディアすら敗北を認めよと書いて、トランプ氏はバイデン氏の就任式に出ず、再選記念集会をトランプ氏はやる。トランプ氏は政権移行を邪魔して、トランプ政権は上院の承認なく任命した人が多数いて、彼らがサボタージュ、そして彼らは休暇、安全保障でトランプ氏は協力していない。サイバー攻撃があり、バイデン政権で、米中対立はどうなるかグローバーさん危惧されて、北丸さん、トランプ氏のやったしっちゃかめっちゃかを元に戻す、華々しいスターはバイデン政権になく、オバマ政権のメンバー、女性、LGBTを起用して、成果を上げるのに重点。そしてコロナでアメリカは死者数が第2次大戦を超えて、政権発足100日でワクチンのめどをつけるとバイデンしはしているものの、トランプ氏は妨害して、来週上院のジョージア州の決選投票、後2議席が僅差で決まらず、民主党2議席だと上院も民主党が握り、この2議席は大変、ペンス氏も必至。トリプルブルー(大統領、上下両院)になるかもしれない。世論調査では民主党が2議席取るかも知れないが、トランプ氏になり共和党支持者は正直に答えない(ジョージア州ではバイデン氏が勝っているが)。

 グローバーさん、貧富の格差を問われて、北丸さん、イェーレン氏、コロナを収束させないと経済が立ち行かなくなり、格差は酷くなり、トランプ氏は減税で大企業優遇して、バイデン氏で法人税を上げる方向、トリクルダウンではダメ、しかし格差を是正するのはバイデン氏の次の4年間だと締めくくられました。



 青木さんの気になったニュース、グローバーさんは年の瀬感なし、忘年会ができないため、今年の世界的なニュースはコロナ禍だが、青木さんの視点は、今年検察人事が問題になり、黒川氏の定年延長と検察庁法改悪、反対するツイッターデモ+黒川氏の賭けマージャンで失脚、このネタは青木さんが最初に大きな問題になると説かれて、黒川氏を安倍政権は検事総長にしたく、検察vs安倍政権の闘いは大問題になり、検事総長人事が問題になった件は先週特集されて、検察問題は青木さん今年最大のニュース、検察は準司法機関で、行政権の一翼=任命権は内閣にあるが、準司法、政官財の逮捕、刑事裁判を検察が起訴しないと始まらず、検察は人事的にも政治が手を突っ込むべきではなく、歴代政権は検察に手を入れず、しかし安倍政権は検察トップ人事に介入しようとして、ツイッターデモで大反対+文春のスクープで検察人事に安倍政権は手を入れられず、検察の独立性の保たれたのは一つのいいニュースだが、検察は正義の味方ではなく、権力機関、人質司法、密室取り調べ、袴田さんの再審・冤罪で検察は無数の問題があり、検察に権力が人事権行使はダメだが、検察の問題点も市民は考えて改善を求めるべき、検察・刑事司法と政治の問題を来年も追及し続けたいと説かれました。



 UPCLOSE、政治学者の中島岳志さん(東京工業大学)と2020年の重大ニュースを語られます。JAM年末恒例企画、今年のニュース振り返り、中島さんは2020年コロナで、オンライン授業をして新入生に会っていない。オンライン授業は、大教室でやるようなものだと全員最前列になるが、少人数のゼミはオンラインはしんどい。

 今年の10大ニュース、岡江久美子さんの死は、中島さんファンでも面識もなかったがショック、朝の番組に出られて日常親しみ、しかし最期は家族も立ち会えず骨になり家族の元に戻り、コロナと死について思い知らされた。青木さん、羽田議員、志村けんさんのコロナでの死、感染症パンデミックの中で大変。死者の権利が守られていないという哲学者がいて、生き残ったものに残されない死であり、日本学術会議6人菅氏が任命拒否、菅氏は理由を説明しない怖さを説かれて、6人拒否、本来彼らが外された理由を総理、官邸は言わず、なぜ外されたかとの詮索がされて、あの人は戦争法案、共謀罪反対とメディアが騒ぐと、日本学術会議のメンバー=ステータスと見る学者がいると、署名、賛同人にならないことが怖い。パナプティコンのまなざしの可視化、監視権力は監視するものが見えず疑心暗鬼で権力の意図以上に自粛になる。青木さん、菅氏は人事だから言えないというのは問題と説かれて、中島さん、国民に打撃、秘密隠蔽法もあり、ツイッターデモは安倍政権を追い込んだが、デモの参加者が逮捕されて、政権が理由を言わないと、ツイッターデモを市民に自粛させることになる。青木さん、菅氏は理由を説明しないことで圧力をかけていると説かれて、忖度はダメと説かれて、中島さん、菅氏はこれを熟知して、新書になった本で官僚は察知させることでコントロールするのが効果的な統治だと知っており、メディア→学舎→国民に及ぶ。

 立憲民主党と国民民主党の合流、自民党政権の理由は他に選択肢なしであり、中島さんは、菅政権の支持率は下がり、しかししぶとい、菅内閣と麻生内閣、福田、第1次安倍内閣も3カ月でジェットコースター的に支持率が落ちて、菅氏と麻生氏はその点似ていても、野党の支持率が上がっていない。第1次安倍内閣〜麻生内閣まで野党の支持率が拮抗して、青木幹夫氏の法則、内閣支持率+自民党の支持率が50を切るとアウト、しかし内閣支持率が下がっても自民党の支持率が下がらず、野党が強くならないと政権交代は困難。

 青木さん、日本学術会議のこと、学者に忖度させて、官僚に忖度させると、日本社会の多様性がなくなると説かれて、菅政権はダメとしても野党が緊張感がないと劣化。青木さんは与党に厳しいことを言うが、野党について問われて、中島さん、立憲民主党は2017年の希望の党で燃えたがすぐに燃え尽きて、ラディカルデモクラシー、市民と政治が直接繋がっているもの、立憲民主党誕生の際にそれはあり、自公と小池氏で何が違うとして、しかし国民民主党との諍い、永田町の論理だと国民の期待外れ、野党が考え直すべき。

 青木さん、希望の党がリベラル排除で立憲民主党ができて、自主的にできた政党ではなく排除ゆえかと説かれて、中島さん、最初は積極的に期待を受けたがつながらず、青木さん、野党を強くするのは政策課題だと説かれました。



 続いて、今年のニュース、トップ5はトコーソー否決、検察人事、トランプ氏敗北、安倍内閣から菅内閣、1位はコロナ危機、トコーソーは中島さん反対で胸をなでおろし、維新という政党、来年は衆院選があり、都知事選と都議選補選があり、次の衆院選を見るのに重要、北区、大田区、小選挙区みたいなものでどちらも自民党が通り、北区は3位が維新、大田区は2位が維新、野党で維新が小選挙区に立てると自民党が勝ち、維新に野党は都市部だと奪われて、戦略が練られて、菅氏は公明党と維新の関係、トコーソーでどちらも弱ったが、都市部では維新が強く菅内閣の要、しかし維新の勢いは落ちた。青木さん、維新の位置付けは自民党の補完勢力、立憲民主党は右側に出ないと取れず、立憲民主党はかつての自民党の宏池会を目指すべきが、投票するのは国民の1,2割、リベラル保守の支持を得ないと勝てず、しかし維新は菅氏と同じで小さな政府、自己責任、立憲民主党は大きな政府。

 検察人事は政権が検察に直接突っ込まなかったことを、安倍政権は内閣法制局長官も同様で慣習を守らない、保守ではない、法律は書かれている文言だけでなく慣習によるものなのに、安倍政権はそれを崩して法体系破綻、日本国憲法は世界的にも短く、書いていない共通合意を守るべきなのに安倍氏、菅氏はそれができていない。青木さん、検察人事いっちょかみは破綻だと説かれて、中島さん、コロナ禍で安倍政権末期だからこうなり、そうでないと黒川氏になっていた。

 トランプ氏落選は、トランプ氏は粗暴でもTPPはなくなり、国内産業を守るもの、アメリカの家計の実質所得は上がり、トランプ政権4年は経済だと上がり、オバマ政権は自由貿易、中島さんもバイデン氏の当選の方が良かったと思うが、民主党のイデオロギーが出過ぎると問題。

 青木さん、安倍内閣はオバマ政権と正反対、菅内閣はどうか、日米が逆だと説かれて、中島さん、安倍内閣は経済より歴史認識など価値観でやろうとして、アメリカに封じられて、安倍氏が靖国神社参拝でアメリカに叩かれて、それで空洞化、安倍内閣は様々な欲望が詰め込まれて、菅氏はイデオロギーはないものの、自助、弱者切り捨て。

 コロナは、年末年始検査数は減ってどうなるか、菅政権の基盤はそれほど強くなく、中島さん、根幹は環境問題、多くの学者の言うように、自然破壊で、野生動物の生息域に入り込み、人間界に無縁のウイルスが来て、環境破壊を続けたら第2、第3のコロナウイルスが来て、それで人類は破綻するので乱開発はやめるべき。青木さん、日本も豪雨災害連続、高齢者はともかく、若い世代はひどい目にあうと説かれて、中島さん、政治家は環境問題は票にならないと言っていたが、それでは人類破綻だと締めくくられました、大変に貴重なお話でした、以上、青木さん、中島さんのお話でした。

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