市民運動創造と宇都宮健児ら群像コミュの【永岡浩一さんからの通信】文化放送ラジオ　大竹まことゴールデンラジオ（2020/12/15）　深澤真紀

　性交同意年齢引き上げを語る。「先進国」で子供へのちゃんとした性教育のない日本の問題点を語る

　永岡です、文化放送ラジオの、大竹まことゴールデンラジオ、本日の大竹紳士交遊録は獨協大学特任教授の深澤真紀さんでした。パートナーははるな愛さん、アシスタントは砂山圭太郎さんでした。

　報道するラジオの案内であったジャーナリストの平野幸夫さん、菅総理のあまりにひどいデタラメをブログで批判されています、https://ameblo.jp/hirano-yukio/entry-12644142144.html　また、郷原信郎さん、甘利氏の事件でちゃんと制裁しなかったことが自民党議員のデタラメになったと日刊ゲンダイで書かれています、https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/282640?fbclid=IwAR3imxoKQtvIINJmLW9Tx323Ljp6tYt3ByxCrWEwNFmofmrqBZBTk4tDEGA　このネタ、吉田照美さんがこのラジオに出られて、竹中平蔵氏が菅政権のブレーンで国民生活破壊のことや、小池都知事の標語は一億火の玉と同じと怒られていました、私も同感です。そして、ツイッターでは、現内閣でゴジラを迎え撃つ映画を作ったら10分で終わるとの指摘がありました（笑）。

　深澤さん、性交同意年齢を日本でも13歳から16歳に、というテーマでお話されました。性的同意年齢、性的行為をできるか判断できる下限、性的行為は犯罪、日本だと13歳、男女ともに性行為を13歳以上だと罪に問われず、明治時代の法律、明治時代は15歳で婚姻可能、そして戦後18歳になり問題。

　2017年に性犯罪の法律が改正されて、強姦は親告罪→申告なしで成り立つ、親が地位を悪用して性行為もこれでダメになり、しかし13歳の年齢は変わらず、親だけでなく、教師、スポーツの指導者が性行為をしても問題になるもの、しかし13歳以上の子供が性被害にあっても、被害者が抵抗できなかったことを立証しないとならず、しかし日本だと暴行、脅迫の案件が厳しく、日本だとやめては同意にされるメチャクチャなもの。

　淫行条例もあり、18歳未満に性行為禁止だが、刑罰は軽く、都道府県で運用が違い、強制性交罪を2017年に改正して、3年でさらに改めて、性行為同意を16歳未満にするもの。大竹さん、淫行条例しか縛れないと説かれて、深澤さん、条例は18歳で刑法は13歳、性行為で条例には問題もあり、世界的には性的同意年齢の引き上げがあり、カナダ、イギリス、スペインは18歳、フランスは15歳、ドイツ、イタリアは14歳で厳しい規定があり、Ｇ７で１４歳未満は日本のみ、ＯＥＣＤだと韓国でも13歳だが、国連から日本はこの点で勧告を受けて、性的同意年齢、16歳同士の性行為は保護の対象になり、相手が成人だと、性的行為を子供が迫られたら拒否できない。

　深澤さん、日本は世界でも性教育があまりにおくれていて、中学校では男子の射精と女子の月経しか教えず、どうして妊娠するか教えず、エイズは教えるものの、ネットの情報はデタラメで教育にならず、2018年に足立区の教師が性教育をしたら自民党議員が介入したことがあり、国連、ユニセフでは5歳以上に性教育をして、リスクのある性行為がへる、性感染症、望まない妊娠が減り、小学校で性教育をすべき。しかし避妊を子供に教えず、今の状況はおかしい。スポーツを、ルールを教えずやれというようなもの。

　80年代のエイズの際には、同性愛バッシングがあり、性教育はちゃんとされず、性行為でエイズ感染というもの、しかしドラマ、映画より、保健体育でちゃんと教えないものはダメ、先進国で性教育のないのは日本だけ、しかし16歳の子供が性行為を強要されて拒否できないのはおかしい、子供のことを考えていない、オンライン署名でも46000人署名が集まり、しかし法務省でも消極的、子供の性的主体を奪っているのは、子供への性教育のなさ、大人、親、教師、スポーツ指導者が性行為を強要して子供たちの大変な状態を説かれました、以上、深澤さんのお話でした。