市民運動創造と宇都宮健児ら群像コミュの【永岡浩一さんからの通信】 Ｊ−ＷＡＶＥ　ＪＡＭ ＴＨＥ ＷＯＲＬＤ（2020/12/3）　郷原信郎　

安倍氏の桜スキャンダルと吉川大臣の贈収賄事件を解説、常軌を逸した自民党に唖然！堀潤　朝鮮学校と香港を切り捨てたら日本の民主主義の危機である！



　永岡です、Ｊ−ＷＡＶＥのＪＡＭＴＨＥ ＷＯＲＬＤ、グローバーさんのナビゲート、木曜日のニューススーパーバイザーはジャーナリストの堀潤さんでした。なお、今夜の西谷さんの、報道ステーションでのアフガニスタン報告はコロナで明日に延期です。さらに、夕方コロナ感染拡大にて大阪に赤信号点灯で、明日のテレビはそれ一色になると思います。私も、かつてはテレビに希望をもっていたものの、今やテレビが民主主義の敵だと言わざるを得ないです。赤信号となったのは、トコーソーの住民投票を強行してコロナ対策しなかったためですが、テレビで吉村氏、松井氏の責任を問う声はないです。
　元東京地検特捜部の郷原信郎さんが、政界を揺るがす2つの「事件」についてお話をされました。安倍氏の桜と、吉川元農水大臣の収賄、安倍氏に事情聴取、郷原さん、桜について、検察は安倍氏の退陣を機に動いたか、本格的な捜査は安倍氏の退陣後、しかしホテルニューオータニが安倍氏に明細書を出していたか、出していたら安倍氏の発言は破綻。
　この件はシンプルでも、捜査に時間がかかっているが、こんな明白な違法行為、安倍氏の説明は嘘なのに、嘘のまま1年許したのは考えられない。政治的な駆け引きもあったか、安倍氏の公設第一秘書の立件は、ホテルニューオータニ→安倍氏の資金管理団体に領収書が出て、収支に桜のことを記載せず、政治資金収支報告書違反。そして秘書が有罪だと、捜査は秘書だけで留まると公民権停止だが、捜査はそれで済ませたらだめ、秘書だけでできず、安倍事務所の強制捜査をすべき。
　吉川市の収賄は、郷原さん、報じられた通りだと呆れ果てた事件、農水大臣在任中に500万も受け取り、農水省に要請の業界のトップなら贈収賄、こんな明確な事件を現職大臣がしていたとは驚き。吉川市の立件、逮捕の可能性はりあり、受託収賄罪で逮捕もあり得て、そもそもこんな露骨な事件が大臣在任中にあったら、安倍政権の倫理観はどうかととわれて、官房長官であった菅氏の責任問題にもなる。
　郷原さんは政界捜査もされて、安倍政権では何をやっても捕まらないという、安倍政権が盤石だから検察は踏み込まないと思っていたら大変なこと、本来は検察が独立してやるべきだが、法務検察が官邸の顔色を見ている、安倍政権の意向に反する捜査はできていない（結果として）、そして自民党の中で違法行為やりたい放題ならとんでもないこと、市民の注目すべきことは、現職大臣が省庁の職務で金を受け取っていたら、古典的な贈収賄、安倍政権と菅政権のデタラメを徹底的に解明すべきと説かれました。
　このネタ、元週刊現代編集中の元木昌彦さんの、恒例のJ-CASTニュースの週刊誌紹介で文春の記事をまとめられています、https://www.j-cast.com/tv/2020/12/03400274.html?p=all
　文春によると、安倍氏の辞任は現職総理として「氏」がなくなるのを恐れたためとのことです。
　ナイキのＣＭに、日本のネット右翼が誹謗中傷している件、古谷経衡さん、崇高な日本人という概念を崩すものだから、と指摘されています、https://news.yahoo.co.jp/.../furuya.../20201203-00210699/...
　要するに、日本スゴイを否定されるためにわめいているわけで、この国は絶望的です。
　堀さんの気になったニュース、やはりコロナ、大阪府は赤信号＝非常事態、4〜15日まで不要不急の外出するな、自治体の首長は権限を渡してほしい、保健所とやっていく、ドイツだとピンポイントでロックダウンしているのに、日本にはエビデンスがない。
　堀さんがシェアしたいのは、会見に参加した、朝鮮大学校の学生さんがコロナ給付から外れていること、現場には文科省の役人も来て、立憲民主党も参加、大人の解決できない問題を子供に押し付けるな、様々な困難があり、堀さんは毎年平壌も訪れて、未来志向でも未来が手に入らず、日本から参加者も同様のものを感じて、若い世代の学習の機会を奪ったらだめ、朝鮮学校は給付対象ではないと同世代の子供たちがどう思うか、国が分断政策をすべきでない、朝鮮学校の先生は手弁当でされて、この10数年（小泉訪朝以来）厳しい、日本人がＤＰＲＫに負の感情であり、堀さん、大人たちの努力が国の政策で引き裂かれたらだめ。
　香港、アグネスさんに実刑判決、一国二制度崩壊、他国に亡命する人がいて、他方王毅外相が来日だが、日本政府は香港について中国に声を上げるべき、パートナーシップのためには人権が共有されないとだめ、加藤官房長官は香港の言論の自由破綻に懸念と言うが、具体的な策はない、国がＳＤＧsの旗を振るなら、具体的に中国に声を上げるべき、様々な知恵が必要。
　皆さんに紹介したい映画、薬の神じゃない（http://kusurikami.com/
　）という、中国映画、白血病の治療薬を密売する主人公たち、薬は高く、お金のない人は泣く泣く密売しないとならず、映画では製薬メーカーと国の癒着も描いて、中国の映画人の矜持を感じた、中国で頑張っている人もいるので観てほしいと説かれました。
　ＵＰＣＬＯＳＥは大川興業の大川豊さんが今年のニュースを語られました、最初と最後のみ追跡します。2020年を象徴する一文字は動、コロナで動きに制限で、心が動くと感じて、ドンピシャ！アメリカ大統領選挙も心が動いた。動揺、感動もあった。
　来年を象徴する漢字は「広」、コロナの後は、黒死病の後も心の広がりがありルネッサンスになった、コロナ禍で足元を見られなくなっていた人とのつながりもできた、テレワークも子供の日常が見られた、町の風景を見られた。東京都も転出者＞転入者、黒死病も都市部で大変で、地方に避難して、心の解放になったと締めくくられました、以上、堀さんのお話でした。