市民運動創造と宇都宮健児ら群像コミュの【永岡浩一さんからの通信】 Ｊ−ＷＡＶＥ　ＪＡＭ ＴＨＥ ＷＯＲＬＤ（2020/12/1）　青木理＆宮台真司

　学力がなく法律との齟齬を理解できない安倍氏、菅氏の掘った墓穴を批判する、絶望の行きつい果てに希望はあるかを語る、GoToキャンペーンは感染情報にてどこで止めるか指標なしだと破局的結果になることを警告する
永岡です、Ｊ−ＷＡＶＥのＪＡＭＴＨＥ ＷＯＲＬＤ、グローバーさんのナビゲート、火曜日のニューススーパーバイザーはラジオジャーナリズム界の首位打者、ジャーナリストの青木理さんでした。
青木さんの気になったニュース、最新のニュース、小池氏が官邸に行き菅氏と会談、共同通信の速報でＧｏＴｏは65歳以上の利用をやめてもらう、小池氏も東京発着の65歳以上のＧｏＴｏ中止で、ＧｏＴｏについて青木さんも発言されて、不公平な制度、ある意味、そこそこ時間＋お金のある人は繰り返し使えるが、コロナで解雇された人、エッセンシャルワーク、医療従事者、介護など感染のリスクの高いものは出来ず、一部の人たちが公金で、それも将来世代への借金でいい思いは問題、そして、そこそこお金、時間のある人が使うので、旅行に行くと、公金以上の経済波及効果があり、宿泊施設、お土産屋には恩恵があるとしても、第3波、ＧｏＴｏの基準を政府は作っていない、感染者数、重傷者数で、これは自治体でやっているものの、この数字ならＧｏＴｏ停止というものをすべき、東京都で６５歳以上だけの停止は問題、宿泊、観光も、この数字なら止まるとわかり、これより感染が下がると旅行できるモチベーションになり、ＧｏＴｏは指標を作り、これ以上だと止めるとすべき、そうでないと感染拡大は止まらないと説かれました。
ＵＰＣＬＯＳＥは月一宮台真司、ラジオジャーナリズム界の代打の神様、社会学者、東京都立大学の宮台さんの登場です。ラジオ界の最強コンビ？が腐った日本を撃つものです。
宮台さん、今月も登場、リスナーより、コロナ、桜でリーダーのデタラメ、世界的に不安なのに、リーダーで変わるのかとあり、菅氏の総理の資質、なぜ総理になったか分からないとの声もあり、青木さんは宮台さんのツイッターも見て、日本だけではない、日本学術会議、コロナ、など、政治家の学力を問われて、宮台さん失笑されて、学術会議、集団的自衛権、共謀罪もすべて学力の低い総理が恥さらしの決定をする、学力があったら恥ずかしくてできない＋官邸官僚が、学力の低い総理の決定を正当化するために詭弁を弄して、これは日本だけ、アメリカではもうトランプ氏はいない、世界一学力の低い総理、学術会議では政府見解でもあり得ず、憲法15条を菅氏は馬鹿の一つ覚えのように言うが、総理に任命拒否の権利はない、国民が公務員を選ぶことになり、大臣が官僚を任命するので、間接的に国民が官僚を任命、国民に顔向けできないことをしている公務員は解雇できるが、憲法73条、法律の定めでコントロールするので、15条＋73条＝学術会議の推薦を断るなら菅氏は理由の説明責任があり、公務員の人事では国民に説明しないと総理はダメ、しかし10月の国会、大統領選挙に消えたが、文科省は1949年、大学に基づいて学長任命を、北海道大学と九州大学についてできず、違法行為、教授会選挙の違法だと任命はできず、法律の基準のどこに引っかかったか、菅氏は説明しないと主権者に対して違法。
15条は、公務員選定は国民が選ぶ＝国民の選べない行為だと罷免できる、しかし人事だから菅氏は答えないはとんでもないこと、本人に問題なら告げるべきなのに、菅氏らのやっていることは15条違反。青木さん、任命せず特定の人に不利益を課しているのに説明していない、国民の権利で公務員選定の理由を総理は説明しないとダメだと説かれて、宮台さん、識者ぶりの人が共産党と言うが、共産党だからアウトは法律違反。
青木さん、学力の低さ、安倍氏、菅氏も説明できることとできないことがあると逆ギレと説かれて、理解できていないと問われて、宮台さん、法律を安倍氏も菅氏も知らず、周りはイエスマンのケツなめ官僚、トップの暴走＋辻褄を合わせようとして、積んだ。
青木さん、学力という言葉が刺激的であり、安倍氏、菅氏は一応大学を出て、かつて田中角栄氏は小学校卒、学歴は角栄氏ないが、宮台さん、角栄氏は小学校オール5でも進学できず、しかし官僚のことを覚えていて、宮台さんの父親は大企業の幹部として陳情に行くと、家族は大丈夫かと、相手を勇気づけるために使用して、相手を自分のファンにする＝人徳、しかし安倍氏、スカ氏のやっているのは、民主党時代に干されていたものの劣等感を利用してケツをなめろであり、角栄氏はキャリア官僚の大半がファン、角栄氏は、経済成長の際に、日本は対米従属から離脱すべきとして中国と国交回復、しかしキッシンジャー氏の気に入らずロッキードで刺されて、アメリカの公文書の本で明示されて、それだけアメリカに恐れられる優秀な政治家であった角栄氏。青木さん、官僚掌握、政策もあった説かれて、宮台さん、恐怖政治だとイエスマンだけ、学術会議で積んで、それを隠すために検察に桜をリークした。
青木さん、菅氏が官房長官時代、ふるさと納税に反対して飛ばされた平島氏に聞いて、平島氏の菅氏の評価は、菅氏、安倍氏の無理難題で汚れ役をさせられて、それを官僚に求める＝恐怖統治と説かれて、宮台さん、学力もなく、政府の答弁の前例との矛盾について答えられず、何を聞かれても自動機械のように同じことを言って破綻。
青木さん、桜、森友事件も、事件発覚時に、総理、認めて謝罪すべきと官僚は言うべきと説かれて、宮台さん、その通り、内閣、日本列島が加速度的に破綻する。
後半、青木さん、宮台さんの、落ちるところまで堕ちる、共同体破綻でシステムの奴隷でないと若い人は生きられないというもの、リスナーより、加速主義の行きつく果てで恐怖を覚えるとあり、宮台さん、末路は破滅とは限らず、システムダウンの後でユートピアの例もあり、東日本大震災、福島原発事故では起きなかったが、阪神淡路大震災では長田で助け合いはあり、90年代、日本は経済大国、阪神淡路大震災と東日本大震災の16年、マックス・ウェーバーの予測、複雑なシステムで計算するための行政官僚性に支配されて、法の奴隷、損得マシーン、ウェーバーは、計算可能性がないと社会は回らず、しかし損得マシーンだらけだと、みんなのために働く政治家は出ない、ウェーバーは絶望して、行政官僚制＝鉄の檻、クソ社会、ここに二律背反があり、鉄の檻が必要で、人間はクズになるアンチノミーになり、本質的な問題、誰かがハンドルを切り間違えたのではなく、必然としてこうなった。
官僚制がクズ化して、しかし青木さん、アメリカ、ヨーロッパでは復元力があるのに日本はトップがクズと説かれて、宮台さん、田吾作問題、自分の所属集団の中でのポジション取り、三島由紀夫の言う破綻、愛国教育をしたら自分が愛国者だというもの、こんなクズは日本にしかいない。青木さん、20,30代には地球環境問題もあり、新自由主義で格差は絶望的になり、今の社会体制では復元不可能と思っている、宮台さん、ネオリベは古き良き記憶を持たないもの、保守主義は古き良きものを維持する、沖縄だと翁長さんの主張そのもの、しかし記憶のないものは損得勘定で、よきものの記憶がない世代は、市場原理主義に堕して、これは若い世代だと分断がひどくなり、良き時代の記憶はなく、不安だけにつられる、日本スゴイ、不安を隠すもの。同じ図式をウェーバーも持っていた。
青木さん、日本では絶望的だが、アメリカだとサンダース氏、ヨーロッパではグレタさんが出てきて、若い世代がこれだとアカンであると説かれて、宮台さん、スウェーデンは東京都と同じ規模であり、加速主義者は、人間が劣化して民主制破綻を危惧して、ハイテクノロジーに期待、制度による社会変革になるもの、加速主義はドラッグがあればいい、極論はオウム真理教、劣化する人間を寛容にする可能性があり、ゲーム、アニメで感情を寛容にするか、最近のアニメは、その点でいい、テクノロジーのプラットフォーム、相手を仲間にするか選ぶもの、マッチングアプリと違うものもあり、テクニックは人間を劣化させるものか寛容にするものか、二つの方向性があり、前者だとデストピア、後者だと底の後に希望、後者のことを次回聞きたいと締めくくられました、いや、ラジオならではの深いお話でした。次回は1月5日です。来週のゲストは白鴎大学の岡田晴恵さん、ネタはコロナです、以上、青木さん、宮台さんのお話でした。