市民運動創造と宇都宮健児ら群像コミュの【永岡浩一さんからの通信】和歌山放送ラジオ　ボックス（2020/11/6）　伊藤宏

　核兵器禁止条約、日本は中心になるべきところをアメリカの金魚の糞に徹して世界の笑いものになったことで安倍・菅政権を批判する、日本学術会議任命拒否問題、菅総理は過ちを認めて杉田氏を国会にだすべきことを説く！
永岡です、和歌山放送ラジオのボックス、金曜日のコメンテイターは和歌山信愛女子短期大学教授、新聞うずみ火編集委員の伊藤宏さんでした。司会は赤井ゆかりさんでした。
　伊藤先生の脳に効くニュース、今年中は10時前と終了前に伊藤さん登場、リスナーより、核兵器禁止条約、50か国批准、国際法になり、核兵器が違法になったといえる、批准した国を見たら、世界の流れは変わり、無名の国にも発言力はあり、核保有国に何をされても生き残るとあり、また核兵器禁止条約、来年1月に有効、しかし日本は批准しないのは残念、アメリカの政権は変わるのか、そしてアメリカの大統領選挙の混乱、どうして醜い争いかとあり、トコーソー、伊藤さんの見解があると思い、アメリカ大統領選挙は対岸の火事ではない、伊藤さん、核兵器禁止条約、40か国になりカウントダウン、そして成立、しかし日本は批准せず、我々は国内にいるとアメリカの核の傘と感じるが、世界から見たら日本は摩訶不思議、東洋の神秘？最初に核兵器を使われたのに、であり、しかし批准した国は日本にとって無名、経済力は小さいかも知れないが、存在感はあり、そういう国々とも交流は必要、政府開発援助以外にも、大国は何をやってもいい、かつての米ソ、今の米中のどちらにつくか、ではない、小国も存在感を示して、そういう国にとって、被爆国日本が批准せず、安倍氏も菅氏も核保有国とそれ以外の橋渡しと言ってなにもしない、核保有国の言い分の代弁者ではなく、批准した国の代弁者になるべき。橋渡しは真ん中にいるべきで、核兵器禁止条約の会議を日本でやれと野党が提案しても菅氏は否定したが、提案国でないから不適切はおかしい。我々ももっと声を上げて、核兵器禁止条約に被爆国日本が関与していないのは恥ずかしい、忸怩たるもの、提案していたら日本は世界の中心になれたのに、それをせず、核兵器禁止条約は力があり、条約の目指すゴールを市民は目指すべき。
　トコーソー、賛成多数になるかと思いきや反対、しかし維新はメリットばかり主張して、反対派の主張をデマと言ったのが敗因、自民党のいう大阪市がなくなるはその通り、反対派は大阪市がなくなると言ってそちらの説得力があったもので、公明党が今回賛成して、しかし逆転しなかったのは維新の政策の出し方に問題があった、アメリカ大統領選挙もしこりを残すと危惧されました。
　そのアメリカ大統領選挙、リスナーより、大統領が確定せず、イギリスはコロナで大変、参議院予算委員会、蓮舫氏の追及で菅氏と杉田氏の発言がデタラメ、公文書を出さないのはおかしい、裏に何かあるとの声があり、伊藤さん、菅氏の事情があり、政府の事情もあるが、収拾は6人の拒否の理由を正直に明示すべき、政策に反する発言があり、それは誤りであり、学問の自由否定で悪かったと菅氏が言えば丸く収まるもので、過ちを糺すべきなのに、理由を言わずに支離滅裂に菅氏はやり、シナリオは菅氏の書いたものではなく仕掛け人がいるが、変わり過ぎる、言ったことが誤情報、女性の比率、旧帝大の比率、総合的・俯瞰的、今年の流行語大賞にノミネートは上から目線、安倍氏もやっていたが、伊藤さんも受験で落とした生徒に総合的・俯瞰的と言えるわけはない。
　菅氏、そういう理由で、杉田氏は伊藤さんの高校の先輩で恥ずかしい、好ましくないとして一旦拒否したのは間違いと認めて6人を指名したら丸く収まる。杉田氏は公安関係、社会の裏表を知り尽くした、力のある人間で警察的な発想、この先問題になる芽を摘むという方向と想像されるが、国会で杉田氏は証言すべき、6人を任命して、学術会議のことを国民全体で考えるべきと説かれました、以上、伊藤さんのお話でした。