市民運動創造と宇都宮健児ら群像コミュの【永岡浩一さんからの通信】 Ｊ−ＷＡＶＥ　ＪＡＭ ＴＨＥ ＷＯＲＬＤ（2020/9/9）　安田菜津紀＆三浦まり

　安倍政権の女性活躍の真相を追及する！ジェンダーギャップ指数最悪の、女性差別により経済を進める社会は破綻することを説く、総裁選から人権を守られない外国人たちのことを憂慮する
永岡です、Ｊ−ＷＡＶＥのＪＡＭＴＨＥ ＷＯＲＬＤ、グローバーさんのナビゲート、水曜日のニューススーパーバイザーはフォトジャーナリストの安田菜津紀さんでした。政治と政治家を考えるウィークです。
明日発売の週刊文春に、菅氏のスキャンダル、集団就職はフェイクだったという記事が載ります（まだ文春オンラインには出ていないですが、作家のお馴染み古谷経衡さんがヤフーニュースに書いておられます、https://news.yahoo.co.jp/byline/furuyatsunehira/20200909-00197325/?fbclid=IwAR0JxgJzH0e4Qeby58F_pgj6fa9fJRE-Ofh1kcAuKHnwYo5WZzCSG5nC7io ）、週刊新潮も菅氏のスキャンダルだそうです。
また、日本ジャーナリスト会議ＪＣＪ大賞に、桜を見る会のスキャンダル追求で赤旗日曜版が選ばれました、https://www.jcp.or.jp/akahata/aik20/2020-09-09/2020090903_01_0.html 20年来のファンとしてうれしい反面、「大」新聞は赤旗日曜版の何百倍の人材を要して何をしている、です。もちろん赤旗の記者は安倍総理に寿司をご馳走になることはありません（笑）。
安田さんの気になったニュース、9月に入り、子供たちの夏休み明け、先週生きづらい子供たちへのメッセージを説かれて、ダイアログ・フォー・ピープル（https://d4p.world/ ）でも生きづらいあなたへ、居場所は何か、会社、学校が居場所でないなら、ＳＮＳは殺伐としたものだが、ホッとする時間を得てほしいと説かれました。
ニュースは総裁選＆野党の党首選び、皆さん見ていて、置き去りにされている論点はないか、総裁選の論点では、日本国籍をもった日本人へのメッセージと安田さん説かれて、新宿区は新生児の半分は外国にルーツ、多様なルーツの人々と生きるのが争点にならず、入管、外国人労働者のことは安田さんこの番組で取り上げられて、改正入管法、2018年後半に外国人労働者は過酷、7000人以上失踪して、法務省はちゃんと発表せず、法務省は87％がより高い賃金を求めてと言っていたら、67％が低賃金でやっていられず、最低賃金を下回り、前者だと外国人はお金目当てと見られる＋人権は軽視されて、人権蹂躙の世界からは失踪ではなく避難。法務省は入管法の審議で、実習生の聞き取りはコピー不可にして改善をしない、野党の議員は一つ一つ手書きで書き写して、政府は迅速に審議したいのに、野党に資料なしで入管法改悪、法をゴリ押しのために不透明は安倍政権で無数にされて、入管法は人名を左右する、留学生の命の線引きはコロナ禍でされていて、命を大切にしない国家は民主主義が成り立たず「日本人」も人権を否定されると説かれました。
ＵＰＣＬＯＳＥ、安倍政権の掲げた女性活躍とは何であったか、ジェンダーと政治のスペシャリスト上智大学の三浦まりさんのお話がありました。概略追跡します。政治とあるべき姿について、安倍総理の辞任について三浦さん、長期政権がようやく終わり、女性活躍推進は安倍政権の目玉だが、リスナーより、女性活躍をジェンダー格差解消とすべきとの声、三浦さん、その声の通り、その前は女性活用で響きが悪く変えただけで中身は同じ、経済成長のために女性を利用、しかしジェンダー平等は経済とは別、女性のエンパワーメントが入るべき。
活躍「させる」に安倍政権の姿勢があり、経済成長の一つ、男女の就業率を改善、実際上がったが、女性は多くが非正規雇用＝賃金は低いまま。安田さん、就業率だけでなく、女性管理職は増えたかと問われて、三浦さん、上場企業の役員に女性を、としても管理職は増えず、2015年に法律ができても、その後女性の管理職は増えず、意思決定に女性を参加させるものにはなっていない。
安倍氏は目標を掲げて、しかし絵に描いた餅になったと安田さん説かれて、なぜ増えないか、三浦さん、男性中心の雇用慣行、女性はオッサンにならないと生きて行けず、残業を減らすなどはあっても不十分。男性中心の慣行は、政治の世界も同じ、政治分野の男女共同参画で女性議員は数では増えても微増、ポイントは平均値ではなく、努力している共産党とやっていない自民党があり、それを投票の参考にすべき。政党で女性を増やす競争をすべき、有権者はその観点で選挙を見るべき。昨年の参院選だと、男女候補同じの政党と、10％も女性のいない政党もあり、与党は現職が多く変わりにくい。野党は新しい人を立てて、野党の女性が多く、そうして与党に、このままだと落ちるとプレッシャーを与えるべき。昨年の参院選は女性が伸びた。
安田さん、与党が変わりにくい件、女性の閣僚はすくないと説かれて、三浦さん、一時5人小泉政権、安倍政権であり、今は3人、閣僚、党三役に女性は自民党はなく、多様性なし、これでは次世代の女性が政治に来ない。安田さん、昨年12月のジェンダーギャップ、日本は過去最低を更新、中でも政治は最悪、これについて三浦さん、ジェンダーギャップ、リーダーに女性がどれだけいるかで、政治に日本だと女性のリーダーは少なく、衆院では165位、9.9％、これが伸びないと、他の国は女性を増やして、日本はもっと遅れた国になる。自民党は早急に改善すべき。
安田さん、安倍政権は指導的地位に女性を30％にするのを2020年から10年先送りと説かれて、三浦さん、女性にとって絶望的、女性活躍＝安倍氏と看板のはずが、もっと女性の活躍という掛け声のみ、後押しせず、政府の掲げたことで社会の意識は変わり、後ろ向きのことはダメ＝やる気なし。リスナーの声、管理職の女性を増やせばいいではないとあり、三浦さん「単に」〇〇、女性の貧困、性暴力も関連して、女性の管理職はハラスメントがあると増えないし、ハラスメント防止＝性暴力をなくすことになる。女性が管理職になるのを阻む要素は多岐に渡り、しかし自民党総裁選一色＋出来レース。
その総裁選の、各候補の政策を説かれて、安倍氏の後任、菅氏のパンフレットでは待機児童問題解決とあるものの、会見では触れず、三浦さんは菅氏について、安倍政権と比べて女性活躍は後退、特に自助を強調＝ケアが減り、自己責任でやれでは、一斉休校だと家庭は大変、家事は女性がボランティアではない。安倍政権の積み残し課題は無数あり、自己責任の悪化を安田さん危惧されて、岸田氏に女性活躍はゼロ、一言触れたのみ、岸田氏のツイッター写真、ネクタイ＋マスクで朝食の岸田氏と、奥様の写真、安田さんも写真をやり、岸田氏の姿勢を問われて、三浦さん、言葉使いは女性に活躍してもらう＝上から目線。写真はイメージ戦略でも昭和、今とは離れている。安田さん、政治家の発信はツイッターだと国際的にマイナス発信と説かれて、三浦さん、周りの訂正なしは周囲の価値観も同じ。
石破氏は女性の活躍できないものを是正、セクハラ撲滅、女性の立場で出産をケア、三浦さん、3人では女性活躍では評価できる、活躍できない仕組みを変えるのは重要＋セクハラ言及は総裁選では初である。女性活躍をどういう文脈でやるか、女性の努力が足りないとするか、障壁があるかは問題。
そして、合流新党代表選、枝野氏と泉氏のこと、三浦さん、立憲民主党、国民民主党も女性を重視して、枝野氏は選択的夫婦別姓、世帯から個人と言及して評価できる。選択的夫婦別姓は総裁選では話題にならず、3人とも反対はしていないものの、進むか？泉氏の女性政策は女性議員と意見交換しているのは評価できる。
安倍政権の積み残しは無数あり、今後必要なものは何か、三浦さん、日本でジェンダーギャップ指数は、差別禁止、ハラスメント禁止など法律がない。他国だと法律を作りジェンダー平等を実現したが、日本は法的な基盤なし、それを支える女性議員が少なく、多くの国では数値目標で女性議員を増やして、政治を変えて新しい法律、社会にできる、女性は自己責任で活躍できないのではなく、社会の仕組みに問題があると締めくくられました、以上、安田さん、三浦さんのお話でした。