市民運動創造と宇都宮健児ら群像コミュの【永岡浩一さんからの通信】 西谷文和　路上のラジオ（2020/8/28更新）　小出先生＆矢野宏さんスペシャル

、増え続ける原発汚染水問題、トリチウム汚染水の海洋廃棄が出来なくなると原子力マフィアは破綻するので必死＆大阪維新の嘘を見抜く、メディアに騙されるな！太平洋戦争の時と全く変わっていない日本の同調圧力体質を放置したら日本は破綻することを警告する！
　　永岡です、西谷文和、路上のラジオ、Radio on the Street 第33回、今回はダブルゲスト、小出先生による汚染水解説と、矢野さんによる大阪維新に騙されるな、です（これは安倍総理辞任発表の前の8月19日に収録されたものです）
https://www.radiostreet.net/radio/537/
　西谷さん、松本ヒロさんコラボはまだチケットあるそうです、https://www.radiostreet.net/wp/wp-content/uploads/2020/08/CCF_000027.pdf
　そして、路上のラジオ、何の忖度も自粛もなくやり、上記の松本ヒロさんとはテレビで見られないものをされて、リスナーの声、いつも楽しみ、何を信用していいか分からない中で、向かうべき指針を示すことに敬意、この方は毎月3日のアベ政治を許さないのメッセージカードを持たれて、小出先生もされて、安倍氏打倒のために尽力したいと説かれました。
　3・11を忘れないin松本、前回収録しきれなかった小出先生インタビュー、増え続ける汚染水のこと、福島原発、どうすべきか？事故から9年半、汚染水は1日170トンたまって、原発敷地も満杯だが、汚染水は地下水＋雨水含めて170トン、福島原発事故、放射性物質の炉心がメルトダウン、どこにあるかわからず、元々は原子炉建屋、格納容器、放射能を閉じ込める最後の砦も潰れて、熔けた本体はどこにあるのか誰もわからず、デブリ、ウランは2800度を越えると熔けて、鋼鉄も熔かして、どうなっているか分からない超危険物質、外界と隔離は必須、原子力マフィアは5重の壁と言うが、地下は大地震で破壊されて、密閉は破綻、地下水が無限に流れ込み、事故前は400トン毎日流れ込んで、地下水は建屋のデブリに接触したら汚染水になる（放射能を帯びる）。
　汚染水処理は東電もタンクでためていたが、120万トンも1000基のタンクに貯めて、それでは汚染水のまま。東電は汚染水の中の放射性物質を除去するためにＡＬＰＳを設置しして、セシウム、ストロンチウムなど60種は捕捉できると東電は豪語しているが、処理した水にトリチウム、三重水素があり、水素の原子核、陽子1つと中性子2つ、これは酸素と結びついて水になり、通常の水と全く同じ性質で、トリチウムは取り除けず、東電でもトリチウムは除去できず、東電が処理水というのはトリチウム汚染水であり、今後どんなに頑張ってもトリチウムは除去できず、根本的には、地下水が原子炉建屋に入らないようにすべき。そのために凍土壁を作ってもできない＋地下水はどこか止めても別のところに行く、と小出先生は警告。
　東電は地下水を減らしても、1日170トンは必須、小出先生は地下ダムを作れと2011年5月に提唱されて、ところが東電は株主総会が6月にあって、建設費用1000億かかり、株主総会を乗り越えられず、国が300億円鹿島建設に出して凍土壁を作っても役立たず。汚染水は処置なし。海に捨てさせてくれと原子力マフィアは言うが、自然で放射能を浄化する能力はなく、放射能は自然界に流してはいけない。それで小出先生は核に反対してきた。
　小出先生、福島原発事故で熔け落ちたウランは250トン。福島原発事故が起きなくても、使用済み核燃料は全て六ヶ所村に持って行く計画で、六ヶ所村は破綻。再処理工場は使用済み核燃料を溶かして、長崎原爆材料のプルトニウムを化学的に取り出すものだが、トリチウムは取れず、1年に800トン分の核燃料分のトリチウムは六ヶ所村から青森の海に捨てていた！だから福島のトリチウムなど問題はないと原子力マフィアは思っていて、トリチウムを捨てられないと再処理工場は元々成り立たず、だから福島原発事故の汚染水は海に捨てろとして、それを一歩でも譲ると日本の核は破綻。福島の人たち、核に反対してきた小出先生と仲間も汚染水は100年補完しろと主張したが、それをやったら日本の核は破綻する。
　トリチウムの半減期は12年、123年で1/1000になるがゼロにはならないものの、ともかく100年は補完すべき「汚染水処理は、日本の原子力マフィアを潰せるかの死活問題」、福島の汚染水は100年貯めて、放射能は1/1000にしたら濃度規制はできるが、東電、原子力マフィアは薄めて捨てようとしているもので、今のように毎日170トンの地下水処理は限界があり、今からでもちゃんとした遮水壁を福島原発の地下に作り、そして原発をゼロにして、こんな悲劇を繰り返してはならない、なのです。
　後半はうずみ火ラジオ、矢野さんのライフワークの戦争と平和、大阪大空襲のこともあるものの、テーマは維新の嘘を見破れる、であり、イソジン吉村氏＋雨合羽松井氏、化けの皮が剥がれた、8/4の記者会見、実は松井氏、吉村氏の記者会見は2部構成、1部は飲食店に休業要請であり、2部がイソジン、嘘みたいな本当の話と、マルチ商法、イソジンを使うとコロナの陽性者が減り、コロナに打ち勝てる、1日4回うがいしろ。しかし実験は48人＋論文なし＝嘘。データを出した松山市もビックリ。吉村氏、松井氏の暴走を止められず、これでイソジンは店から消えた＋ネットで高値。日本医師会は批判して、甲状腺疾患、妊婦に悪影響と言うと、吉村氏は謝罪はせず、誤解させた、うがいで感染を止めるというものの、予防効果はない、治療薬ではない＋1日何度もうがいするのがしんどいなら1回でいいと、メディアに責任転嫁、もちろん吉村氏が嘘を言ったのに、誰かに責任転嫁、安倍氏、橋下氏にそっくり。
　こんな科学的なことなら、吉村氏ではなく、科学者が言うべきで、他人の手柄横取り＋やっている感、8/4は感染者急増の日で、メディアの目くらまし。当時ＧｏＴｏキャンペーン。そして、これは読売テレビのミヤネ屋でやり、テリー伊藤氏、インサイダー取引が出来たと言い、ミヤネ屋のスタッフは知っていた、手リー氏の発言は本当。テリー氏はその後責められたが、実際に株価は上がり、明治製菓が作り塩野義が売り、2001年に売上100億が今の半分＝塩野義にとって渡りに船、関西の企業で万博のため。イソジン売り切れで歯科医院で手に入らず困り、大阪府保険医協会が抗議、これほどデタラメな吉村氏のこと、それほど吉村氏の影響力はテレビにあれだけでていて大きく、市民はちゃんと考えるべき。
　大阪では、収録日の8/19、重傷者が全国の1/3、死者数も大阪が多く、背景は、吉村氏、重症の基準が大阪と東京で違うとか言った物の、高齢者が医者に行っていないと責任転嫁。医療崩壊、保健所が維新により破壊されて、ＰＣＲ検査はかかりつけ医ではできず、保健所の電話はパンク、ＰＣＲ検査は進まず、それで重傷者がふえて、5/20の毎日新聞で、保健所は大阪に一つだけ＋残業時間平均60時間＝過労死ラインを越えている人も多く、保健所を維新が減らしてこのザマ。
　2000年に24あった保健所を一つ、オリンピックを誘致するためのリストラに、橋下氏が止めを刺したもの、保健師は減り、負担が増加して、ところが吉村氏、重症化について、人工呼吸器を早めと8/19に言った物の、もちろん大阪だけ違うことはない、妄言を言ったら大阪はおしまい。吉村氏はテレビに出まくり、追いつめられてうがい、イソジンと飛びついたもの。橋下氏と同じ、アドバルーンを上げて、それをメディアが取り上げる。橋下氏、慰安婦暴言で人気低下、吉村氏もイソジンで支持率を落として、維新に騙されたらダメ。
　これは徒抗争のため、維新の人気を維持したい焦り、住民投票は11/1、イソジンでデタラメを言って、維新は謝罪をしない。吉村氏は、7月にワクチンの知見を始めると言ったのに、自分たちは何もせず、金も出さず、大阪大学に丸投げ。しかしワクチンは副作用対策で最低2年かかるのに、嘘を言う。
　なぜ、メディアが維新、吉村氏、松井氏を応援するのか、松本創さん、誰が橋下徹を作ったか、の著者に講演してもらい、橋下氏と吉村氏を合わせたのはやしきたかじん氏。そこまで言って委員会の吉村氏は制作会社の顧問弁護士であり、たかじん氏の顧問弁護士。2010年に橋下氏は維新を作り、誰かいい人いないかとして、たかじん氏が吉村氏を橋下氏に紹介して、吉村氏は市会議員に当選。そして2014年の衆院選があり、吉村氏は市議会議員をやめて立候補、小選挙区では敗れても比例復活、そして2015年に大阪府知事と市長の選挙があり、吉村氏は市長になり、2019年に知事のクロス選挙＝吉村氏は一度も任期を全うしたことはない。
　吉村氏は、たかじん氏の弁護士であり、武富士の弁護士、武富士被害者のための弁護士は宇都宮さん、たかじん氏の遺産、関西の帝王のたかじん氏の背後で、関西のメディアは橋下氏、維新を持ち上げる。テレビ局は番組を作らず、制作会社がやって、そこまで言って委員会は極右、リベラルを呼んでいじめて、そういう背景にたかじん氏らの流れがある。
　テレビ局は、橋下氏が2008年に知事になり、大阪から発信できると喜んだ。メディアが維新の嘘をファクトチェックせず、であり、大阪モデル、これを吉村氏が記者会見して、通天閣ライトアップで関係されたが、基準が変えられて、重症患者のベッド数、118のうち70であり、しかし、大阪モデルで赤にならないように70％にして、大阪市会議員の前川氏のツイッターにて、大阪府医師会は熱中症対策でベッドが足りなくなると警告したことを発信して、行政に問い合わせると、ベッド数は105しかなく、つまり70％の限界は目の前。
　維新は、橋下氏の時から、食い下がる記者の実名を挙げてバッシングして記者が大変。イソジン問題のインサイダーの時に、テリー氏が修正して、インサイダーを言うと吉村氏は名誉棄損だと恫喝している。
　雨合羽松井氏、雨合羽は33万着も集まり、仕分けは大阪市役所の仕事、十三市民病院のためでも、雨合羽は防護服にはならず（脱ぐときに汚染する）、危険で、学校に押し詰めて、市役所の玄関ロビーに段ボール箱で山積みになり、毎日新聞のスクープで、防火対策違反になっている！それで小学校に押し付けるなど撤去して、今は山積みではないものの、とんでもないこと。
　雨合羽、イソジン、徒抗争を推進する連中は司令塔が一つの方がいいというものの、どちらも思い付きで被害は市民、司令塔一つは危険「チェック機能がないと生命に関わる」、保健所削減、十三市民病院をコロナ専用にして入院患者を追い出して、病院長もテレビでそれを知った＋松井氏は十三市民病院を応援せず、司令塔一つのメリットはない。
　行政は二元代表制、市長、知事と市会、府会がありチェック機能は必須。敗戦75年、太平洋戦争では強いリーダーを求めて、国家総動員法、治安維持法、隣組＝敗戦、75年前の歴史から日本国民は何も学ばず、強いリーダーの下では間違いないというのはおかしい。
　橋下氏、吉村氏の人気絶頂期に、吉村氏の悪口を言うべきでないとラジオにも空気があったと西谷さん説かれて、これは戦前と同じ、矢野さん、同調圧力、マスクしていない、左の人を叩く、パチンコ店に並ぶ人を叩くのは太平洋戦争の時と同じ。西谷さん、竹やりでＢ29と戦えないのに異論が言えなかったと説かれて、矢野さん、隣組から排除されたら配給をもらえないから、と説かれました。
　ＮＨＫの戦争番組で、国民は我慢しろであり、東条英機氏には金が行き、民間の空襲被害者には補償は、サンフランシスコ講和条約の後はされず、軍人は手厚く補償されて、戦争という非常事態の時は国民は我慢しろであり、軍人恩給は昔陸軍の人がいたため復帰＝モリカケと同じ。文部省もそう＋日本遺族会の圧力で軍人軍属は補償されているが、民間はゼロ。
　給付金電通丸投げと同じ、電通は旧満州の会社で、当時から軍人とつながりがあり、日本は太平洋戦争と同じ。西谷さん、安倍氏がこけて橋下氏は総理かと問われて、矢野さん、橋下氏は民間入閣はあり得て、そこまで言って委員会が視聴率を取っている絶望的状態。しかし、頑張っている記者、テレビ制作者もいる、彼らをほめることが大切と説かれました、以上、矢野さんのお話でした。
　この番組、もちろん企業スポンサーはなく、皆さんの寄付をよろしくお願いいたします。矢野さんも、ニュースなラヂオでは話せない内容も多々ありました。本日、安倍総理の辞任会見、これを報じるテレビはまるで昭和天皇の死んだ時と同じ、この国は太平洋戦争の時の体制と同じ、このままだと破綻します、以上、路上のラジオ第33回でした。