市民運動創造と宇都宮健児ら群像コミュの【永岡浩一さんからの通信】 文化放送ラジオ　大竹まことゴールデンラジオ（2020/7/21）　深澤真紀

　東京都立校の君が代強制の問題点を語る＆ＪＡＭ ＴＨＥ ＷＯＲＬＤ　青木理＆荻原博子　ＧｏＴｏキャンペーンのデタラメから安倍政権の感染症対策の無策を批判する、このままだと破局である！


　永岡です、Ｊ−ＷＡＶＥのＪＡＭＴＨＥ ＷＯＲＬＤ、グローバーさんのナビゲート、火曜日のニューススーパーバイザーはジャーナリストの青木理さんでした。

　大竹まことゴールデンラジオ、獨協大学の深澤真紀さん、東京都の公立学校にて感染症対策で校歌を歌わなかったのに君が代は斉唱の件を語られます（東京新聞に記事あり、https://www.tokyo-np.co.jp/article/43611　）。

　本題の前に、森友事件のことで、先週赤木雅子さんこの番組に出られて、私は真実が知りたい、雅子さんと同世代、俊夫さんの手記が採録、クローズアップ現代で取り上げられて、心身を病んであれだけの文書を書いた意味、そして雅子さんは政府に怒っているだけではなく、財務省に俊夫さんのことで怒り、野党の不信もあったが、相澤さんの説得もあり提訴、改竄で様々な人の運命が潰されて、皆さんの思っている単純な話ではない。

　今日のテーマは驚いた人も多い、3月の卒業式で唾が飛ぶのを懸念して校歌は歌わず、しかし君が代は歌った件、東京新聞の独自スクープ、今年は3月から学校は一斉休校、卒業式もなく、保護者の出られない卒業式をやろうとして、しかし東京都の教育委員会に君が代斉唱の問い合わせがあり、これは問題だが、都立の学校では国歌斉唱の方針に変更なし、区立学校では君が代も校歌も歌わずなのに、都立の253校では君が代は歌ったもの。3月のことで、当時はライヴ禁止状態、生徒の健康より、教育委員会は君が代を重視の異常なこと。

　教育委員会では君が代で起立しない教員を懲戒処分にして、日の丸と君が代は戦後すぐに国旗、国家ではなく、99年になり、98年に文部省が強制したもの、日本国憲法に抵触。99年には広島の高校の校長が自殺、しかし99年に国旗国歌法になり、その後文科省になり、東京都の教育委員会では国旗・国家を強制、国旗国歌法を拡大解釈して、教育現場から訴訟もあり、最高裁では憲法19条違反でないと判決。　

　国旗国歌法は強制しない、わかりやすくのネタで制定、2004年の園遊会の際に米長邦雄さんが当時の天皇に国旗国歌をやると言って天皇は否定。国民一人一人が考えるべきなのにこれであり、コロナ禍の中でも君が代を歌わないといけない理由は説明されず、2003年に起立斉唱を実質強要、それも3月にはマスク不足で、マスクせず君が代を歌わされた、その上特別支援学校でも歌わされて、東京新聞では呼吸器内科の指摘で問題とあり、ＣＤを流せばいいのに、子供たちと先生たちの安全を無視した通達であり、憲法の思想の自由だけでなく、子供に安全に教育を受けさせる権利に抵触。他のメディアはこれを後追いせず、東京新聞のみ今のところ報じて、リスナーもツイッターで反応、批判があり、深澤さん、先生も説明できず、マスクなしで君が代を歌わされたこと、子供たちは先生は自分たちを守ってくれたのか思う、コロナ禍で君が代のみ歌う、何のための一斉休校か、東京都の教育委員会は反省すべき、衝撃的ニュースであったと締めくくられました、以上、深澤さんのお話でした。

　今週の週刊文春スクープ、ＧｏＴｏキャンペーン、二階氏らに観光団体が政治献金のことが載ります、https://news.yahoo.co.jp/articles/a4120e5b3bdc6be47183d25fd9d530ae3e04c731

　ジャム・ザ・ワールドで経済ジャーナリストの荻原博子さんがＧｏＴｏについて語られて、二階氏は旅行業界のドンもしかし私的なことでやったらダメ、今大事なのはコロナの封じ込め、当面困っている人が山ほどいて、旅行業だけでなく、イベント、ライヴハウス、テレビ局もそうでこれらの手当てをと説かれて、東京をＧｏＴｏ除外は、地方だと感染者はそれほどなく、しかし地方も疲弊して、県内の移動で有効にすべきと説かれました。また豪雨災害の被災地を手当てすべきと説かれました。官邸の独断でされて、東京女子医大はボーナスなしなのに、10兆円の予備費の有効的使途が問題なのです（ちなみに、文化放送サキドリだと、小西克哉さん、ＧｏＴｏトラベルは英語の文法として成り立たないので中学生高校生は無視するようにと説かれました（笑））。

　ジャム・ザ・ワールド、青木さんの気になったニュース、今日最大のニュースはＧｏＴｏキャンペーンの大混乱、キャンセル料を払わないというのはおかしい、何かのお店が大安売りするので予約してくれ→やめた、ならキャンセル料は当然、それと等しいことをして、東京都を除外もうまく行くのか？キャンセルした方も東京除外が理由とキャンセルできるのか、また神奈川県、千葉県の市民が旅行に行き、羽田空港、新幹線で行くのはＯＫなのに、東京都民はダメはおかしい、東京都民と近隣県民の団体旅行はどうしてダメ、高齢者、若者とは何歳か、団体旅行は何名か？埼玉の人は補助が出て、東京の人は出ないのはおかしい。東京の感染拡大は深刻、小池都知事は4連休都民は家にいろであり、ＧｏＴｏキャンペーンと矛盾する、青木さんと埼玉県の方で対応が違う、チンプンカンプン、何をやっているのだ？未知の感染症が相手、世界も混乱して、対処できている政権とメチャメチャな政権があるが、安倍政権はアベノマスクもそう、持続化給付金で電通に委託費、10万円もまだ届かない中でＧｏＴｏは何もかもチンプンカンプン、経済対策は必要だが、青木さんは最大の重要点は検査の充実、検査を徹底して、感染症対策と経済は両立できるのに、検査体制は世界最悪、医療従事者への対応はダメ、本当にやったことを上での景気対策ではなく、やることはトンチンカンであり、今は感染症を押さえる対策は不十分、このまま感染者数が増えたら緊急事態宣言、日本的ロックダウンになり、悲観的なことを言うなとするリスナーもいるかも知れないが、青木さんは楽観的にはなれないと説かれました。本日、ＵＰＣＬＯＳＥ書き起こしは省略します。以上、青木さんのお話でした。