市民運動創造と宇都宮健児ら群像コミュの【永岡浩一さんからの通信】和歌山放送ラジオ　ボックス（2020/7/10）　伊藤宏

　匿名性は権力批判の手段で誹謗中傷の手段ではない、九州・中部豪雨災害から災害列島を問う、河井夫妻の問題、最後は有権者が犯罪行為を忘れず問題ある政治家は選挙で落とすべきことを語る
　永岡です、和歌山放送ラジオのボックス、金曜日のコメンテイターは和歌山信愛女子短期大学教授、新聞うずみ火編集委員の伊藤宏さんでした。伊藤先生、今週は電話出演、信愛大学の学生さんに感染者が出たためです。司会は赤井ゆかりアナウンサーでした。
　伊藤先生の脳に効くニュース、毎週このコーナーにリスナーの怒りが殺到して、豪雨災害、温暖化対策もされず、最近はコロナ対策で温暖化は無視されたものが問題との声もあり、来年のオリンピックは開催できるのか？ワクチン、治療薬はスパコンも活用されているのかとの声もありました（コロナと大雨への市民の不安が高まっているのがラジオを聞くとわかります）。
　いつもは9時20分と50分のコーナーに伊藤さんお話されるのですが、今回は9時50分のコーナーのみ、伊藤さん、コロナで当事者なり、短大の姉妹校で感染者、濃厚接触者は限られていると保健所はいうものの、大学で全員ＰＣＲ検査、鼻の奥に綿棒は痛く、学生さんの検査結果では、と眠れず、昨日は東京で感染拡大、その学生さんは和歌山県の中にいて、県外に出ていないので問題。感染者＝悪者の空気があり、他の感染者が出たらその学生さんが叩かれて、広報は大変、大学としてできることはやったがなかなか困難。
　リスナーより、検査した皆さんが陰性であるようにとの声があり、そしてリスナーの声、ＳＮＳ書き込みで自殺者の問題、ラジオネームで投稿するが、実名投稿では書けないとあり、豪雨災害、戦闘機、イージス艦より防災予算を、河井夫妻に金をもらった物が罪を問われないのは納得できない、豪雨災害で自分の身は自分で守るべき、河井夫妻の買収の件もあり、伊藤さん、匿名性、匿名で発信するのは知られたらまずいではなく、言いやすい、言いたいことを言う、この番組のリスナーは節度を持ってラジオネーム、健全な匿名性だが、野放図だと権力に弾圧されるもので、節度を守るべき。様々な発信ができないと、政治への批判もできず、誰が言ったかではなく、発言の内容、政治への怒りを発するための手段。
　豪雨災害、和歌山でも路面が崩れて、コロナ禍で避難所も大変、避難できない人もあり、ボランティアが全国から来られていたのに、コロナでボランティアは都市部から行けない、行って万一感染拡大だと本末転倒、被災地の受け入れ態勢など、情報のやり取りをして、現地に行く以外の復興支援をすべき。今はボランティアは県内のみだが、これだけの大災害では県内では足りず、自治体、国も本気でしないといけない。
　河井夫妻のこと、収賄側は司法取引もあるが、審判を下すのは有権者、検察が起訴しないなら、有権者が選挙で落とすべき、忘れてはいけない、様々な投票をするが、判断材料にすべき。政治家は国民はすぐに忘れると思っているが、それを許したらだめだと説かれて、来週スタジオに来れるようにと締めくくられました、以上、伊藤さんのお話でした。