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市民運動創造と宇都宮健児ら群像コミュの【永岡浩一さんからの通信】 西谷文和 路上のラジオ(2020/6/26更新)

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滋賀湖東記念病院冤罪事件 無実なのに12年も服役させられた被害者の声、こんなことは私を最後にしてほしい、井戸謙一弁護士、冤罪被害者Nさんのお話
 永岡です、西谷文和 路上のラジオ、Radio on the Street第28回です、https://www.radiostreet.net/radio/486/
 今回のテーマは滋賀の病院で看護師Nさん(番組でも実名が出ていますし皆さんご存知と思いますが、冤罪被害者の実名表記は不要と考えてイニシャルにします、同じ理由で病院の実名も匿名とします)は呼吸器を外したとして有罪確定、12年服役の後で再審請求して今年3月に無罪を勝ち取り、この件、主任弁護士の井戸謙一さんに西谷さん直接会って取材されました。何の忖度も自粛もなし、滋賀に西谷さん行かれて、井戸さんの事務所を訪れて、志賀原発差し止め判決を書かれた裁判官ですが、井戸さんに原発のことではなく、冤罪事件の弁護団長、冤罪事件の意味、2003年の発生から殺人犯の汚名を着せられたNさんの闘い、事実をゆがめた滋賀県警がどうしてNさんを陥れたかを説くのです。
 今回はNさんと井戸さん、Nさんの事件が報じられて、リスナーも憤り、Nさんは看護助手、看護師さんを助けて、お風呂に入れない人の体をふく、寝返り、医療行為はできず、たまった痰を捨てるetc24時間3交代のきつい仕事。
 2003年に夜の勤務、亡くなられたAさん(当時72歳)の人工呼吸器が外れていた?井戸さん、看護師二人、一人は仮眠中で、その看護師とNさんは、おむつ交換に行くと、心肺停止状態、医者による確認は3時間後、Nさんは奥の部屋から行き、Aさんの病室に行き、異変を感じて、アラームはなっていた、蛇腹が外れるか、痰がたまっている、蛇腹が外れたと思い、一緒にいた看護師さんは蛇腹の外れたものとして、Nさんは蛇腹の外れたところは見ていない。
 井戸さん、チューブは第一発見の際に外れておらず、しかし看護師はチューブが外れていたと記録、チューブが外れていたと思うが、ならアラームが鳴るはずなのに、看護師もNさんもアラームは未確認、しかし警察はアラームが鳴っていたのに看護師は手当しなかったと、業務上過失致死として捜査、しかし病院は機械のためにアラームが鳴らなかったと見て、警察と病院の見立ては全く異なり、しかしチューブが外れていたか、直接の証拠はないが、Aさんは痰が多く、2時間に一度除かないとならず、痰がたまるとアラーム、前夜の11時に亡くなり、翌朝4時半まで確認されず、痰が詰まっていた=看護師の責任が問われるので、痰が詰まっていたのになぜアラームが鳴らなかったか、看護師、病院で他にも責任回避のための嘘、チューブが外れてもアラームの鳴らない例は他にもあるのに、滋賀県警は業務上過失致死として刑事責任を無理に問おうとした。
 警察は病院から抗議、機器の責任なのに、なぜ捜査するのかであり、警察は機械を京都大学の先生に鑑定させて、2004年に問題なしとわかり、ところが捜査体制を一新、市ヶ谷警察から滋賀県警の山本刑事部長が取り調べ、山本氏から呼び出されて、患者さんが亡くなり責任感を感じないのかと言われて、取調室で机を叩かれて、Aさんの写真を並べられて、責任を感じないのか、アラームは鳴っていたと言うと、椅子を蹴り思いだせ、アラームが鳴っていたと言えと、急に態度がやさしくなり、鳴った前提だと、身の上話を聞いてきて、Nさんは勉強できず劣等感、山本氏にそれを持ち、すると山本氏はNさんはかしこいとやさしくなり、しかし取り調べ、アラームが鳴ったと、看護師は鳴っていなかったと証言しているのに、メールのやり取りもできない。
 井戸さん、警察にとって主犯は同席していた看護師であり、アラームが鳴っていたとNさんに認めさせたい、Nさんに自供を求めて、5/10から取り調べ30回、7月にチューブを抜いたと証言、その間調書は作られず、本命の看護師を追いつめるためにNさんを悪用。
 ところが、Nさんが抜いたとされて、看護師に申し訳ない、アラームが鳴った+山本氏がやさしくして、誘導尋問に引っかかり、友達もいないNさんに優しくして、そして県警を自ら訪問。看護師を守りたい、山本氏に好感、しかしNさんが嘘をついていると、山本氏は決めつけて、Nさんは踏ん張ろうとして、Nさんが蛇腹を外したとしたら、看護師は追及されないことになり、Nさんはチューブを抜いたとは言っていない、しかし山本刑事は蛇腹を外したと言えと誘導尋問、そしてNさんが外したことにされて、Nさんも逮捕の意味も、殺人事件の意味もわからず、殺したと言っていないので逮捕されるとは思わず、大津署に行くと山本刑事は優しくしてくれて、親とも接見禁止、7月末まで会えず、刑事が家を見ている。医師の弁護士がついて、起訴前に弁護士のつくことはないと言い、それから調書が作られて、Nさんの署名捺印がいるのに、調書の内容は知らされずである。
 そして、逮捕、山本氏は別の部署に行き、市ヶ谷署で逮捕、その前におかしいと思い、晩御飯買ってこようかとか言われて、そして大津署に連行されて、両親はNさんはやっていない、報道するなとして、その日から13年間外に出られず、大津署に勾留されて、当時はマクドナルド、ミスタードーナツも食べさせてくれて、しかしやっていないのにおかしいと、弁護士さんを呼んでもらい、しかし山本刑事と会える、またその時は好感を抱き、しかしやっていないのにおかしいと思うが、山本刑事と一緒でいい、しかし一緒に留置場にいた人もNさんはおかしいと言うほど。
 事件にして逮捕したら、刑事の名声は上がり、山本刑事は犯人に自白させて逮捕、メディアからの情報で名前は上がり、しかし警察は殺人事件にしようとしたのではないが、Nさんの供述は不安定、チューブを抜いたと言ってから供述は信用できないのに、チューブを抜いたか慎重にやるべきことを警察はせず、そして自白の内容が変転して、捜査内容に会うようにされて、山本刑事に惚れていると滋賀県警は知り、もちろん警察としてはタブー、担当を変えるべきなのに、そのまま。
 2008年に不当判決、懲役12年、大阪拘置所はたくさんの人のいるところで、控訴して勝った人もあるが、両親と接見禁止が解けても、Nさんはイライラしてやったと、信用してもらえず、しかし祖母二人が、Nさんは人を殺さない、信用してやれとなり、両親もNさんの無実のために尽力してくれて、しかし山本刑事は嘘をついて、起訴後も来て、起訴されたら取り調べはないのに、である。
 大阪高裁で再審になり、大阪地検がNさんに有利な証拠を隠していて、しかし警察、検察の証拠は隠せる、戦前の裁判所は職権主義、裁判所は全部見られて、しかし戦後当事者主義で都合のいいものしか出さない。検察は膨大な資料を持ち、弁護団はない、圧倒的な力の差なのに、取り調べ主義で必要な証拠しか出さず、検事が証拠を出さない、刑事訴訟法ではそういう義務はなく、これは古くから問題になり、裁判所は検察に証拠を出せとできるのに、証拠開示命令、勧告はほとんどされず、裁判員裁判の際に証拠開示は問題になり、一般の刑事裁判だと求めたらリストは出さないといけないが、リストのみ、そこから開示請求を出すようになり、しかしこれは一般の刑事事件、再審請求だと弁護側は非力であり、滋賀の事件でも再審請求段階では出てこず、裁判所が勧告して、リストが出てきて、480の文書、その中の180、4割開示させたが、6割は闇の中。
 検事は立証せず、当初は有罪立証、取り調べの責任者、鑑定医、法医学者を承認申請、昨年5月に求めて、検事は新たな有罪の立証をせず、新たに証拠もださない、なぜか理由はわからず、井戸さんは480の資料の中に、検察に送っていない110点の資料があり、大問題、証拠は全部検察に送らないといけないのに、それを守らず、その110点の中に2004年の山本刑事の資料、解剖医の鑑定書があり、死因はチューブが外れたためとしていてたが、解剖医はチューブが外れていたと聞かされて解剖、そして異常なし、それでチューブが外れたというものの、痰がつまり、末梢部、看護師は心臓マッサージと痰吸引をして、気管支には痰なし、捜査報告書には、チューブが外れただけでなく、痰のたまったものも考慮されて、一審から弁護士は痰が死因と主張しても、ならアラームが鳴るとのけられたが、Aさんは半年間植物状態で体は弱り、それの捜査報告書があったのに、重要な証拠なのに検察は見ずに起訴された。
 滋賀県警はもう隠せないとして、良心のあるものもいたのか、110点は原本が検察になく、まだ警察に捜査資料があり、それで出せとなった。
 最初に不当判決、再審の認められたのは、チューブが外れていたとして、しかし外れておらず、鑑定書の事実とNさんの自白しか証拠はなく、裁判官はちゃんと見たらわかっていたはずなのに裁判官は最初それをせず不当判決。検察は当初、闘う姿勢が、新しい証拠で有罪を立証できず、無罪判決の際にNさんは言い分が認められて良かった、Nさんは山本刑事を恨んでいない。嘘をつかされたもの、しかしそこまで考える能力はなく、後々見たらとんでもないことが行われていた。
 要するに、警察のシナリオストーリーに載せられて、冤罪、しかし再審で検察には勝ち目なしでも、起訴状を読んで、検察は謝罪すべき。山本氏のことで警察には大問題、Nさんを冤罪に陥れたもの、最初は暴力的なことをされて、その後懐柔された。
 井戸さん、Nさんの事件の教訓について、日弁連もやっているが、再審請求の際に証拠開示をさせて、再審請求、国民の税金で集めた証拠は国民に開示すべき。名張事件はまだ証拠開示されず、再審法の改正と、検察官の問題点。事件の教訓は、冤罪を防ぐためには取り調べに弁護士の立ち合いを認めるべき。今回はNさん、刑事に悪用されて、取り調べの可視化は、録音・録画では不十分。Nさんの刑事への好感は第3者が立ち会っていたら判明するもの。取り調べに弁護士立ち合いは日本以外の先進国ではやっていて、これほどはっきりした冤罪事件を裁判官が見抜けなかったのは、裁判官の自白信仰、Nさんの自白のみの証拠に裁判官は準拠して、客観的な証拠がない。鑑定書のおかしさも検討されず、第1次の再審請求の際に、Nさんの自白の変遷を解析して、犯罪の隠蔽ではない、犯人の話だというのを拒絶されて、自白に信頼を置く裁判官は問題。自白の呪縛にとらわれた裁判官が冤罪を産んでいる。
 裁判官も、異例な、これを機に裁判所も変えないといけないと言い、大西裁判長は警察、検察は反省しろと言ったのに、滋賀県警、大津地検も謝罪せず、Nさんは青春時代を奪われて、家族も苦労、殺人犯の家族だと言われて、母親は脳梗塞、車椅子になり、人間はストレスで病気になり、父親も病気、一審の弁護士を訴えたいであり、そして名誉回復、無実が認められて、中学校の恩師が支える会を作り、両親も応援してくれて、再審請求になったのです、以上、井戸さん、Nさんのお話でした。
 今回の路上のラジオ、冤罪の当事者の証言、この番組では路上から市民目線で発信する、支援を皆さんよろしくお願いいたします。この冤罪事件、我々も他人事ではなく、一方で詩織さんをレイプした山口敬之氏が無罪放免、日本の刑事司法はこのままだとダメです、以上、路上のラジオでした。

コメント(1)

河井夫妻事件で、検察は名誉回復してほしいが、どうせトカゲのしっぽ切りで、自民党本部まではいかずに終了だろうな・・・

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