市民運動創造と宇都宮健児ら群像コミュの【永岡浩一さんからの通信】文化放送ラジオ　大竹まことゴールデンラジオ（2020/6/23）　深澤真紀　

　ベビーシッターマッチングアプリ、キッズラインでのわいせつ事件を語る、子供を性犯罪から守るシステムが日本で確立されていないことの問題点を説く
　永岡です、文化放送ラジオの、大竹まことゴールデンラジオ、今週火曜日の大竹紳士交遊録は獨協大学特任教授でコラムニストの深澤真紀さんでした。パートナーははるな愛さんでした。深澤さんはリモート出演です。
　テーマはベビーシッターマッチングアプリでのわいせつ事件について、この件は私もここで初めて聞いたもの、学校が休校でベビーシッター利用が増えて、キッズライン、最大手のもの、有名人も宣伝したもの、幻冬舎の箕輪氏も参加したもの、キッズラインが保育していた子供に強制わいせつで逮捕、昨年キッズラインに登録して、子供が被害を訴えて、警察に相談、この男は逮捕歴あり、この件は昨年暮れにＳＮＳで問題になっていたのに、親が訴えてもキッズラインは無視、警察から捜査開始と知らされて容疑者を話したものの、5月にキッズラインの名前が報じられてもメールマガジンでは書いていないので利用者は知らず、キッズラインのホームページに詳細はなく、社長も事情説明、謝罪なし、問題は大きい。
　6月に入り、男性シッターは使わないとして、容疑者は他の子供にもわいせつ行為をして、他のシッターも事件をしていた、預けていた親にキッズラインは知らせず、ベビーシッターは自社で保育士を育成していたが、これはマッチングアプリ、今回の容疑者は保育士の資格はあったものの、本来やるべき数か月の研修をせず、数時間の講習のみ。キッズラインはマッチングアプリ、小池都知事も評価して、東京都の推進するベビーシッターに認定されて、比較的安い＋助成金あり、しかし2件のわいせつ事件があったのに、認定を取り消されていない。政府筋に気に入られているので認定が取り消されていない、キッズラインは今も大宣伝、利用者は多い。
　大竹さん、発覚したのは氷山の一角と説かれて、深澤さん、容疑者のスマホに不審写真etc、しかしキッズラインはマッチングアプリで知らんぷり、保育所なら大問題。マッチングアプリで安い＋早い、保育所だと手続きも大変だが、マッチングアプリだと早いものの、イギリスだと雇用には犯罪歴の証明が求められる（ベビーシッターの犯罪も多い）、家族に犯罪歴でもダメ、日本には里親制度、養子縁組ではなく、これは禁固以上、児童買春したら里親になれず、ベビーシッターは里親同様重要で、イギリス同様にすべきとの声は以前からあり、国がベビーシッターのことに責任を取るべき。大竹さん、事件の際に会社に罰則がいると説かれて、深澤さん、その制度なし、保育士は女性も多いが、問題は密室での育児は性犯罪、虐待になりやすく、育児室を録画したら責任が取れて、男性保育士そのものが問題ではなく、子供を守るシステムが必要。マッチングアプリは安く、責任の問題と、幼児をどう性犯罪から守るかと太田さん説かれて、深澤さん、国がきっちり対応すべき、この件はジャーナリストの中野円佳さんが取材されている（https://news.yahoo.co.jp/byline/nakanomadoka/20200612-00182683/　　）ものだと締めくくられました、私も深澤さんのお話を聞いて驚きました、以上、深澤さんのお話でした。