市民運動創造と宇都宮健児ら群像コミュの【永岡浩一さんからの通信】文化放送ラジオ　大竹まことゴールデンラジオ（2020/6/22）　若狭勝　

　金に来たない自民党政治と検察捜査のこと、黒川氏と検察のことを語る＆森永卓郎　コロナ禍は人口密度の高いところで収束は困難、都民全員のＰＣＲ検査と休業補償で徹底的に潰すべきことを語る
　永岡です、文化放送ラジオの、大竹まことゴールデンラジオ、本日の大竹メインディッシュは弁護士で元東京地検特捜部の若狭勝さんでした。パートナーは阿佐ヶ谷姉妹さんでした。
　若狭さんリモート出演、83年から26年検事をされて、国会議員もしたもの、若狭さんリモートが合っているもので、2016～17年は激動、ジェットコースター並み、検事をされて、国会議員になり、小池都知事と意気投合、あっという間に別れて、別れは早い。若狭さんも小池氏の力を借りて自分の意見を通したかった、自民党の中だと当選回数を重ねないと発言力がなく、ワンオブゼム、歯車の一つ、なぜ政治家になったかであり、政治的信念を貫くために小池氏を言葉は悪いが理由、しかし選挙で負けて政治家をやめた。他方、政治家は本当に汚い、経験したらわかるが、河井夫妻の買収は氷山の一角、収支報告書に載せない裏金は常態化している。
　河井夫妻と溝手のもの、どちらも与党であり、溝手氏を落とそうと自民党本部は思っていないが、自民党本部は案里氏を先に当選させたく、是が非でも溝手氏は落選させない意気込みは溝手氏の側からは伝わらない。大竹さん、外から見て、金の力で当選、陣中見舞いではなく、金で当選はショック、若狭さん、お金をかけたら当選は近くなり、新聞折込など1億はかかり、しかしそれは金権選挙でやったらダメ、金額は抑えるシステムはあり、政党助成金もそうだが、政治は汚いというのはオーバーではない（笑）。大竹さん、河井夫は法務大臣だと怒られて、若狭さん、選挙違反は無数に検挙してきた所轄の大臣、消防士が放火、警官が強盗に近い前代未聞の、言語道断。裁判で有罪になっていないが、お金を配った数が多く、議員でない一般人にも配られて、渡す理由は案里氏を当選させるための票の取りまとめ。検察は状況証拠を揃えるためにもらった人数を集めた＝検察は本気、法務大臣を逮捕するとは、それの刑事責任を追及しないと、同様の事件は検挙できなくなり、とことんやる意気込みは感じる。
　大竹さん、河井夫妻が逮捕されて、二人だけで終わるか、自民党に捜査も入るかと問われて、二人でとどめるのかということ、若狭さん、河井夫妻は特殊なもので、これで終わりだが、自民党本部が1.5億渡して、刑事責任が追求できるという見方もあるが、自民党から1.5億はシステムはあり、自民党が賄賂として使えと言っていたら犯罪行為だが、そこまではない。大竹さん、溝手氏に1500万、河井氏に1.5億はおかしい。若狭さん、2013年の参院選で自民党から出たが、1.5億は常軌を逸して、溝手氏は許せないとして、河井夫妻の犯罪行為は広島の自民党から検察に流されたと想像する、溝手氏が当選していたら発覚しない、捜査機関へのリークは妬み嫉みが原資、選挙後そうなっていた。
　大竹さん、国会が閉じられて逮捕、国会中なら不逮捕特権はあり、若狭さん、国会を延長していたら、国会に逮捕許諾請求を出していた、衆参両院に国会議員を逮捕する場合はこれがあると逮捕出来て、延長されていたらそうなり、今回は国会が閉じられて逮捕。大竹さん、河井夫妻は罪を問われるかと問われて、若狭さん、証拠はそろい、7/8に二人は起訴される。
　さらに、黒川氏のことも、検察なので聞きたい、黒川氏と林氏が検事総長を争い、若狭さん動機で仲はよく、郷原信郎さんも司法修習35期、個性豊かなものが揃い、35基のゴキブリ（笑）。黒川氏はマージャンが好き、酒は強くない、若狭さん同期の若いころからマージャンをして、若狭さんも学生時代は毎日雀荘に行っていた。大竹さん、60代以降は毎日マージャンと説かれて、若狭さん、ゲームがなくマージャンをしていた、マージャンは運が巡ってくる、一つのパイが運でツモる。しかしマージャンではなく、黒川氏のことなのに、役満は何かというものは、大三元もあった（笑）。
　当時はマージャンであり、人生の運を使い果たしたと阿佐ヶ谷姉妹さん説かれて、大竹さん、黒川氏と林氏が検事総長の椅子を争い、検察の中ではどちらかと大竹さん問われて、若狭さん、林氏は若い頃から検事総長候補、裁判所も受けがよく、検事として仕事をするタイプで、林氏は裁判官ではなく検事になり、検事総長候補であり、大竹さん、林氏は、黒いものは黒い、白いものは白いと、黒川氏は安倍政権寄りと言われていたが、この点を問われて、林氏は政治家も捜査するかというもの、若狭さん、その通り、しかし政治的バランスで黒でも場合には許すが、政治家には厳しい。
　黒川氏の訓告は軽すぎて、若狭さんは懲戒処分にすべき、減給・停職にはさせるべき。しかし退職金5900万、またお金、懲戒処分だと退職金は減るがそれはなし、大竹さん、元検察官として意見を発信してほしい説かれて、若狭さんは検察と闘ってきた珍しい検事、森友事件、全部不起訴、佐川氏らの不起訴はダメで、若狭さん検察に一人で告発した。38人森友事件で、公文書改竄で誰も刑事責任を問われないのはおかしい、として時間になりました、以上、若狭さんのお話でした。
　大竹紳士交遊録は経済アナリストの森永卓郎さんでした。今週のテーマは、先週金曜日に外出自粛ＯＫ、新幹線、高速道路、観光地もにぎわったが、せっかく収束しかかった感染を広げないか危惧、なぜ危ないか？解禁の6/19に新規感染者35人、レインボーブリッジを赤くした時より悪化、森永さんはコロナウイルス問題は東京問題になり、全国の新規感染者数の中で東京の数は1週間で5月に22％から、45％、6/19には58％、ほぼ2/3が東京で感染、東京以外の感染は収束しても、東京は収束せず、小池都知事は6/19に夜の街でのＰＣＲ検査の結果で感染拡大ではないと言うが、つまりそれまで検査しなかったわけで、今も検査は不十分、報道によると、歌舞伎町のホストクラブたった3店舗でこの結果、歌舞伎町には様々なお店が数え切れないほどある＝今は検査するほど出てくるのが東京の現状。
　名古屋工業大学の方が緊急事態宣言の際に調査して、コロナウイルスは人口密度の高いところほど感染拡大だと6/17に発表、当たり前と言うと当たり前、3密は人口の密集地になるもので、この研究結果の通りだと、東京の感染は地方と比べて収束は困難であり、森永さんは先週金曜日の政府の決断は間違い、逆に東京は封鎖すべき。東京から出たらダメ、東京に行くのもダメ、東京都民全員をＰＣＲ検査して陽性者を隔離すべき、極論ではなく、中国はこれを武漢市でやり、東京23区と同じ人口、全員検査にかかった費用は150億＝一人1500円、日本だと300億でＯＫ、第2次補正予算の予備費でできて、自粛を続ける補償をきちんとしたらいい、接客を伴う飲食業は6/19から解禁だが、歌舞伎町ではその前からホストクラブは100％回転して、休業補償がないため、つまり補償したら休業できて、それで徹底的にコロナウイルスを潰すべき、森永さんは、東京の飲食店を見たらソーシャルディスタンスは取れない、郊外はともかく、東京は家賃が高く無理、なら徹底的にコロナウイルスを収束させて、その後経済を回復させるべき。ニュージーランドはロックダウンと検査、追跡をして感染者はゼロになり、全ての自粛解除、ソーシャルディスタンスも取らなくてよくなり、コロナと共存ではない。
　ウイルスはなくなるわけではない、過去に様々なウイルスなどあり、懸命に共存したと大竹さん説かれて、森永さん、中国だとＰＣＲ検査陰性のことがない出かけられないもの、大竹さん、スマホで猿回しの紐は大丈夫かと説かれて、ウイルスを潰しても管理社会は御免だとも説かれました、以上、森永さんのお話でした。