市民運動創造と宇都宮健児ら群像コミュの【永岡浩一さんからの通信】 文化放送ラジオ　くにまるジャパン極（2020/6/22）　大谷昭宏

　コロナ禍で医療施設をケアすべき、河合夫妻逮捕は自民党ガサ入れしないと検察はダメ、イージス・アショア中止はトランプ氏落選を見据えたもの、ＦＮＮ・産経の世論調査不正を語る
　永岡です、文化放送ラジオの、くにまるジャパン極、月曜日のコメンテイターはジャーナリストの大谷昭宏さんでした。司会は野村邦丸さん、パートナーは西川文野さんでした。大谷さん、今週も大阪から電話出演です。
　コロナ禍での小池都知事の問題点、報道するラジオの案内であったジャーナリストの平野幸夫さん、ブログで指摘されています、https://ameblo.jp/hirano-yukio/entry-12605535266.html
　深読みジャパン、コロナ禍、対策緩和で県をまたぐ移動ＯＫになり、全国の人出が増えて、ＫＤＤＩがスマホを使って調査して、減少幅は一昨日小さくなったか増加、しかし１年前より6割減、自粛要請解除でも、一人一人のあり様はまたせ怖いorストレス発散、邦丸さんも渋滞が増えた、大谷さんは3カ月ぶりに新幹線に乗り、ジャーナリストとして初めて、名古屋に行き新幹線も混んでいたが、東京35人感染、これでいいのか？
　これは、政府、自治体の要請より個人のものだと邦丸さん説かれて、お店は席をあけてだが、第2波は起こらないようにではあるものの、大谷さん、第2波は防がないとならないが、3カ月経済は停滞、このやり方でＯＫか？自治体、国が言っても流れは止まらず、自分で不要不急のものを押さえる、ＵＳＪは今制限だが、それをなくすと過密になり、医療の問題もそれぞれの病院は正常化だが、経営難の病院が出てどうすべきか？第2次補正予算の予備費を使うべきか、大谷さんはコロナ患者を助けた病院が潰れたら大変、町の小児科は予防接種、定期健診なしで経営悪化、元々小児科は少なく、それでつぶれたら大変、それを救ってほしい。病院数が減ったら第2波で大変、これから熱中症対策が要り、医療崩壊を危惧されました。
河井夫妻の逮捕、携帯ＧＰＳで位置を把握した検察、昨年夏の参院選で公職選挙法違反、携帯の位置情報で河井夫妻の行動を検察は把握、検察は夫妻の携帯電話を確保して捜査、地方議員にも携帯電話を任意提出させていて、邦丸さん、検察は用意周到、河井夫妻を逮捕だが、大谷さん、がんじがらめの捜査、必ず逮捕する、お金の受け渡しは携帯電話で河井夫妻を押さえて、二人の買収は大詰め、地方議員の録音録画で買収と証拠はあり、河井夫妻は後がなく、勾留時に認めるしかなく、買収の原資はなにか？二階氏の関与、安倍事務所も支援して、自民党ぐるみでどこまであったか調べている。溝手氏は自民党広島県連が押して、そこに案里氏を官邸がゴリ押しして案里氏当選、自民党本部からのお金がどこか？邦丸さん、検察の姿勢を問われて、本丸、自民党本部からどこまで出ていたか、1.5億、政党助成金＝税金、どこまで捜査するかと問われて、大谷さん、河井夫妻で終わったら検察はおしまい、県連は溝手氏のみで行くというのに、広島の自民党に割り込んで、河井夫妻が逮捕されて、地方議員97人は公民権停止の可能性があり、自民党壊滅、買収は受け取った側も処罰すべき、それも大変な金額で起訴猶予にはならず、とんでもない数の地方議員が公民権停止になったら自民党破滅、そこで地方議員が自民党から、二階氏に逆らえなかったと証言したら、一気に本丸＝自民党本部に行き、夏に検事総長交替、大変に興味深い。河井夫妻は大詰め、自民党はこれから、国会閉会後河井夫妻逮捕＝延長なら逮捕されず、河井夫妻はどこまで自民党に義理を果たすのかと説かれました。
　イージス・アショアの秋田県配備中止で、河野防衛大臣は知事に謝罪、ミサイルの部品を基地内に収められず、地上イージス停止（白紙ではない）、しかし沖縄の辺野古は進められて、沖縄にイージス・アショアは来るかと危惧もあるものの、辺野古埋め立ては不可能と邦丸さん説かれて、整合性なし、イージス・アショアだけでないと大谷さん説かれて、裏の裏の裏まであり、辺野古は2034年までかかり、どこまでお金がかかるか＋イージス・アショアは6000億かかり、ＤＰＲＫのロケットはイージス・アショアでは低空で来るので無力、中国はマッハ6のロケットを持ち軍事パレードで見せて、直球で60kmのイージス・アショア、相手は200km＝イージス・アショアは無力、何の役にも立たない代物で、見切りをつけないとならない。
　トランプ氏と安倍氏の会談で日本は買うことになり、そして商談はどうなるのかと邦丸さん問われて、今トランプ氏は窮地であり、ツイッターで暴走がある、大谷さん、裏の裏の裏、安倍政権はトランプ氏のご機嫌とり、しかし11月にトランプ氏は落選になり、安倍氏は敵基地攻撃能力のため、そして9条のために使えないと詭弁、安倍氏はイージス・アショアを否定して、迎撃ミサイルの時代ではない、敵基地攻撃能力を総理のレガシーにするつもり。邦丸さん、敵基地攻撃能力は9条に抵触する、大谷さん、ＤＰＲＫに先制攻撃というものの、敵基地とはどこか？司令塔はアメリカだとワシントン、ＤＰＲＫは平壌、敵基地＝司令塔、そんなものを攻撃できない。
　ＦＮＮ、産経の世論調査がデタラメ、実際に電話していない架空のものがあったことが判明、両社は世論調査取消、世論調査を再委託先の日本テレネットでやり、電話オペレーターが確保できなかったというものの、実態は両社とも隠しており、邦丸さん、フジと産経の政治記者はやっていられない、大谷さん、14回の記事を取り消すと言うが、大谷さんはそれを参照していて、ジャーナリストの仕事が成り立たず、なんてことしてくれた、しかしみんな冗談じゃないと言いつつ、怖い、怖いのは選挙の出口調査、委託させてやっていて、どこに発注するか、研修の際に不正はするなと徹底していたのに、これは信頼関係破綻。選挙で当確など打てなくなり、今回のような世論調査は局だけで済まず、社会の厳正さをどう保つか、経費でもどうするか、フジサンケイだけの問題ではない、メディアにとって怖い、背筋の寒くなることだと締めくくられました、以上、大谷さんのお話でした。