市民運動創造と宇都宮健児ら群像コミュの【永岡浩一さんからの通信】 文化放送ラジオ　くにまるジャパン極（2020/5/13）　二木啓考

　コロナ禍を口実にマイナンバーカード普及を画策するものを批判する、安倍政権の検察庁法改悪は民主主義の危機であり、河井夫妻逮捕と逮捕とツイッターデモの意味があったことを説く！
　永岡です、文化放送ラジオの、くにまるジャパン極、水曜日のコメンテイターはジャーナリストの二木啓考さんでした。野村邦丸さんの司会、パートナーは西川文野さんでした。猛暑でもマスクしないとならず東京の方も大変な模様です。当初マスクで感染を防げるか議論もあり、サッカーのゴールに米粒を投げつけるようなもの、飛沫を防ぐのみですがエチケットになったものの、猛暑で大変だと邦丸さんも説かれました。
　深読みジャパン、コロナ禍のことで様々なテーマを語り、政府は特措法に基づいて発令した緊急事態宣言、一部の県で解除、安倍氏は成果を上げていると語り、特定警戒以外の34県で解除、感染者数、ベッド数などで検討するもので、政府は緊急事態宣言解除後も３密を避けるように示唆して、34の県では明日解除、13の特定警戒でも一部解除、知事は緩んだらというものの、二木さん、何を根拠にして解除するか、数値は国会でも問題になり、基準なし、大阪は3つの数字で解除、警戒宣言解除は国の仕事だが、一律全国ではダメと知事は語り、明日の午前中の専門家会議、諮問委員会にて決定、諮問委員会はあまり出ず、専門家会議はリングドクター、危険だと試合をストップ、そして経済学者＝ボクシングなら興行側であり、専門家会議は尾身氏、国会にも出るが、諮問委員会はどうなのか不明、経済の専門家4人が入り、諮問委員会にも尾身氏が入り重複、政府の諮問委員会も同じかと邦丸さん説かれて、二木さん、感染防止＋経済をどうするかでる。
　邦丸さん、検査だと厚労省が抗原検査を容認、気温計を小さくしたようなものに血を少し取って検査するもの、そして陽性か陰性かわかり、陽性は即確定、陰性だとまたＰＣＲ検査が必要、抗原検査で間口は広がり、二木さん、ＰＣＲ検査は進まず、安倍氏は目詰まりというものの、検査は拡充すべき。
　邦丸さん、大学のこと、京都大学の山中さん、研究機関でＰＣＲ検査ができて、実験スタッフにより広げられる、裾野は広がるが、官邸が目詰まりしてチグハグ、二木さん、世論調査で安倍氏の指導力は否定されて、今まで通りの前例通りでこれ、対策は安倍政権ではダメ。邦丸さん、一人10万の支給、郵便で来るのを待つか、マイナンバーカードの申請で役所が大変、二木さん、マイナンバーカードは今いるのか？マイナンバーカードは普及率16％、オンライン申請の際に暗証番号がいり、忘れている人は窓口でまた郵送というもので、これを機にマイナンバーカードを普及させようという魂胆が見えて、キャッシュカードみたいに普及させようとする魂胆で大混乱である。政府、行政はカードについて問題があり、二木さん、実印を変えようとして区役所に行き、印鑑届出書、住民票との機械が廃止になり、実印証明がでない、不便。しかしマイナンバーカードに実印が入り、それでコンビニでも印鑑証明が取れると言うが、二木さん反発、印鑑登録を簡単にとれず、皆さん、住基カードを覚えておられるか、住基カードがあったら便利という、写真があったら身分証明書にもなるとして、宣伝されたが廃止になった！廃止の理由はマイナンバーカードができたため、住基カードは833万人しか取らず、2015年で使えなくなり、マイナンバーカードのため、しかしこういう個人情報を入れたカードの乱発をして変えるのは問題。銀行でも、クレジットカードが廃止になったら大変なことになる、お金の出し入れできなくなり、しかし行政は事業として成り立つか考えず、予算がつくかということで強行してしまい、住基カードは消えて、マイナンバーカード通知書もなくなり、みんな10万円早く欲しいのに、オンラインで手に入らず、13兆円の予算がついてグチャグチャ。
　邦丸さんの友達の方はカード会社の重鎮で、使ってもらわないと商売にならず、しかしマイナンバーカードは使うシーンのことを全く想定していない＋プライバシー駄々洩れ、マイナンバーカードは民間だと絶対やらないとこをすると語っていて、二木さん、マイナンバーカードにポイントがつくかというのは冗談だが、クレジットカードは使われないと無意味、マイナンバーカードは上の決めたことをそのままやっている問題点を説かれました。
　弁護士の郷原信郎さん、河井前法務大臣の立件の意味について指摘されています、https://news.yahoo.co.jp/byline/goharanobuo/20200513-00178246/
　#検察庁法改正に抗議しますのツイッターデモもあり、法改悪の自民党の強行、採決の日程は引き続き協議するものの、与党は今週中に委員会と本会議を通したく、野党はモリカケetcの疑惑隠しと指摘して、安倍氏は否定、邦丸さん、芸能人が日本でも声を上げた、日本の芸能人は政治を毛嫌いして、しかしこれはまずいとなり、安倍氏の恣意的なことを国民は信用できず、黒川東京高検の定年延長は恣意的と邦丸さん説かれて、二木さん、この番組でおかしい、三権分立否定、総理も捜査する検察の独立性否定はおかしい。そしてツイッターで数百万デモ＝政治に敏感になり、フェアかアンフェアかで、この問題は不公正と国民は判断して、世論の怒りで強行採決は無理になり、菅氏は数百万ツイートを聞かれてノーコメント、しかし安倍氏と星野源さんの便乗の際には35万反応があったと言って矛盾、検察の独立性否定＋3年延長できて、政治家の疑獄を追及される場合に検事に威圧を与える。田中角栄氏は検察に手を入れたかったが、せいぜい法務大臣の人事のみ、安倍氏は現場の検察官を人事でコントロールしようとするのは民主主義否定。
　邦丸さん、河井夫妻の公職選挙法違反事件、広島地検は夫を立件の方針であり、検察内部でも安倍政権に違和感の検察官が多く、検察官vs安倍官邸と週刊誌にもかかれていて、二木さん、河合夫妻のことはウヤムヤらできず、全国の検事が広島に応援、案里氏は連座制で追放、克之氏は国会の後で逮捕されることになり、検察人事を官邸が動かしたことに検事たちは怒っている。秋霜烈日という検察官のバッジがあり、自ら律すべき、1月に若手検事と中堅検事の飲み会があり、官邸に怒っている若手がいたら、上は司法試験を経て検事を選んだのは社会不正を糺すためと語り、みんな頑張ろうとなった＝検察の正義がなくなったらこの国はおしまいと締めくくられました、以上、二木さんのお話でした。