市民運動創造と宇都宮健児ら群像コミュの【永岡浩一さんからの通信】 Ｊ−ＷＡＶＥ　ＪＡＭ ＴＨＥ ＷＯＲＬＤ（2020/4/30）　堀潤＆古谷経衡

　自公連立の歴史を説く、コロナ自警団を許したら最悪の独裁国家になることを警告する、中小零細企業を守るためにともかく早くお金を！＆岩澤倫彦　アベノマスク疑惑を語る


　永岡です、Ｊ−ＷＡＶＥのＪＡＭ ＴＨＥ ＷＯＲＬＤ、グローバーさんのナビゲート、木曜日のニューススーパーバイザーはジャーナリストの堀潤さんでした。厚労省のＨＰに様々な助成金制度が載っているというのです。
　アベノマスクの発注元のユースビオについて、ジャーナリストの岩澤倫彦さん（https://www.michi-iwasawa.com/　　）のお話がありました。この件、私の確認した限りではテレビでは取り上げられず、伏せていた会社があり、最初言っていた予算と大変違い、社民党の福島議員の追及で5社とわかり、東洋経済オンラインに岩澤さん発表されて（https://toyokeizai.net/articles/-/347696　　）、その一つの横井定は名古屋に1958年設立、昭和マスクという定評のあるものだけでなく、疑惑はユースビオ、会社自体が怪しい以前に安倍政権が伏せていたのが問題、調べて、27日に菅氏が公表して、しかしユースビオにはＨＰなし＋会社登記が確認できない！しかし、同じ住所に登記されていた会社、電話して、受注したのかと聞くとコールバックですんなり話してくれて、自分の会社はマスク専門の会社ではなく、燃料の輸入をして、ベトナムのマスクのメーカーと関例があるので福島県に提案して、福島県→政府に350万枚、一枚130円で3月に契約書を交わして、しかし疑惑は晴れず、国の事業は実績がないと受注はされないのに、マスクの専門会社でないのになぜ受注できたかは闇の中。
　最初3社で466億のはずが90億の不思議は、466億なら見積書が必要＋根拠がないとダメなのに、今100億弱で収まるというのは、残りの金額はどこに行ったか？であり、岩澤さんは取材を続けて、安倍政権の様々な問題、モリカケ桜、国民の疑問に答えず、マスクも見積との差はちゃんと説明されず、追及したいと説かれました。この件は東洋経済の記事を見たらもっと疑惑のあるもので、この期に及んで安倍政権の醜態、これを放置したら間違いなくこの国は潰れます！
　ＭＢＳラジオのネットワーク1・17、災害と感染症の件、避難所と感染症のことの文字起こしがありました、https://www.mbs1179.com/117/transcription/archives/20200426.shtml
　本日発売の週刊文春などの記事を、ジャーナリストの元木昌彦さんがJ-CASTニュースでまとめておられます、https://www.j-cast.com/tv/2020/04/30385287.html?p=all
　なお、バリバラ、桜を見る会の第2回はちゃんと放映されています。
　8時台に堀さん登場、全国民に10万給付の補正予算案可決、25兆円の予算、10万給付の12兆円を確保、補正予算は1週間前に可決の予定が、10万給付で遅れて、国会中継を国民も見てほしい、玉木氏が昨日質問、政府は雇用、企業維持の政策で雇用調整助成金を言うものの、申請してももらえるのは最大3か月後、雇用調整助成金は申請して認められたのは1割、時間がかかり、問い合わせしても電話がつながらず、だから先に支給してくれと玉木氏主張、収入の8割を手当てしろと、待ったなしと問い詰めて、国会では医療、東京都でも新たな感染者数は40人だが、大切なのは何人ＰＣＲ検査を受けて何割陽性かが大事なのに、ＰＣＲ検査の母数を東京都は出しておらず、検査は民間と公的な機関でやって保健所でまとめるものの、ＰＣＲ検査は異変で検査と、退院時の検査も合算されて、調子が悪いとして検査した数は出ず、保険適用分はタイムラグで、東京都でも特設サイトがあるものの、検査母数に対して出るのは3日かかり、今は医療機関も逼迫して、数字を出すどころではないでは問題、アフターコロナ、合理的に数字を出す体制が必要で、国会で安倍総理は追及されて厚労省に押し付けて、現場の医師、看護師は大変、シンプルな対策はかからないこと、半径数mのコミュニティでいる、しかし、企業活動のためには早く手当てを打たないとダメであると説かれました。
　ＵＰ ＣＬＯＳＥ、月一の文筆家の古谷経衡さんです。先月はラブホからのリモート出演とグローバーさんが言われて堀さん笑われて、堀さんはＬＩＮＥでリスナーの不安を聞いて100件／日、ＮＰＯ、ＮＧＯに依頼、不安、経営、子育てと橋渡しして、リスナーより、友人が居酒屋経営、アルバイト10人雇い、今は無給、今後の存続は給付金だけでは無理とあり、倒産件数は急激に増えて、中小企業は専門家だと2ヶ月半しか持たず、5,6月が正念場＝早く出さないと中小企業は死ぬ、あるいは商店街で閉店に追い込まれる店のラッシュ、政府は補償額を示してから休業要請しろ、家賃保証しろとあり、デパートのマルイは店子の家賃を免除、これは志位氏、雇用の下支えを主張して、その通り。
　古谷さんと電話がつながらず、やっと20分ごろ繋がり、古谷さんはネコちゃんと暮らして、ツイッターもネコだらけ（笑）、今月のネタ、コロナ以外にも様々なものがあり、河井夫妻の公職選挙法違反、金正恩氏の健康問題もあるものの、古谷さん、ひと世帯30万→一人10万に見る公明党の影響力がテーマ、堀さん、公明党のために一人10万かと説かれて、古谷さん、山口氏が連立離脱を言い出したため、公明党は平和と福祉の党というものの、秘密隠蔽法、戦争準備法案でも連立離脱はいわず、第2次安倍政権で初。公明党と自民党の連立は99年の自自公時代、その際の自民党は小渕恵三氏、その後亡くなり、森総理になり、小泉氏、第1次安倍氏、福田氏、麻生氏となり、民主党政権下野後、今までになり、公明党は支持基盤もあり再分配を求めて、中小企業の経営者、低所得者のため、福祉、再分配優先。小渕氏は経世会、田中角栄氏の流れにあり、バラマキもあったが、再分配主体、それで公明党は自民党と連立。しかし今の安倍政権は新自由主義、戦争主体で本来相容れず、小渕氏→森氏、公明党と経世会の連立は小渕氏のみ、後は清話会、福祉より法人税減税であり、小渕氏がなくなり、公明党は本来の田中・竹下系とは連立せず、公明党は相性のわるいものと連立。有事の生活保障は小渕氏系だと違っていたが、小渕氏以降、自公連立、公明党の政治権力への志向、しかし公明党は平和のためとして、秘密隠蔽法、戦争準備法案は公明党の本心はわからないが妥協して、しかし一律給付がないとダメと支持基盤が言った模様。創価学会の組織票もかってのような盤石なものではなく、創価学会は大きな支持基盤だが、50〜60年代の支持基盤の子、孫、第1世代はおらず、創価学会の第2,3世代は、地方から出てきたものとは異なり、都市で成功したものもいて、大衆社会のアピールの公明党とかわり、公明党は大衆と共にとして、それは譲れず、不満も出たものの、安倍政権は中小零細企業より大企業志向であり、堪忍袋の緒が切れたと古谷さん説かれて、堀さん、補正予算も組んでも、経済的混乱は長引き、衆院選、都知事選もあり、公明党がどうするかと問われて、古谷さん、連立解消はないと思うが、清和会内閣がポスト安倍で続いても解消はなく、しかし公明党の譲れない一線は生活者のもの、生活困窮者にちゃんとやっていると打ち出すことになる。
　堀さん、与党でも野党でも、国民の生活を守ってほしい。
　もう一つのテーマはコロナ自警団のこと、感染者の家に落書き、旅行してバッシング、他県ナンバーに嫌がらせ、コロナ自警団、古谷さんは道徳自警団の本を書かれて、自警団は自らを守るもの、本来は警察に頼むべきだが、法律違反ではなく警察は動かず、不倫も犯罪ではない（民法のみ）、人々はリンチに走る、道徳自警団と説かれたものが、警察権力と別に動く。
　古谷さん、若い人はコロナ自警団にいないと思うが、吊し上げる必要はない、やらないといけない店もあり、それを理解すべきなのに、大阪で府のコールセンターにこの店がやっているとあり、市民によるリンチを推奨しているようなものは問題。お店は自粛すべきとは別次元、新自由主義者は、貧困が個人の努力が足りないというもので、その努力を通報するのは矛盾。古谷さん、自粛翼賛体制をヤフーニュースで書かれて、美容院は自分たちの判断でやって、連休で閉めたら協力金というものの、自粛して良かったではない、工夫して苦労して雇用を守っている人の声を取り上げて欲しいと堀さんにメール、また家にいろをメディアが煽っているという意見が寄せられて、古谷さん、日本は法治主義であり、各個人の判断に任されるべき、海外では要請のみで自粛はない、外出したら罰金ではない、お願いして、わかるでしょう、という山本七平氏のいう空気であり、大衆もヨーロッパより陰湿なリンチをして、海外ではそんなことは聞いたことはない。
　今後、どうすべきか、古谷さん、法律に違反しないと許されるもので、しかし自警団はＮＯとすべき、こういうものがまかり通ると、法律ではなく空気でコントロールできることになる。堀さん、だから国会を見てほしい、文句を言うだけではない、様々なことは法律がベースで、財政的分配に国民は参加すべき、古谷さん、コロナ自警団を許したら、お上空気支配を許し、独裁国家よりタチが悪く、勝手に国民が空気に流れたら、最悪のディストピアだと説かれて、古谷さんも堀さんに会いたい（笑）と締めくくられました、以上、堀さん、古谷さんのお話でした。これも拡散して下さい！