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市民運動創造と宇都宮健児ら群像コミュの【永岡浩一さんからの通信】 J−WAVE JAM・THE・WORLD(2020/4/7) 青木理&平田オリザ 

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補償なき自粛による文化芸術破綻を語る、文化なしで人間は生きられないことを政治は熟知すべき、緊急事態宣言で言論の自由を破綻させないために野党とメディアは尽力すべき&海渡雄一 緊急事態宣言を批判する!
 永岡です、J−WAVEのJAM・THE・WORLD、グローバーさんのナビゲート、火曜日のニューススーパーバイザーはラジオジャーナリズム界の首位打者、ジャーナリストの青木理さんでした。で、緊急事態宣言は兵庫県にも出て、NHKだけでなく全民放も特番、サンテレビは9時前から報道特番です(サンテレビのニュース特番は3・11以来です)。さらにNHKのFMのクラシック音楽番組も中止です。さらに、緊急事態宣言で大阪梅田の大型中古レコード店のディスクユニオンは当面お休み(泣)です…
 緊急事態宣言の危険性、警告されていた海渡雄一弁護士が解説されました。緊急事態宣言は初、法律の専門家、元日弁連事務総長、海渡さんは複雑、人の流れは減らず、仕事は休めず、緊急事態宣言だと報道が規制されて懸念。外出しないようにというものの、日常生活ではなく、それで食べられなくなる人に補償はなく、たくさんの人たちが路頭に迷う。休業補償について、海渡さんは会社を休み→従業員に給料を国が払う、自主営業の方にも支援する、契約社員の補償も必須。現時点での経済対策と法的根拠について、法的な効力では、休業した人に具体的な支援はなく、全て政令では路頭に迷う人が出る、足りないのは「生活していけなくなる人をなくす」、しかし今のやり方だと様々な書類手続きが要りみんなお金が手に入らない。
 今苦しい人に休業補償が必須、必要なのは、フランスでは速いスピードで法律を作り会社を倒産させない、デフォルトさせないことをして、それを日本でもすべき。日本でなぜ進まないか、野党の提案はあるのに、安倍総理のリーダーシップがない!地域の知事がリーダーシップを出しているものの、家にいて給料の出ない人に生活保障+症状の出た人に迅速に医療支援すべき、海渡さんもそうしろと安倍政権に言い続けてきて、しかし台湾、韓国、アメリカ、ましてやドイツには及ばない。
 緊急事態宣言で気を付けるべきことは、感染を防ぐためには家にいる、しかし政府のおかしいことにはおかしいと言うべき、言論の自由を守るために報道機関は頑張ってほしいと締めくくられました。
 8時台に青木さん登場、スタジオから見えるテレビで安倍総理が記者会見、5/6まで緊急事態、気をつけるべきは、緊急事態宣言でも変わらない、パニックを起こす、スーパーで買い占めしない、できることはお店の営業自粛、指示、基地に仮設の病院を作るための土地収用、店をやっても罰せられず、しかし緊急事態で自粛、多くの店がお休み。鉄道、交通はそのまま、ロックダウンはないが、青木さんの気になったこと、これで私権は制限されずとも、自粛により制限されて、コロナの感染防止に緊急事態がいるというのに青木さんは異論はないが、安倍政権に対して野党、メディアが緊急事態宣言を出せとして、安倍政権の方が躊躇+検査は安倍政権では進まず、しかし国民の主権を制限する政権の権力行使は、宣言による主権侵害を、野党、メディアはチェックすべき。医師会が緊急事態というのは、医療崩壊を防ぐため理解できるが、メディア、野党が緊急事態にしろというのは「主権を政府に制限しろというに等しいので、政府がおかしなことをしないように注意すべき」、イベントの場所も制限=集会の自由侵害、コロナを離れて、集会、結社の自由を侵害するので、緊急事態と一部メディア、野党が求めたのは青木さん残念。
 さらに、検査体制が不備、アメリカがこれを批判、ニューズウィークだと、在日ドイツ人にドイツ大使館がメール、ドイツは感染者が多いのに死者は少ないのは検査が徹底されている=日本の検査を信用していない=日本で把握されていない感染者がいる、緊急事態なら証拠になるPCR検査をして日本の感染の実態を安倍政権は示せと説かれました。
 UP CLOSE、青年団を主宰される劇作家の平田オリザさんが出られて、自粛が文化に与える悪影響についてお話されました。私も愛好する音楽で苦境にあり、興味深く聞きました。緊急事態宣言、芸術文化、演劇、舞台に大打撃、文化芸術への悪影響、しかし世界だとアーティスト支援の先進国もあり、日本はどうか、平田さん、国、地方自治体の文化政策に関わり、青木さんは平田さんと直接会いたいのに電話。今兵庫県豊岡市におられて、劇団と一緒、豊岡に日本初の演劇の公立大学、平田さんは東京生まれ、青木さんは長野出身、平田さんは豊岡市はいい、感染者は出ず、のどか、城崎温泉があり、青木さんうらやましい(笑)。
 演劇と自粛について、悪影響、平田さんのところも打撃、飲食店も大変、青木さん舞台関係者の友人も大変、アルバイトして演劇、平田さん、元々基盤は脆弱なところにダメージ、東京の人気劇団は2年先までいっぱいで延期はしんどい+チケット売り上げは後からであり、最後に回収するが、それでスタッフのギャラを払うものの、小さな劇団は数百万の負債を個人で追うので行き詰る+ギャラ払えない+照明、音響のフリーランスは大変。青木さん、コロナ問題でイベント中止であり、スタッフのギャラもだが、舞台の借り賃などは負債になるかと問われて、平田さん、その通り+劇場はキャンセルしたら全額払わないとならず、団体は中止できない、劇場が中止とすると賠償はないが、今回は興業保険の対象にならない(災害の際のみ、自粛だと対象外、チケットが売れないので中止にできないのと同じ)。
 青木さん、自粛と補償をセットにすべきと説かれて、平田さん、演劇は90%自粛で負の連鎖。青木さん、安倍政権が補償というのは、収入が減ったら30万、融資もあると説かれて、平田さん、フリーランスはすぐにでも補償すべきだが、されていない、照明、音響などフリーランスの方、3月の日程が1日になり収入が60万→2万になり、ドイツでは補償、小さい劇団は法人にならず融資も受けられず、借りても返せない「日本の文化政策は貧弱」ね赤字補填のみ=永久に借金を返せない=融資ではどうにもならない。
 青木さんの友人は自らチケットを売り大変、平田さん、好きでやっている=採算度外視ではない、今期、歴史に残る舞台もあった、紀伊國屋ホール初もあり、社会全体の損失、明日の野田秀樹さん、三谷幸喜さんを破壊する。青木さん、3/28に平田さん感染対策してお披露目公演を批判されたと説かれて、平田さん、客席を間隔開けてやり、換気して、その後平田さん東京に行くと、東京の満員電車の方がリスクが高いのに批判されて、小池都知事は500人以上は自粛しろ、安倍氏はしかし「大規模」自粛と言って、平田さんにとって500〜1000人だが、しかしライヴバーが感染源(ライヴハウスは間違い)、クラシックで前を向いて換気もあるのに、日本の劇場は換気の基準は厳しく、それを一緒くたにして批判はおかしい。ジャンル、地域を考慮せず演劇をするなと叩かれて精神的に危険。
 青木さん、緊急事態宣言で外出自粛を強要されて、平田さんのブログで、健康のためにというのは間違いではない、問題はコロナ収束の後、芸術、アートが元に戻せるか、アニメだとコンテンツが輸出産業であり、守れるか、平田さんは東京の劇場は閉めて、客商売=お客さんの健康を守るが、生存権は守られるべき。最低限の経済は給付金というが、教育の問題、3,4月の大事な時期に休校は子供たちに大変、本来数兆円の予算をつけて教育を守るべき。
 リスナーから質問、困難な時ほど文化芸術は必要で、お金を出せ、一度潰れたら文化は絶える、劇団に支援は必要だが、具体的な金額を求める声があり、平田さん、最低限の生活をフリーランスに補償は最低30万、法人格を持たないものにもしてほしい。韓国は文化政策は進み、劇団に1000万円くらい支出!上演できないところに補償、しかし日本はやらないことに出さない。落としどころは、収束後、出来なかった若手の公演の買い上げはしてほしい。青木さんも韓国に駐在されて、パラサイトがオスカーを取り、国際的にはドイツだと文化に5兆円、イングランドだと300億、アメリカも芸術基金に80億、平田さん、アメリカは寄付文化があるが、国が支援しないとつぶれる。芸術は、演劇、音楽で救われる方もいて、しかしカラオケはみんなやり、それは演奏会の賜物、大衆文化は、芸術という基礎研究であり、応用研究だけではダメ、それで韓国と差をつけられて、韓国は演劇の大学は日本の20倍で韓流ドラマは強い。青木さん、ドイツだとクリエイティブな人たちを守るため、アーティストは生命維持に必要というものであり、しかし演劇は好きでやっている、芸術は国に支援を求めるのかという、アナーキー的な意見があると問われて、平田さん、国民として生きる権利補償、フリーランスを守る+文化支援は貧乏だから支援ではない、国民の文化を守るため、学校の先生に支援とは言わない、社会のインフラ、フランスではアーティストに最低保障があり、フランス政府は才能ある人間を守るというコンセンサスがあり、ヨーロッパでも文化は切られやすいが、守るコンセンサスはある。今映画館、ミニシアターはこのままだとつぶれる、ベルリン副市長と話して、ウイルスに勝っても文化が潰れたらだめと語り、劇場、映画館がなくなったら人間は亡ぶ。
 青木さん、日本で巣籠生活、その際に優れた文学、映画を家で楽しむことになり、それを支えるべきと説かれて、平田さん、文化を破壊したら10年20年後にボディーブローとして生活を破壊する。青木さん、韓国では社会が文化を支えるコンセンサスがあり、日本は薄いかと問われて、平田さん、文化はアニメなどあり「日本は文化を奪われた経験なし」で文化はあるのが当たり前=民間任せでして、そして国際競争力を失い、国家としての文化戦力の弱かった時にコロナで打撃。問題は、命は大事、命の次に大事なものは、お子さんという場合もあるが、演劇、音楽、スポーツ「他人が何を大事にしているか寛容になれ」、自分には要らなくても、その人には大切なものがあり、ネットでバッシングする人こそ文化を知ってほしいと説かれて、青木さん、コロナ収束後スタジオに来てほしいと締めくくられました。
 日本だと、クラシック音楽は音楽大学も多く盛んですが、国の援助は「先進国」としてはゼロであり、それは演劇なども同じであり、また私は、文化を大切にしない国は戦争する(大日本帝国、ナチスドイツが典型)ので、文化を守ることは戦争を防ぐことになると思います。以上、青木さん、平田さんのお話でした。この内容も例によりいくらでも拡散してください!

コメント(1)

文化、芸術の破壊は許されない。
これの価値を認めないのは、マルクス時代の労働価値説だが、資本主義が高度化して、労働価値そのものの相対的低下と、その労働を生み出す源泉も、文化、芸術にあるので、これを壊しては人間でなくなる。

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