市民運動創造と宇都宮健児ら群像コミュの【永岡浩一さんからの通信】 文化放送ラジオ　くにまるジャパン極（2020/1/30）　伊藤惇夫　河井案里氏スキャンダルを語る、

安倍政権の仲での常軌を逸した依怙贔屓により不満分子爆発で安倍政権内ゲバ自滅を語る（桜を見る会よりこちらの方で安倍政権が揺らぐ）＋新型コロナウィルスを語る

　永岡です、文化放送ラジオの、くにまるジャパン極、木曜日を久しぶりに聴いて、政治アナリストの伊藤惇夫さんが出られました。司会は野村邦丸さん、パートナーは水谷加奈さんでした。

伊藤さんの恒例の川柳、「依怙贔屓　ばれて身内も　あきれ顔」、選挙とお金について、あまり言わなかったものの、今回は発言、　桜を見る会、安倍総理は予算委員会で集中砲火にて、二階氏は桜は散ったというものの、これからつぼみが膨らみ、安倍総理は桜を見る会で予算委員会は初、募っているが募集していない、守備ラインが後退。

　桜より深刻なのは河井案里氏の1億５千万円のばれた件が深刻、桜を見る会は予算委員会は今日で終わり、時間がたつと風化＋新型コロナウィルス報道で桜を見る会報道は減り、しかし、案里氏への1.5億は風化せずむしろ自民党の中で内ゲバになり、下村氏、1.5億は総裁or幹事長しか決済できないと発言して、伊藤さん、民主党の事務局もされて、お金のことは過去について暴露は避けてきたが、選挙の際に政党はどうお金を動かすかまでは話して言い。

その前に、案里氏への1.5億の常軌を逸した件を解説、一候補にこんな額を出すことは普通では考えられず、選挙資金は選挙の直前にされて、伊藤さん、過去に求められても前借りにして後で清算して、伊藤さんは貧乏だった民主党であり、選挙資金を党が全部持つことはあり得ない。参院選の目玉候補については重点的に出すものの、それでも数千万円、河井氏は目玉候補でなく、せいぜい2議席独占だけ＋案里氏は県議会議員で素人ではない、選挙もないのに夫の河井氏に７５００万円払われたのも問題、隠せない、収支報告書に出さないとならず、組織活動費（報告不要）、幹事長が決裁、3月締め切り１１月末に公表、そのころはみんな忘れているor安倍氏はやめているか？さらに河井氏はこれは合法と言い、確かに合法だが、短期間にいるというものの、案里氏は素人ではなく、参院選は地元の衆院議員が支える＝夫で基盤あり、自分も県会議員で地盤あり、まったくゼロではなく、短期間という言い訳は通じない。

これだけの1.5億は下村氏も安倍氏、二階氏の決済が必要で、二階氏は自分がやったというものの、安倍氏の関与は否定できず、さらにこの1.5億円は政党交付金が関わっている、自民党は党の資金の政党交付金の依存率は65％、つまり1.5億のうちの約1億円は政党助成金であり、落ちた溝手氏は1500万もらい、これは基本ライン、他の政党、共産党は組織で出さず、民主党ではベテラン、新人一律に出して、選挙が近づくと、選挙情勢調査して、その結果この候補は落ちるとしたらもう出さない、逆に盤石だとそれ以上は出さず、また自民党、民主党ともに大きな組織が支援していたら出さず、他方もう少し支援したら当選する、あるいは大接戦、あと一歩と数字として出て、そういう候補には追加で、重点的にお金を出す、追加の額もあと一歩だと手厚く出す、頑張ってだとそれなり、選挙資金はかぎられていて、どう有効に使うべきか、個人的に、安倍氏は親しいとしてお金の強弱はつけない、今はどうか、伊藤さんの現役だと土日で振り込みできず、現金で渡す、もちろん領収書を出して、しかし現金を運ぶのは大変、伊藤さんはその経験は濁されて（笑）、しかし、後で落選者からもう少し金をもらえたら当選と文句がたくさん出るので、これをカモフラージュするのはいつも頭が痛く、法律違反はだめでそこに気を使い、そうして考えると今回の案里氏への1億５千万円は異常な額＋異常な依怙贔屓、これがばれてしまい、どうしてばれたか、内部通報しか考えられない、これは自民党の中で桜を見る会以上に問題視される危険性があり、安倍氏はいくら何でも依怙贔屓しすぎ、河井氏の夫は安倍氏に近く、依怙贔屓＋１億円は政党交付金＝税金の私物化で自民党の中で内ゲバになり、安倍一強でこれは安倍氏の政権維持に影響、求心力を維持するのに…問題になる。

　落選した溝手氏は岸田派の重鎮で、連続5回当選、第2次政権の発足時に安倍氏は終わったと発言、安倍氏は寄ってくるものは優遇するが、自分に反旗を翻したものは執念深く覚えていて根に持ち、この問題は政権を揺るがす問題になり、安倍氏の4選などとんでもないと言いだす人もあり、ポスト安倍が活発になると、政権運営は大変なことになると説かれました。

　中国、武漢からコロナウィルス対策の、日本人206人を乗せたチャーター機が帰国、12人入院、同意を得られた方は感染を調べて、ロシアは中国との国境閉鎖、オーストラリアは武漢からの人をクリスマス島に待機、伊藤さん、検査に同意しない人が2人、どういう理由からか、かつてＳＡＲＳが2002〜03にあり、その頃より国境を超えたものは激増して、中国の国内で食い止めるのは無理、一人一人の自覚、マスク＋手洗いしか対処はなく、死亡者は高齢者がたくさん＋病気を他に持ち、人混みに出ない、見方を変えたらインフルエンザに似て、一人一人が防御するしかない。邦丸さん、お母さんが老人ホームにいて、行ったら手洗いを奨励された、伊藤さん、手洗いの後で完全に拭いて水分を取るべきと説かれました（帰国した3人からコロナウィルス検出、2人は症状なしでも陽性）。以上、伊藤さんのお話でした（その後浜村淳さんのラジオだと、関西でもマスク売り切れ、買い占め→ネットでプレミアをつけて売るのは悲しいと言われていました）。