市民運動創造と宇都宮健児ら群像コミュの【永岡浩一さんの通信】 文化放送ラジオ　大竹まことゴールデンラジオ（2019/10/11）　青木理　

商業主義のメディアの中で言論の自由を貫くことを説く＆金子勝　関電高浜原発ダーティーマネー
問題、検察は原子力マフィアの下請けで信用できず、放置したら一億原子力マフィアと無理心中を語る

　永岡です、文化放送ラジオの、大竹まことゴールデンラジオ、スペシャルウィーク、大竹メインディッシュはジャーナリストの青木理さんでした。パートナーは、金曜日は戦う室井佑月さんでした。

　この枠の順レギュラーの青木さん、暗黒のスキャンダル国家を河出書房新社から出されて、大竹さん、行き詰ったものがあちこちから出てくる、企業と説かれて、青木さん、関電と日本郵政のかんぽ生命、後者は公共団体で高齢者のおばあさんたちを詐欺で保険契約して、クローズアップ現代の取材を暴力団と言い、なぜＮＨＫは流さない、かんぽ生命不正を最初にやったのがクローズアップ現代、スタッフは青木さんご存知、しかしＮＨＫの政治報道は批判も多いが、良いスタッフもいて頑張り、かんぽ生命の不正を去年指摘したら郵政グループが抗議して、毎日新聞がそれをスクープして、ＮＨＫが圧力に屈して続編の放映を取りやめて、経営委員会がＮＨＫ会長に厳重注意、放送のトツプが日本郵政に謝罪であり、室井さん、クローズアップ現代の作り手を守れ、青木さん、ＮＨＫは全面屈服、日本最大のメディアが屈服するのは2つしかなく、一つは報道内容が問題と、どこかから圧力しかなく、かんぽ生命は6000件違法であり、クローズアップ現代の内容は正しく、理由はよほど強いところから圧力があったため、なぜ強い圧力か、民放はスポンサーが怖く、ＮＨＫでは、日本郵政の幹部に放送業界から天下りがあり、クローズアップ現代を暴力団と言ったのは総務省の事務次官をした人で、総務省は放送の許認可を持ち、室井さん、高市早苗氏が出たが、電波を止めろと言って恫喝した人がジャッジと説かれて、青木さん、ＮＨＫは圧力に屈して大問題だが、なぜＮＨＫがあそこまで屈したかの力学を考えないと、圧力で正しい報道が潰される、かんぽ生命はその後スキャンダルが出てＮＨＫの正しいのは証明されたが、メディアの問題は根深く、大竹さん、高齢者は郵便局の人を信じて騙されたもの、室井さん、普通のオレオレ詐欺より悪質、地方だと高齢者は郵便局に愛着と説かれて、青木さん、青木さんが出るとメディアの問題が話題になるが、関電のダーティーマネーは同様、メディアでは原子力マフィアが電事連を作り、電事連は核の報道をチェックして、何かあったら抗議するし、テレビ、新聞、雑誌に大量の広告、原発タブーは3・11まで蔓延して、青木さんも3・11前にラジオで原発を批判したら原子力マフィアから常軌を逸した抗議があり、メディアがおかしなものをおかしいと言えていたら、3・11の前に原発に津波対策して原発事故は防げた可能性があり、メディアは強いものから抗議、圧力を受けて、青木さん、大竹さんもスタッフも抵抗できるか、関電、かんぽ生命の際に思う。

　これは昔から、政治家は気に入らない報道に圧力をかけるのは左右、古今を問わず、室井さん、暴かれて風通しはどうかと問われて、青木さん、安倍政権で圧力がメディアにあり、中国は言論の自由なし、アメリカだとメディアはトランプ氏を批判、かつて佐藤総理は新聞は信用しないと言ったが、しかし今は圧力にメディアが屈して、政治、社会は悪くなる。

　青木さんは、メディアの弱体化を指摘されて、メディアは起きた事実を正確に伝えて、権力、大企業の問題を果敢に報じるべきで、しかしかんぽ生命ではクローズアップ現代スタッフが取材して問題を掴み報じて、その結果圧力で自粛ならメディアの自殺行為であり、他のメディアにも悪影響。

　室井さん、圧力をかけられるのは取材が正しい証明と説かれて、大竹さん、日本の法務大臣の名前は知らないが韓国のものを知っている、青木さん、圧力がかかり、志のあるものがいなくなると、抗議のこないものをやる＝嫌韓であり、室井さん、権力のご機嫌取りをメディアがしたらダメ、青木さん、メディアは批判するので10倍批判されるが、メディアは公共物として、ラジオ、新聞のしっかりしたものを支えないと権力に潰される。

　大竹さん、この番組でキングオブコントで私に一物を下さいと連発して、優れたコントであり、しかしテレビに出て優勝して、どんなに、色々なものがあっても、キングオブコントを見たら手はあると勇気づけられて、青木さん、真っ正面からだけでなく、様々な抵抗の手段はあり、青木さん、お笑い、芸能、エンタテインメントの世界で、業界の持つべき反骨精神がなくなり、吉本興業は安倍政権に取り込まれたのは問題、室井さんは裏切られたと思うが、青木さん、お笑いは反権力である必要はないが、最低限は反骨精神は必要。

　大竹さん、その通りだが、芸人はスポンサーもあり、これをどうしても言いたいなら、工夫はしていて、表現の自由は全体を見て、支持してもらえないとない、バックボーンがお前らにやめろか、やっていいか、ディレクターが一人でＯＫを出して、誰かが支持してくれたらいいが、彼らは評価されてナンボであり、青木さん、どの業界も同じ、青木さんも霞を食べて生きているのではない、100％これは正しいというものを言えず、商品として成り立つ活動をしないといけない。大竹さん、青木さんの本をみんな持っている人もいる、宣伝する（笑）、青木さんの本は読みやすい、書き方としていいことを書いて、心に入る、読む人が理解できるように書いている。

　室井さん、青木さんのものは読みやすく、ずる賢いものではなく、正面突破であり、青木さん、文化放送で言っていいこと悪いこと、この本で書いて良いこともあると説かれて、大竹さん、清々しさは大切、青木さん、宮台さんみたいに壇蜜さんの出る水曜日に呼んでほしい（笑）、室井さん、山藤章二さんは金曜日でないと、と説かれて、時間になりました、以上、青木さんのお話でした。

　大竹紳士交遊録は経済学者の金子勝さん（立教大学特任教授、慶応義塾大学名誉教授）でした。台風、停電は心配だが、今回のネタは関電ダーティーマネー、感電死しそうとダジャレをかまして(笑)、国会答弁見て、八木氏らの参考人招致について、菅原大臣は第3者委員会にさせろ＝引き伸ばし、何も解明されず、第3者委員会、検察ＯＢだから隠される、岩根社長は残るが、業務上背任の容疑者であり、それでメンバーを決めたら独立の委員会ではない、メンバーを決めて都合のいい関電に報告をさせるつもりで、第3者委員会は容疑者、犯人がコントロール、検察ＯＢが第3者委員会のトップだが、現役の検察は関電に遠慮して手を出せず、検察は関電、原子力マフィアに天下りして、検察ＯＢでも弁護士だから強制捜査はできず、関電の出したものを見るだけ。

　大竹さん、特別背任、収賄にとなっていないが、賄賂である、金子さん、大企業で3.2億もやり取りして、借用書もないのは問題、室井さん、スーツ仕立て50万はおかしい、大竹さん、関連会社も元助役について行って、情報提供して利益を得ていたのはダメ、金子さん、業務上横領罪か背任であり、検察ＯＢは怪しい、信用できないから国会でやるしかない、小林敬氏は村木厚子さんの証拠改竄の前田検事の上役で懲戒処分であり、前田検事は福島県の佐藤知事のでっち上げ逮捕、佐藤知事はプルサーマルに反対して、検察が無理やり弟の収賄で逮捕、佐藤知事の捜査関係者が前田検事、上役の小林氏は信用できない。

　前田氏の村木厚子さんの改竄、その際の検事総長が但木氏、第3者委員会のトップ、関係者に対して中立公平でないものが第3者委員会なら、感電死するのは国民であり、独立委員会ではなく安倍政権の息がかかって信用できない。

　大竹さん、国税庁はどうかと問われて、金子さん、検察は信用できず、国会で審議すべき、国税の資料、誰にいくら渡ったかは分かっているものの、出所はどこか、吉田開発などの財務資料を国会で審議して、関電や子会社を洗いざらい捜査しないとダメ。大竹さん、助役などのことは国が動かないと問われて、金子さん、原発政策、森山氏と関電は共犯であり、大竹さん、地方の原発誘致問題など解明すべき、問題の拡散を原子力マフィアは恐れている。

　金子様、大阪地検は業務上横領で捜査できるが、ＯＢが原子力マフィアの支配下でできない。だから国会でやれ、大阪市は関電の筆頭株主だが、自民党は公明党、維新とともに原子力マフィアの一員、松井氏は汚染水を捨てろ、9つの再稼働の原発のうち4つは関電であり、しかし原発は高い電気料金で国民にツケ、国会で原子力マフィアを裁くべき。自民党は拒否しており、太陽光発電、風力発電はただ、減価償却は終わり、それなのにバカ高い原発に安倍政権と原子力マフィアはこだわり、このままだと一億原子力マフィアと無理心中と締めくくられました、以上、金子さんのお話でした。