市民運動創造と宇都宮健児ら群像コミュの【永岡浩一さんの通信】文化放送ラジオ　大竹まことゴールデンラジオ（2019/10/1）　深澤真紀

あいちトリエンナーレ補助金問題を語る、権力に気に入らないものに弾圧する悪しき前例を作ったことを批判する！

　永岡です、文化放送ラジオの、大竹まことゴールデンラジオ、今週火曜日の大竹紳士交遊録は獨協大学特任教授でコラムニストの深澤真紀さんでした。パートナーははるな愛さんでした。火曜日は一足早く夜が来るのです。

　関電高浜原発ダーティーマネー問題、報道するラジオの案内であったジャーナリストの平野幸夫さん、ブログで指弾されています、https://ameblo.jp/hirano-yukio/entry-12531383056.html
　平野さん、所得税法違反でガサ入れできると指摘されています。

　先月28日に神戸新長田の鉄人28号モニュメント10周年イベントがあり、神戸新聞に載りました、https://www.kobe-np.co.jp/news/kobe/201909/0012742262.shtml
　幼稚園の子供たちが主題歌（63年版と2004年版のもの）を歌い、女性たちの踊りもあり、初代敷島博士を演じられた声優の矢田稔さん、御年88歳も来てくださり、新長田は人口減少も大変ですが、皆さんお好み焼き屋さんの日本一の密集地帯にぜひ鉄人を粉に来てください！

　深澤さんのお話のテーマはあいちトリエンナーレの表現の不自由展、先月取材されて、津田さんと友達であり、あいちトリエンナーレは津田さんが芸術監督、表現の不自由展その後、平和の少女像、昭和天皇のものなどあり、8/1のオープンで松井大阪市長、翌日に河村市長がバッシングして、菅官房長官は文化庁のものだとしても、自民党のネトウヨたちがバッシング＋ガソリンで放火と脅迫、脅迫した会社員は逮捕されても、抗議の電凸のラッシュ、えげつない電凸で電話を受けた人も大変、出展していた方が抗議声明を出して、深澤さんのご覧になった時はボイコット作品のものも公開されず、表現の不自由展を可視化して、トリエンナーレは素晴らしい内容なのに、封印された展示は初めて観て、ショック、帰りの新幹線で落ち込み、愛知県は検証して、9/25にはあいちトリエンナーレ検証委員会ができて、再開を認めたら、萩生田氏、安倍友が補助金7800万円を交付しないと深澤さんショック、国、自治体の補助もあるのに、表現の不自由展は400万円であり、萩生田氏は少女像や天皇に問題ではなく、会場に脅迫なのに文化庁は報告なしで補助金を凍結して、しかし文化庁によるとこんな前例はなく、お役所が前例のないことをやるのは異例＝展示内容がネトウヨに気に入らないであり、気に入らない→電凸→中止させられる＋補助金を止められる最悪の前例を作ってしまった、余りに筋の悪い前例、自民党、文科省でもこれはやり過ぎと意見が出ても、これであり、表現の不自由展は再開なものの、文化庁は文化を殺すなのネット署名も9万集まり、名古屋地裁に仮処分で、しかしこのコーナーは予約しないとならず、深澤さんがご覧になり、ネトウヨが見張っていてビックリ、今月6日～8日に展示再開、深澤さん明日行かれるものの、再開するものだが、萩生田氏は危険だと言わなかったから補助金出さない、これの理由は、ネトウヨに叩かれたら展示はできなくなり、大村知事は展示を認めても、本当に悪い前例を作ってしまったことになり、中止ならともかく、被害者の落ち度をこんなにあげつらうのは大問題、国が表現の自由を保障すべきなのに、これは自民党が支持層のネトウヨ受けを狙ったもの。

　芸術に税金を使うなと言うが、国民が芸術に触れやすくするためで、12億、税金投入で1500円でアクセスできて、なしならもっと高い、税金は政府のものではなく国民のもので、政府にとって不愉快なものでも展示させるべき。

　この番組でも、展示すべきかどうかは熟知している専門家が判断すべき、政治家の介入はダメと言われたことを大竹さん紹介されて、深澤さん、文科大臣のみコメントし、文化庁長官はコメントせず、しかし芸大のアーティストで中止に賛成する人はなく、文化庁が補助金をこんなことで支給しないなら、日本で活動するアーティストはいなくなり、演劇、アニメなど文化芸術でこんなバッシングだと暗黒社会になる、これは国民に返ってくるもので芸術に関係ないから、ではないと警告されました、以上、深澤さんのお話でした。