市民運動創造と宇都宮健児ら群像コミュの【永岡浩一さんの通信】文化放送ラジオ　くにまるジャパン極（2019/9/23）　大谷昭宏

福島原発事故、東電福島原発事故無罪判決を語る、原発事故の責任追及なしだと原子力マフィアのやりたい放題を許す、千葉の台風被害から災害対策を再検討すべきことを説く！

　永岡です、文化放送ラジオの、くにまるジャパン極、月曜日のコメンテイターはジャーナリストの大谷昭宏さんでした。司会は野村邦丸さん、アシスタントは西川文野さんでした。

　深読みジャパン、福島原発事故、東電旧経営陣無罪判決、巨大津波対策、刑事責任を問えず、検察審査会の起訴議決で強制起訴の勝俣氏らに東京地裁は無罪判決、事故対策を取れたか、否定、邦丸さん、判決の根拠が分かりづらい、大谷さん、こういう結果は予測されたが、それでもガッカリ、判決を批判すべきで、朝日新聞の天声人語、9/20にあまりに鈍感とあり、経営者も鈍感、敏感であるべき裁判所が鈍感の極み、津波→原発事故で双葉町の入院患者がなくなり、100万人以上家も土地も空気も水を奪われて、それで刑事責任なしはおかしい、無理やり責任を問うのではなく、これには誰にも納得できないもので、邦丸さん、無罪の理由は事故前の規制は絶対的な安全を規定していないというのはおかしい、東電内部からも想定外の津波の可能性が指摘されて、長期評価のこともあるが、原発は想定外はあってはならない、大谷さん、今回の裁判は、検察の捜査と異なり、昨年秋に東電社員が勇気を出して証言して、御前会議で15mの津波が来ると勝俣氏らに提言、大谷さん、東電の中で御前会議と言われているのにビックリ、土木学会はピント外れの時間稼ぎを求められたと、勇気ある証言をした社員がいて、しかしその社員は津波の方角も大きさも想定を超えていたというものの、方角は想定外ではだめ、津波が来ると知ったら東電は対策すべきで、15mの津波が来る予見可能性があり、結果を先送り、東京地裁は責任を追及できる絶好球を逃したと怒られて、邦丸さん、3人の被告は高齢だが、原発を運営する最高責任者にこれはおかしい、一人一人の個人というより、会社として、さらに地位に対して罪を問うべき、千葉の大停電も、東電は今国営で汲々と経営して、送電線にお金をかけられず、経営のために柏崎刈羽原発の再稼働を危惧されて、大谷さん、東京地裁は何があっても誰も悪くないと言い、原発の電力を欲しい人はいない、誰も責任を取らないのはおかしい、大谷さん、組織罰を作るべき、大企業の経営者になったら責任を問われるべき、電力各社、交通機関、さらにメディアにも組織罰を適用されるべきと説かれました。

　千葉の台風15号の大被害と、8〜9月の大雨を安倍総理は激甚災害指定であり、九州の大雨も含めて激甚災害に指定、1万2千戸以上被害であり、邦丸さん、激甚災害は法律に基づくもの、大谷さん、元三重県知事の北川さんがまだ激甚災害指定なしに驚き、これは局地的激甚災害と本激甚災害があり、全国的な被害以外に局地的というものの、細かい規定があり、北川さん、広島の土砂災害などだと国は動くが、今回は風の被害であ、今回も千葉で50mの風、上空から見て大変、降り始めから大変な大雨とわかるが、風は可視化しにくく、旧態依然のものではだめ、災害地の声を政府中枢に届けないといけない、邦丸さん、千葉県自治体の森田知事の対応にも問題があり、館山市、南房総市は被害が把握されず、大谷さん、激甚災害だとすぐに被害は把握できない、連絡もできないことに官邸は鋭敏に気付くべき、昨年の台風21号はトラックの倒れるのが報じられて、今回は深夜でテレビ映像が遅れた、邦丸さん、熊本地震で前震の後で本震、自衛隊のような機動力がいるなら早めにすべき、自衛隊指揮官も普通の車で行けないところも行ける、しかし千葉県南部のことは、自治体、国が早く行けとすべき、大谷さん、阪神淡路大震災の教訓で自治体の指示なしで自衛隊は行けることになり、当時姫路の駐屯地で出動、バイクの先遣隊は虫の目であり、どこが通電していないと、バイクの先遣隊ならわかり、今回も去年の台風21号と合わせて災害対策を考えるべきと説かれました。

　埼玉児童殺害、岐阜が殺害、本当の親ではないと言われて腹が立って、血縁関係のないことに苛立ってのものと思われて、母親は二人にトラブルなしと証言して、邦丸さん、本当の親でないに否認と説かれて、これについて大谷さん、当初の供述通り、本当の同期は追々わかり、動機は何か不明、結果的に逮捕であり、今年児童虐待の事件、川崎の通り魔、どれだけ子供たちが犠牲になるのか、明治時代、外国人は子供を大事にする国と称賛されて、子供たちの権利が抑圧されているのは考えないといけない、邦丸さん、実の親に殺される最悪の最期の子供もいる、シングルマザーの連れ子と、実の親でないことに葛藤もあり、しかし子供と人生を歩む親の意味を説かれて、大谷さん、周囲にシングルマザー、シングルファーザーは多数いるが、9歳になると生意気な口をきき、実の親だとわかるものが、どうケアしていたか、子供は憎まれ口を成長して叩くと説かれて、邦丸さん、命を奪うのは短絡だが、周囲に悩みをいえないものを説かれて、大谷さん、母親は高校の先生で、この容疑者は無職のこともあるが、それにしても子供への配慮はいる、邦丸さん、小学校4年生の子供の最後としてつらいと説かれました。以上、大谷さんのお話でした。