市民運動創造と宇都宮健児ら群像コミュの【永岡浩一さんの通信】ラジオ関西　時間です！石田特別編集長（20919/9/11）

　矢野宏　安倍ファミリー内閣改造の問題点を語る、玉城沖縄県知事インタビュー報告、韓国バッシングは放置したら戦争を呼ぶことを説く！

　永岡です、ラジオ関西の、時間です！林編集長、本日のコメンテイターは酒を愛し弱者に寄り添うジャーナリスト、新聞うずみ火代表の矢野宏さんでした。林真一郎さんはお休みで司会は神戸学院大学非常勤講師、シンガーソングライターの石田裕之さん、アシスタントは木谷美帆さんでした。

　自国の政治家のスキャンダルには無関心で韓国バッシングを続ける日本のおかしさ、漫画家のぼうごなつこさんが描かれています、https://hbol.jp/201133?fbclid=IwAR1t3Pp9dJBxlGyKGIXbQvp5_PPWqqKI_heiwWgbOiO_D1hzoTT2AycpQTY　嫌韓という麻薬は国を滅ぼすというのは同感です。

　先ほどの西谷さんのお話、ＷＴＣ７崩壊の動画、別途ありました、https://www.youtube.com/watch?v=PK_iBYSqEsc&fbclid=IwAR3mKfD_X3YKXDdG6UAjzcKVx63f7Hl3eGss0lBv_R26C8ypaJKaVDZEaVM

　テーマは内閣改造、第４次安倍再改造内閣、初入閣13人、留任は麻生氏、菅氏のみ（顔ぶれは省略します）、これについて矢野さん、今回の内閣官房は安倍ファミリー内閣、13人の初入閣は側近ばかり、加計学園で、前川喜平さん、官邸が権力を独占して、モリカケ問題の隠蔽をした連中が閣僚を独占、石田さん、安倍お友達内閣は過去にもあり、メディアの注目は進次郎氏、これは矢野さんも意外、進次郎氏は2012年、2018年も総裁選で石破氏に入れて、進次郎氏は官邸で婚約会見だが、一歩間違えれば大スキャンダル、実際週刊誌に書かれて、それで将来の総理候補、石田さん飼いならされた、矢野さん、注目は環境大臣、進次郎氏の父親は原発大反対、進次郎氏はどうする？　

　海外の反応は、韓国で、河野氏、外務大臣→防衛大臣に横滑り、松野氏の力が大きく、松野氏は改造の前に安倍氏に直談判、首にしたら河野氏は外務大臣の際の失点でやめさせた＝韓国に日本弱腰しと見られるため、河野氏を防衛大臣にしたのは韓国に強硬姿勢と見せるもの。

　自民党のもの、幹事長は二階氏留任、本来は岸田氏が意欲、幹事長は党のナンバー2、ポスト安倍を狙う岸田氏には幹事長は必須でも、二階氏は80歳で留任、旧民主党の人間を迎え入れて、二階氏は批判も多いが、安定のために二階氏を入れて、岸田氏は政調会長、宿題があり、憲法改悪を岸田氏にやれ、岸田氏は宏池会でリベラル派だが、岸田氏は憲法改悪を実現しないと総理を禅譲してもらえないもの＝この内閣を放置したら憲法改悪は強行されると指摘されました。

　矢野さんのトピックスは、沖縄県玉城デニー知事にインタビューしたもの、国土の0.7％の沖縄に75％の米軍基地があり、100年も使える基地を作れば半永久的に基地を押し付けられて、2月に辺野古を問う県民投票で7割反対なのに、安倍総理は民意を無視、玉城氏は日本の民主主義の危機と語り、普天間基地は危険というものの、返還は95年の少女暴行事件がきっかけで基地撤去から、新基地建設にすり替えられて、新基地ＮＯ、普天間基地閉鎖が絶対、今年2月は普天間返還のタイムリミットなのに、米軍機の窓枠が小学校に落下する事故があり、原因究明もせずに基地ゴリ押し。

　ヤマトンチュに何ができるか、皆さんのいる地方議会に、辺野古ストップ、県外、国外への米軍基地移設を働きかけてほしい、関西でも京都、滋賀で地方議会は決議を出して、辺野古を止めて対話すべき、石田さん、沖縄だけに押し付けてはいけない、矢野さん、安全保障はヤマトンチュも関係して、他人事ではない、石田さん、無関心は沖縄を苦しめると説かれました。

　千葉では台風15号の打撃で停電は40万戸以上、断水も2万戸、いつもとの生活に戻れるか、住民は大変ではあり、東電は今日中の復旧は無理と発表、雷雨で復旧作業中断、停電は3日目、千葉県市原市でどこから復旧するか情報なし、茨城県の停電は復旧して、その上に猛暑、体力的に弱い人を受け入れる避難所もできて、これについて矢野さん、思い出すのは去年の台風21号で矢野さんの尼崎市停電、しかしある線からは電気も来て、猛暑でエアコンの使えないのは大変と説かれました。

　日本の韓国への輸出規制を韓国が差別的で不当としてＷＴＯ提訴の件、日本は徴用工への報復でこれをやったとしての提訴、世耕氏は1+1＝サルマタの回答、結論が出るまで1年かかり、これについて矢野さん、ジャーナリストとして、ＷＴＯ提訴は、菅氏が先日テレビに出て韓国が全面的に悪い、65年の請求権協定で全部解決済みとして、しかし輸出規制は信用できないはずなのに、徴用工訴訟だと菅氏はゲロったわけであり、当初の安全保障は関係なく、ＷＴＯでは日本は不利になる、菅氏は徴用工判決のせいとしたが、解決まで時間はかかり、日韓で歩み寄ってほしい、様々な悪影響があり、日本への韓国の観光客が激減、姫路城は前年同月比3割減、矢野さん、心配なのはテレビメディアで韓国への憎悪を煽り、岐阜県の住職が在日コリアンへのヘイトスピーチをして大問題であり、石田さん、韓国と親交を深める日本人もいる、矢野さん、冷静に見ないと、憎悪を煽るばかりでは戦争に至ると危惧されました、以上、矢野さんのお話でした。