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市民運動創造と宇都宮健児ら群像コミュの【永岡浩一さんの通信】 J−WAVE JAM・THE・WORLD(2019/9/4)

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安田菜津紀&藤田さつき 洋服の大量廃棄を考える、大量廃棄社会は民主主義の否定である、世界で暴政と闘う人たちは世間の無関心と戦っている

 永岡です、J−WAVEのJAM・THE・WORLD、グローバーさんの司会、水曜日のニューススーパーバイザーはフォトジャーナリストの安田菜津紀さんでした。なお、6日の和歌山放送ボックス、伊藤宏さんはお休みです。安田さん、この番組の後で香港と韓国に取材に行かれるもので、逃亡犯条例改悪をキャリー・ラム氏撤回、安田さん香港に友人がいて、しかし台風が心配、安田さん雨女と呼ばれたこともあり、しかし台風が朝鮮半島直撃で不安とのことです。

 安田さんの気になったのは、韓国とのこと、韓国の国会議員の竹島上陸は今やるのは問題だが、戦争しろと丸山氏がいうのはやってはならない、週刊ポスト問題もあり、この相手と仲良くできないという感情は誰でもあるものの、深刻なのはその感情を利用する組織、社会、そして公権力があるのは問題、安田さん韓国を取材する。
 逃亡犯条例撤回、デモ隊はこれだけでなく、5つの要求をして、警察による暴力の責任追及が第一、しかし当局は応じず、デモ隊=暴動としたものを撤回、アグネス・チョウさんの逮捕、また拘束されている人がたくさんいて、一番ハードルの高いのは民主的な選挙の実施、まだ手放しで喜べず、グローバーさん、デモ隊はリーダーを特定できず、5つのうち1つ撤回で、今後の方針を問われて、安田さん、現地の高校生、大学生に聞きたい、中学校、高校で授業ボイコット、友人に聞かれて、学生さんのボイコット+学校がそれを認めたのは大きく、大学で集会でも暴動にならず、大学はこれを排除せず、これこそ大学が本当の中立であり、学校は中立だから政治の話をしていて、日本と逆、デモに否定的な発言をする大学生もいて、日頃から政治について語る土台がある、グローバーさん、人権のこと、ウイグルへの影響を問われて、安田さん、民主的なデモで社会の変わる前例になってほしい、「ウイグル、シリアetcは世界の無関心と闘っている」、無関心は暴政をしたい政府の思うがまま、市民レベルで声を届ける必要があると説かれました。

 UP CLOSE、洋服の大量廃棄は新品だけで年100万トン!10億枚、この問題、朝日新聞オピニオン編集部記者の藤田さつきさんとのやり取りがありました。大量廃棄社会、アパレルとコンビニの不都合な真実(https://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334044053 )を書かれた藤田さんです。食品ロスはこの番組でも取り上げられたものの、洋服の大量廃棄は私も初めて知り、国連が古着のリサイクルでのファッションチャレンジをして、しかし日本で服がこれだけ捨てられるもの、安田さん、リスナーから新品の服を捨てたかと聞いており、正確な統計は出すのは困難だが、100万トン捨てられるもの、藤田さん、店頭にあれだけの服が並び、そして入れ替わる=大量に余る、のが気になり、国の廃棄の統計はない、新品の服の廃棄量は不明、しかし調べて、国内の服の供給量はバブル時代の2倍以上なのに、消費量は横ばいという統計あり=増えた分余る+服の購入単価は25年で6割下がり、服が安くなる+売れ残る、そして廃棄量の統計はないが、アパレル専門家に取材して、供給量の1/4が廃棄=10億枚!廃棄、聞くだけで気の遠くなるもので、なぜこうなるか、流行か、安い服を求めるのか、理由は複合的、経営コンサルタントに取材して、アパレル業界では商品が陳腐化するのが経済のセオリー、パソコン、家電は新しいモデルが出て、古いものは安くなり、アパレルでは今年の流行色があり、去年の服は古いとして、消費者に最新製品を買わせるもの、商品のサイクルが早い=売れ残りがあると新しい物は売れず、在庫処分。
 安田さん、バーバリーが売れ残った41億円の服を焼却処分して!これについて藤田さん、10億枚/年捨てられていると最初に報じた時で、売れ残りが万一安く売られたら、ブランド価値棄損、アパレル業界のもの、高級ブランドは在庫処分ができず、アウトレットも広がったものの、表立ってセールをやらないものもあり、税金対策、在庫を持つと節税にならない、資産として課税、しかし廃棄したら処分費用はあるものの、節税になり、在庫廃棄はアパレル業界ではやられている。
 安田さん、捨てられた服の末路を問われて、藤田さん、取材してもなかなかつかめず、企業も表沙汰にできず、産廃業者を取材しても守秘義務があり、企業、ブランド名も出てこず、公の統計に出ないのもこのため。それでも、取材に応じてくれる業者さんもいて、新品は産廃として廃棄、家庭で一度買ったものもあり、産廃は、RPF、プラスチック、化繊の服を燃料として固形燃料として焼却処理、ただ焼くより燃料になり、捨てるよりいい。しかし、償却には変わらず、環境負荷は高い。
 洋服は作るのにコストがかかり、産廃にお金を出してRPF化、経済では問題。
 服には様々な繊維が使われて、木綿だと江戸時代はリサイクル、最後は雑巾→燃料、しかし今は化繊、油も吸収せず、工場のための雑巾(ウエス)にもならず、焼却処分しかなく、中古衣料として海外へ輸出の手はあるが、相手国の繊維産業に影響することもあり、リサイクル工場も容量オーバー、リサイクルが追い付かないくらい服(古くない)が捨てられる。
 服の供給過多、アパレル業界では大量生産であり、なぜかと安田さん問われて、藤田さん、グローバル経済、日本より海外で生産した方が安く、中でも、自動化されたものは少なく、手仕事、ミシンなどを使う=コストの大半は人件費、海外の人件費の安いところでたくさん作るほどいい。2013年にバングラデシュで服の工場で事故と安田さん説かれて、日本で外国人技能実習生が低賃金と説かれて、藤田さん、ベトナムからの女の子たちを取材、時給200円!で15時間/日働かせられて、休日は月に1,2日、工場は零細、下請けの下請け、それで人件費をかけられず、それでもつぶれた工場は多く、2年で3か所工場を替わった女の子もいる。
 服作りで、透明性がキーワード、生産現場と消費者が離れていて、それを見せることで、どこの工場でどんな環境で作られて、材料費、人件費etcをネットで公表している小さい会社もある、アメリカのエバーグリーンが走り、透明化して、服作りの実態を見て選んでほしい。安田さん、トレーサビリティであり、消費者として重要。
 安田さん、服の大量廃棄に対して消費者の取るべきものを問われて、藤田さん、大量廃棄と技能実習生の低賃金、ジェンダーはつながり、問題のものへの不買運動ではなく、大事に使い、社会を変えていくことを消費者がやれば、一歩一歩改善になる、安田さん、消費を通して社会にアクセスするもので、そして食の大量廃棄の問題もあるのです、以上、安田さん、藤田さんのお話で、そんなに焼いて捨てるなら私に安く売ってくれ(その前にこの私、永岡はブランドものなど買いませんが(笑))、20年前に内橋克人さんが消尽の時代の果てに、という本を書かれて、それがさらにひどくなっている模様で、半世紀前の、捨てたらバチが当たるというのより、人類は退化していると危惧されました。
 グローバーさん、香港の最新ニュース、リーダーより香港に必要なのは普通選挙=まだ抗議活動は続くと声明であり、安田さん、逃亡犯条例撤回はガス抜きではアカンと締めくくられました、以上、ジャム・ザ・ワールドでした。



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