市民運動創造と宇都宮健児ら群像コミュの【永岡浩一さんの通信】 文化放送ラジオ　くにまるジャパン極（2019/9/2）　大谷昭宏

　京アニ事件実名報道から事件報道を問う、上野政務官のデタラメから安倍政権野放しの人権不在国家を批判する、東京は世界一安全でも日本の人権意識を問う！

　永岡です、文化放送ラジオの、くにまるジャパン極、月曜日のコメンテイターはジャーナリストの大谷昭宏さんでした。司会は野村邦丸さん、パートナーは西川文野さんでした。

　先週の伊藤宏さんによるゴジラ和歌山上陸、わかやま新報に記事が載りました、https://www.wakayamashimpo.co.jp/2019/08/20190831_88921.html?fbclid=IwAR1XEfpMmMARb8Aj8phCywBjBR4hsPh0kfPVlRDOHiWEB16jCeIUNvc1A68　宝田明さんは国会議事堂でゴジラの1作目を見てほしいと説かれて、私も同感です。

　深読みジャパン、京アニ放火殺人事件、京都府警は犠牲者35名の実名を公表して、遺族が被害を受ける可能性があるものの、京都府警は遺族から実名発表はやめてほしいと申し入れもあり、殺人事件の犠牲者の数は戦後最悪、大谷さんは現地も取材されて、大阪におられる大谷さん、京都新聞を含めて全国紙、ＮＨＫ含めて全テレビ局も報じ、報道協定は誘拐事件などのみで、今回は異例中の異例、民放では、在阪民放一局では公表を求めていない家族について公表しなかったものもあり、局内で論議もあったもので、先週火曜日に公表されて、毎日新聞の朝刊で大谷さん紹介されて、象徴的なのは、沖縄の平和の礎、軍人、民間人全員24万人の名前を記して、匿名では意味がなく、平和の礎、名前を示した意味があり、手を触れたら、かけがえのない人生が一人一人にあり、実名匿名に論争もあるが、このような意味もあり、しかし遺族を傷つけない配慮も必要で、邦丸さん、ネットでも実名報道に賛否両論あり、津久井やまゆり園では非公表、大災害の犠牲者の場合も賛否あり、大谷さん、公表しないとネットで批判される、ネットで実名をさらされて名誉棄損もあり、ネットはメディアにとって20数年のものに、まだリテラシーは確立されておらず、邦丸さん、ネットのものは2,3年では困難、大谷さん、ネットの扱いは様々なものがあり、京都府警は悩んで実名公表して、殺人事件で被疑者は確保されて、これ以上被害のないのに報道協定、遺族に遠慮してほしいとの声の中で、譲り合いできた約束事を守り、メディアは配慮すべき。津久井やまゆり園、ＮＨＫが素晴らしいＨＰを作り、実名なしで事件を記録して、失われた命を報じて、実名に関わらず様々な報道の在り方があると説かれました。

　上野厚生労働政務官、外国人労働者の口利き疑惑で辞任、菅氏は説明責任を果たすべきというものの、上野氏は説明責任を果たしているかについて菅氏は答えず、公明党はちゃんとやれ、上野氏は事務所で疑惑を否定しても、報道では1件2万円の紹介料ピンハネ、上野氏は口利きを否定しても、大谷さん、菅氏は上野氏の説明責任に言及せず、菅氏も問題、外国人労働者の境遇は大変で、在留資格を取るのは大変、上野氏はあっせん利得罪に抵触しないというものの、一人2万円で口利きして、これは大問題、あっせん利得の成立について、これは週刊文春のスクープ、新聞、テレビは何をしている、検察庁は安倍政権についてまったく手を付けず、政界にはモリカケ事件など無数のスキャンダルがあり、安倍政権の一員を立件できないのか、内閣改造もあり、上野氏は更迭されるとしても大問題であり、検察は安倍政権についてアンタッチャブルだと大問題、外国人の在留資格について、法務省の管轄で、検察が捜査しないと野放図であり、邦丸さん、東南アジアからの技能実習生の皆さん、母国でお金をたくさん出す、大谷さん、親戚から借金して、それが足かせになり、ブローカーに差し押さえ、足抜けできないもので、ブローカーに認定団体もあり、東南アジアからリベートをよこせであり、世話になるからのものではおかしい、日本に悪い業者、東南アジアで親戚から借金、そういう問題の構図に、現職議員の口利き、アンダーグラウンドであり、こんなことを放置したらダメ、本来なら犯罪である、外国人労働者の在留資格、本来払わなくていいものを外国人労働者は払わさせられて、邦丸さん、上野氏を検察が調べないと外国人の人権問題であり、検察は捜査しろ、大谷さん、国際社会はよく分からないではだめ、韓国との徴用工の問題も解決せず、日本はこういう奴隷労働を許していると国際社会から見られて、国会議員の犯罪を野放しだと、外国人労働者をこんなに酷使する国だと見られると警告されました。

　東京は世界一安全な都市として認められて、2位はシンガポール、3位は大阪、凶悪犯罪、パソコンのサイバーセキュリティなどが評価されて、邦丸さん、東京の安全さは認められて、大谷さん、世界で1番と3番を行き来している、外国を旅行したら日本と異なり、しかし、殺人では世界では異例な事件も日本各地で起きて、事件を取材したら、安全と思っているものの中に落とし穴はないか、京都アニメーションの事件、カリタス学園の事件、安全と思い凶悪事件であり、財布を守らなくていいからではと野放しではだめ、防ぎようのない事件も起きる日本のことを警告されて、邦丸さん、東京が安全は日本人の国民性、財布を落として大丈夫＝日本人の国民性に頼りすぎ、街灯も多い、しかし国民性に頼れず、一家団欒で事件に巻き込まれる、大谷さん、一人で家に帰れるのは日本だけ、しかし児童虐待があり、子供はこの家は安全と思って生まれてこられず、日本は安全と単純に安心してはいけないと説かれて、邦丸さん、鹿児島で4歳時の虐待、警察も児童相談所も保護せず、家庭の中でどうかと問われて、大谷さん、差別かも知れないが、ドロップアウトする人、女性で風俗に行かないといけない人＝男性に搾取されて、反社会的要素がこの国にたくさんあり、警察がちゃんと対応せず、この国の問題点を説かれました、以上、大谷さんのお話でした。

そして、メディア、特にテレビが韓国バッシングなら何でもありの状態に、昨日のサンデーモーニングでジャーナリストの青木理さん、苦言を呈されて、https://hochi.news/articles/20190901-OHT1T50058.html　しかし今日発売の週刊ポストでは常軌を逸した韓国ヘイト特集、WILＬとｈａｎａｄａは言うまでもなく、ここまでこの国のメディアが特定の国にヘイト傾向は私も記憶になく、2002年に拉致問題のわかった時のＤＰＲＫバッシングよりひどく、テレビははっきり言って絶望的、こんなことでは本当に戦争になりかねません！