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市民運動創造と宇都宮健児ら群像コミュの【永岡浩一さんの通信】 TBSラジオ ACTION(2019/8/9)

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 武田砂鉄&平野啓一郎 表現の不自由展中止を日本の民主主義破綻につなげてはいけない、アートと政治的なメッセージの意味を問う!

 永岡です、TBSラジオのACTION、金曜日の司会はフリーライターの武田砂鉄さんでした。アシスタントは幸坂理加さんでした。

 神戸市が、18日に開催予定のイベント、ジャーナリスト津田大介さんを招いてのものを、抗議+ネトウヨ議員の文句で中止となり、神戸新聞に載りました、https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201908/0012592817.shtml 言論が暴力に圧する例になりました…
 今日は長崎原爆の日、8月は戦争と平和なのに、日韓で対立、加害の歴史を問うイベント中止は問題、田上市長は核兵器禁止条約に言及しても、アメリカは中距離核兵器廃絶を蹴って、広島、長崎の市長も署名しろなのに、安倍氏は3年連続条約について言及せず、橋渡しは何を意味するのか、核兵器を持つなとアメリカに言えず、被爆者代表は85歳、被爆者の生きているうちに核廃絶を訴えて、第2次大戦で310万人犠牲にした日本が率先してやるべきと語り、当事者が少なくなり、安倍氏はこれについて言わなくていい、日本は唯一の戦争被爆国、核兵器禁止条約に積極的になれ、メキシコ、オーストラリアからなぜ積極的でない、政府はダメなものをダメといわない、語り部のいなくなる時代になったら遅いと説かれました。

 コラムコーナー、あいちトリエンナーレ、表現の不自由展その後中止のこと、加害責任を問う企画をつぶす、つるの剛士は自国ヘイトと抜かして、あいちトリエンナーレ、表現の不自由展は420万円、ガソリン脅迫で企画展は3日で中止、脅迫の容疑者はヘイトスピーチ常習者であり、大村愛知県知事と、河村名古屋市が対立、河村氏は日本人の心を踏みにじると、勝手に日本人の心を代表するなであり、河村氏に事実誤認、河村氏は慰安婦に強制連行の証拠なし、言論の自由と抜かして、松井市長は事実ではない誹謗中傷、強制連行された慰安婦はない、デマというものの、二人の声が今回の件を大きくして、この二人の事実誤認が発端、慰安婦は日本政府も存在を認めて、官房長官談話で謝罪しているものである=河村氏、松井氏の発言は政府見解に反する+2025年に大阪で万博やっていいのか、そういう人たちの言動を注意すべき菅氏も一般論で暴力はアカン=こういう段階で自分の言葉で言わない、大村氏は河村氏の行為を検閲、憲法21条に抵触、河村氏は単なる個人の不快感、憲法擁護義務を無視して、これは2012年の自民党の改憲草案に似ていて、公益に反すると言論の自由なし、河村氏、松井氏、吉村氏は公の秩序でアカンとして自民党の改憲草案そのまま、2015年の表現の不自由展は武田さん行かれて、小さい展示、武田さん原稿を書かれて、表現の自由は守るためのもの、当然のことを書かれても、平和の少女像を作った韓国人は反日ではない、平和のため、公金が出ていると河村氏、松井氏は言うが、前回のトリエンナーレで難民の救命胴衣を展示して、あらゆる芸術活動は政治にメッセージを出すべき、前回のトリエンナーレは横浜で公金も出て、これは問題視されず、今回公金だからと圧力はこれまでの問題とは異なる、公金だからでは、図書館はどうなる、武田さんの本は排除されるのか、公権力は表現をジャッジしてはならず、日本はそもそも芸術に割かれるお金は少なく、権力に迎合しないとお金がもらえないはおかしい、権力は表現の自由を守るべきなのに、河村氏、松井氏らは日本国民としてと大きなことを言うが、河村氏、松井氏の事実誤認を批判しないといけない、彼らの事実誤認が発端、加藤直樹さんの、関東大震災の際の朝鮮人大虐殺の本もあり、ネットで朝鮮人虐殺はなかったとあり、2017年に小池都知事、朝鮮人への追悼文を出さず、地震の犠牲者と虐殺の犠牲者は同じではないのに、こんなことがあれば有耶無耶にできる、メディアは大村氏の言うことが正しいか、河村氏の言うことが正しいかになっているが、国際社会に耐えるものではない、メディアは事実誤認に基づくヘイト行動を批判すべきと説かれました。

 ゲストACTIONは作家の平野啓一郎さんでした。カッコイイとは何か、先月青木理さんとも話された件で、99年に日蝕で芥川賞、分厚い新書を出されて、カッコイイ論をなぜ書いたか、平野さん、大学時代にバーテンされて、お客様にプロボクサーの立吉さん、引退勧告を受けて現役続行、カッコイイか、二人のお客さんが喧嘩、カッコイイと自分が思うものを叩かれたら頭に来る、自らのアイデンティティであり、武田さん、2006年に中田英寿が引退して、それで友達ともめて、武田さんは否定派、キングカズみたいにやり続けるべき、しかし平野さんの本、カッコイイの基準はない、平野さん、カッコイイが共通すると共感であり、カッコイイという価値は20世紀後半の文化に影響、ロック、ジャズ、マイケルジャクソンはそれなのに、カッコイイの本はなかったので書いた、カワイイは本もあったが、主観的にみんなのカッコイイの土台は違い、客観性を求めて本を書いた。
 日本以外の欧米だと政治の意識を持つのがカッコイイなのに、日本では反抗がカッコ悪いであり、若い世代から聞こえて、価値をクリエイトするもので、社会をよくするには悪しきものは批判、平野さん、編集者との打ち合わせは悪いところばかり、日本では社会的なカッコよさが不明確、アメリカだと金持ちが寄付、社会発言してカッコイイとする文化を作ったが、日本ではなくずれて、差別的な人を見てカッコイイと思うのは問題である。

 武田さん、日本社会で風刺が足りない展、平野さん、政治がカッコイイと思われたい、武田さん、それを風刺するのを止めろとされるが、風刺は金持ちの姿勢も問う、平野さん、何をやってもシニカルに笑われるのは問題、武田さん、風刺よりも、好きな言葉ではないが論破する、言い負かした=クール、カッコイイになるのを危惧されて、平野さん、論破ではない、事実誤認、ツイッターにデタラメを詰め込むのは問題。

 あいちトリエンナーレ、表現の不自由展について、平野さん、誰が何をしたか個別に話すべき、菅氏、市長の言葉、テロ予告などは個別にとらえるべきで、津田さんは平野さんもよくご存知で、電話応対に疲弊したものはある、武田さん、こんな大変なことになったで、メディアもちゃんと伝えていない、平野さん、作品をけしからんと、表現の自由は異なり、歴史改竄主義、河村氏の発言など分けるべき。

 武田さん、パブリックとアートのことを問われて、平野さん、本にも書いたが、ヨーロッパの芸術は真善美を考える、アートは社会的なメッセージを持ち、社会的に正しいかのジャッジもあり、文学も美しくても差別的では認められない、尊敬している文学者は資本主義の貧困を見ている、それを意識すべき、武田さん、作品に作者の主張より、こういう風に見えたとされるのは問題、芸術作品に社会的なメッセージを入れるのも可視化できず、ここまで言っていいかというジャッジが速すぎる、平野さん、みんな現実に疲れて、それで政治の話をしたくないが、アートは文学、政治抜きに成り立たない、武田さん、わざわざそんなことを言わず楽しませてくれ、というものがある、平野さん、アーティストが政治的にいいことを言われるとカッコイイと締めくくられました、以上、武田さん、平野さんのお話でした。



コメント(1)

すーちゃんさん

有難うございます。

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