市民運動創造と宇都宮健児ら群像コミュの【永岡浩一さんの通信】 文化放送ラジオ　くにまるジャパン極（2019/7/3）

　二木啓考　参院選公示で情勢を語る、自民党苦戦で二階氏の発言になった、高齢者の年金不安と投票率低下を語る
永岡です、文化放送ラジオのくにまるジャパン極、深読みジャパンのコメンテイターはジャーナリストの二木啓考さんのお話がありました。

　明日参院選告示、安倍政権への評価、憲法改悪、消費税増税、年金問題が争点、議席は3つ増えて、自民党は過半数を目標、特定枠もあり、自民党は活用、二階氏は選挙結果が予算配分になると発言して（6/29に福島での激励会で二階氏、土地改良のところで選挙で頑張ったら予算）、野村さん、二階氏は昭和の自民党のままで、切れるがおかしい、金融庁の老後2000万もあり、二木さん、身も蓋もない、選挙期間は短く、街頭で演説もあり、選挙公報もあり、参院選は衆院より投票がめんどう、半分ずつ改選、都道府県単位で選挙区と比例、比例は面倒、投票用紙は2枚、政党名でも候補者名でもいい、50の比例区を政党と総数で1〜50位に割り振り、その中で名前を書いた多い人から通り、2枚目に政党名ではなく候補者の名前を書いてくれであり、結構ややこしい、選挙制度としてややこしい。野村さん、ゾンビ制度、落選しても比例に重複立候補して当選、地元でだめでも比例復活を問われて、二木さんそれは衆院のみ、選挙特番も二木さんされて、１０万票で競っても9万で当選するものがあり、これは本当に公平か？死に票が増えて、かつては拘束名簿、今は非拘束名簿式、比例の候補者は自分の名前を書いてくれ、しかし投票はややこしく、独裁政権、参院選で安倍氏は国政選挙で6連勝、しかし先週オヤっと自民党の内部調査があり、自民党は負ける？野村さん、伊藤敦夫さんもこれを指摘されて、二木さん、永田町取材でわかり、一人区32の2/3は自民党が負けるとあり、野党統一候補がまとまり、13は野党が勝ち、東北4県は負ける、全体で最悪自民党は50議席、自民党の過半数には出ても、単独過半数はむつかしいと自民党の本部で取りざたされて、野党は伸びて自民党は危機感、しかし自民党が喝を入れるためにこのデータを出して、それで二階氏は選挙で勝ったら予算と言い、6/22〜23に調査、26日に自民党の中でわかり、二階氏は幹事長を首になるとも参院の比例区の立候補予定者のところで勝ったら道路を作ってやるになり、土地改良事業は予算が強く、それにたかるものもあり、農業も関係して、二階氏しは尻に火が付いてのもの。

　65歳以上の高齢者で年金のみ、二木さん、高齢者世帯は全体の3割、半分は年金のみでしんどい、日本全体の家庭の平均所得は550万／年、高齢者世帯は9割がそれより下で、平均所得550万は前年より8万減り、給料が減り物価が上がり、しかしこれは平均には意味はなく、80年代の一億総中流なら平均所得に意味はあったが、今は格差社会であり、このデータは、自民党の内部調査で悪い＝年金問題、特に地方の高齢者の多いところで年金問題は響く＋秋田のイージス・アショアで苦戦、しかし自民党は強くおいそれとは負けないものの、年金で安心して暮らせる高齢者はなく、野村さん、年金以外の収入は時給800円の仕事で週7000円＝月3万行かず、病気で施設なら年金だけ、そういう人たちをどう救うか？特養も待っている間に亡くなり、年金は大変と説かれて、二木さん、年金生活で介護、病気の場合は大変で、健康寿命は短く、こういうものは高齢者は年金だけでは無理とわかりつつ、はっきりして、第1次安倍政権崩壊は消えた年金であり、トランペットには年金はタイガーホースだと説かれて、二木さん、メディアの世論調査では選挙に行くかを聞いて、行くは前回の56％→今回48％、安倍氏でいい、野党もだらしない、投票率は下がり、投票率5割が切っていいのか？皆さん選挙に行ってほしい、7/21が投開票日であり、野村さん、投票所で一票を書くのは意味があると説かれました、韓国への禁輸措置は時間がなくコメントできずでした、以上、二木さんのお話でした。



　なお、朝日新聞で、若者が格差社会でも自民党を支持するとの記事があり、私も読みましたが、これは女性がＤＶ男から逃げられないものと似て、80年代まで、ＤＶ男は誰のおかげで食べられていると女性に暴力をふるい女性は逃げられず、それは今も形を変えて残り、さらに、少し前に防衛大学校で上級生が下級生にいじめ、暴力との記事も見て、これは戦前の日本軍のいじめと同じで、そして自分はいじめられたから下級生はそうしない、というものはなく、下級生をいじめて鬱憤を晴らそうになり、このようないじめの連鎖があり、このような軍隊的な体質が今日本を、不満があったら権力を倒す、ではなく、より弱いものを叩いて晴らす、関東大震災の際の朝鮮人虐殺の流れが今もあり、ヘイトスピーチに見られるようにそれはひどくなり、差別を解消しようとせず、より弱いものを差別して鬱憤を晴らす日本人の体質のためと思います。しかし、トランプ氏と金委員長の会談で日本は蚊帳の外、韓国への禁輸措置はこれへの報復と思われて、こんなアホなことをしていたら自滅ですが、太平洋戦争のように、破滅とわかってやってしまうこの国の指導者、軍人たちのアホさが今極限になっていると危惧されます、これも付記しました。