市民運動創造と宇都宮健児ら群像コミュの【永岡浩一さんの通信】和歌山放送ラジオ　ボックス（2019/5/31）

　伊藤宏　熊取6人衆の小林圭二先生死去を語る、川崎通り魔事件から本当の教育のあるべき姿を語る、Ｆ35ではなく教育にお金を使うべき！

　永岡です、和歌山放送ラジオのボックス、金曜日のコメンテイターは和歌山信愛女子短期大学教授、新聞うずみ火編集委員の伊藤宏さんでした。司会は赤井ゆかりアナウンサーでした。

　赤旗日曜版最新号（6/2）は消費税増税反対特集、浜矩子さん、雨宮処凛さん、高橋乗宣さんの寄稿があり、また松元ヒロさんが小池書記局長と対談を3ページです、　https://www.jcp.or.jp/akahata/web_weekly/　

　6月15日14時から、共謀罪反対街頭パレードが神戸三宮の東遊園地であります。

　伊藤先生の脳にきくニュース、リスナーより、元京都大学の熊取6人衆の小林先生が亡くなったとの声があり、福島原発事故は終わらずとあり、伊藤さん、このところトランプ氏来日→川崎の悲惨な事件もあったが、それは明日の夜の番組で話したいもので、小林圭二さんの訃報に伊藤さんショック、昨日葬儀、近親者のみでも伊藤さん言われて、すい臓がんで亡くなられて、小林先生は核の世界では知らない人はない、原子炉実験所の専門家で原発に反対されて、科学的立場から反対された6人、瀬尾先生は94年に亡くなられて、小林さんも亡くなられて、小林さんは小柄で柔和な方で、伊藤さん20年以上前に会われて、原子力安全ゼミの勉強会で会われて、気さくに声をかけていただき、伊藤さん共同通信をやめてフリーになり、どうするかの時に小林さんがそばにこられて、自分の信じる道をいきなさいと説かれて、小林さんは伊藤さんの亡くなった父親の面影に似て、小林さん、大手術の後で、伊藤さんは新聞うずみ火の企画で取材されて、小林さん、原子力の問題で発言されて、体調の悪い時に呼んでは、でも、それでも講演されて、2014年8月にうずみ火の講演をされて、伊藤さん車で小林先生を送迎して、その間たっぷり喋れて、小林先生や6人衆は原発反対運動のものではなく、日本の原子力を客観的に見て問題点を指摘されたもので、小林先生は自分の病躯も押してこられて、海老澤先生も脳梗塞の後で活動されて講演されて、そういう方がいて、我々も原発の問題を知ることができて、小林先生は最後の講演で、核廃物をこれ以上増やしてはいけないと説かれた＝処置なしの使用済み核燃料を出し続ける原発は止めるべき、であり、福島原発事故も汚染水で溢れて、原発の使用済み核燃料は処置なし、保管もままならないもので、その中で小林先生の亡くなったことは、原発、核廃物の問題についても、日本が福島原発事故をちゃんと解決したという兆候は見せるべきであり、昨日は安全ゼミのメンバーも来られて、小林先生は葬儀で安らかな姿で、この問題（福島原発事故）は我々が引き続き解決しないといけない、小林先生のご冥福をお祈りいたします、と説かれました。

　川崎の事件へのメッセージもリスナーからあり、通り魔ではない、怨恨か？格差社会の歪み、テロ犯罪との声もあり、桜田氏の子供3人産めという状態ではないという声もありました。

　川崎の事件、リスナーより、様々な事件があり、高齢者の事故、刃物で子供の殺される事件が多発、模倣犯を懸念する、何という世の中になったか、理不尽な事件に対策はあるか？受験ではなく心の教育を説かれて、自然より人間が怖いとあり、伊藤さん自然災害は防げるが、こういう事件の根幹は問題は教育、怒りや悲しみをコントロールするのは教育でしかできず、初等中等教育で学ぶ、道徳ではなく人を思いやることで、引きこもりが容疑者と報じられて、引きこもり＝犯罪者と見てはならず、容疑者が自ら命を絶ったのは問題だが、この人一人の問題ではなく、ヘイトスピーチなど歯止めが利かないもので、現地は伊藤さん無縁ではなく、カトリックの関係で講演してもらったこともあり、遡って池田小学校事件があり、セキュリティをしても秋篠宮さんの子供のところに刃物が置かれて、教育、教育現場は神聖ではないが、怒りをぶつける対象ではなく、対策はこれから先だと監視社会になり、さらに息苦しい中で子供たちが学ぶと大変で、そして人を刺す痛み、最愛のものを奪われることの意味を人間は知らないとならず、感情をコントロールするのは教育、少子化ではあり、人、お金の手当、優先順位のトップは子供たちを守るべきで、Ｆ35爆買いの場合ではないと説かれました、以上、伊藤さんのお話でした。