市民運動創造と宇都宮健児ら群像コミュの【永岡浩一さんの通信】ＴＢＳラジオ　ＡＣＴＩＯＮ（2019/5/31）

　武田砂鉄　桜田元大臣の最低3人産め発言の問題点と川崎事件報道の問題点を語る、産めない環境を作り責任を取らない自民党政権の責任を問う！
永岡です、ＴＢＳラジオのＡＣＴＩＯＮ、金曜日の司会はフリーライターの武田砂鉄さんでした。アシスタントは幸坂理加さんでした。武田さん、令和最初のプレミアムフライデーです。

　ＴＯＤＡＹ’s　ＡＣＴＩＯＮ、武田さん、川崎の事件、犯人が死亡してなぜこうなったか報道が考察、部屋に殺人の雑誌と報じたらイコールで結びつけるのはよろしくない、どころか容疑者の部屋からテレビやゲーム機があったと報じられるが、どこにもあるもの、武田さんも原稿をこれで書いて、冷凍食品に農薬混入で逮捕の件、容疑者はアニメのコスプレと報じられたが、冷静に考えると全く関連性はなく、勝手に結びつけたらだめ、97年の神戸連続殺傷事件で、容疑者の少年がメタル好きと報じられて、あるバンドの歌詞と声明文が似ているとされたが、もちろん事実無根、少年Ａはそれを手記で否定して、社会を不安に落とす事件があると、原因を絞るものには要注意、卒業文集をあさる、育った環境とか、引きこもりとか言われて、引きこもり対策の方も偏見助長を懸念される声明文を出して、犯人が自ら命を絶ち、本人の聴取ができないとしても、周辺情報から無責任な検索をするのは問題と説かれました。

　コラムコーナー、自民党の桜田元五輪大臣、「最低」でも3人くらい産むように、の発言の問題点を説かれます。

　29日に桜田氏は結婚しなくていい女性が増えた、ここにいる女性は産めないが、子や孫に産ませろ、失言マニュアルがきいていないのではなく、失言ではなく本音、桜田氏は安心して産めるようにというものの、「自民党の体質」、河村元官房長官は桜田氏を理解とまで言い、自民党、政府の考え方は、働き方を変えるではなく、突っ込まれないように言うな、であり、今の安倍政権は女性閣僚だと真っ黒の片山氏のみ、安倍氏は片山氏は2人も3人分も働くというのは、一人で何人分も働かないと女性はだめというもので、出産をめぐる失言、暴言はいくらでもあり、2007年の柳沢氏の産む機会、森氏は子供を産まず税金で面倒みろというな、昨年も加藤氏が3人産め、ハラスメント規制法、マタニティハラスメントはアカンのに、またザ・マタニティハラスメントをオッサンがやり、政治家が少子化を、女性に、男性にプレッシャーで進めるようなもの、保育園取れない、育休取れない社会は自民党が作ったのに自覚がない。

　メディアの問題もあり、テイラー・スウィフトさん、子供を30で産むかと問われて、スウィフトさん男は30になってそう聞かれないと跳ね返して、しかしメディアは女性にハラスメントであり、しかし女性を傷つけて、幸坂さん、前の会社の退社時にみんなから寿（＝結婚＋出産）と言われて、武田さん、うるさい、であり、少子高齢化は国難と言われても、国に責任があり、産みたくても産めない人も多いが、国難と言われたら国民に義務のあるように言われるもので、国民に国難を押し付ける、政治家はメンタルよりシステムを優先して、子供を産めない人に配慮、それぞれに配慮すべきで、秋篠宮さんの娘さん、結婚の時期や相手にきかれて、こんなことに答えないと素晴らしい対応で、タレント、女優が結婚したら、必ず妊娠しているかと報じられて、これをメディアが報じたら、できちゃった婚かとジャッジするような空気があり、桜田氏の発言は問題だが、メディアの環境にも責任があると締めくくられました、以上、武田さんのお話でした。