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市民運動創造と宇都宮健児ら群像コミュの【永岡浩一さんの通信】 MBSラジオ ネットワーク1・17(2019/3/10)

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 福島原発事故8年、原発事故避難者の声、森松明希子さんのお話&平の幸夫さん廃炉見えない原発事故の惨状

 永岡です、MBSラジオのネットワーク1・17 第1165回、東日本大震災、福島原発事故8年企画、東日本大震災避難者の会thanks&dream(http://sandori2014.blog.fc2.com/  )の森松明希子さんが出られて、久しぶりに内容書き起こしします、千葉猛さんと西村愛さんの司会です。

 明日で東日本大震災8年、2万人以上なくなり、52000人避難生活、福島原発事故、家に戻れない、大熊町、双葉町では全町民避難、避難指示区域以外から避難された方も多く、復興庁は2月で近畿に2000人以上避難、それも完璧に把握されず、実際にはもっと多く、森松さん、福島→大阪に避難されて、原発事故2ヶ月後に大阪に避難、兵庫県出身、関西で学生時代を過ごして、土地勘があり、ご主人は医師で、福島の地域医療のために郡山市に残られて、お子さんは0歳と3歳→8年、ご主人は福島にいて、大阪に月1回来られて、森松さんは国の指定した避難区域ではなく、いわゆる自主避難、森松さんは自分たちの力で知人を頼り「自力避難」、森松さんは避難者の会で、月1回イベントをされて、関西への避難者は、母子避難だけでなく、8年間で子供だけ避難→親が合流もあり、家族が分裂、父子避難もあり、兄弟が分かれて、幼い子供だけの避難もあり、単身者、介護家族を抱える場合もあり、自主避難者には、住宅の無償提供は一昨年3月で打ち切り、間もなく2年、避難者は大変で、避難先の住宅は生活再建の拠点、住まいなしに生活は成り立たない、戻るしかない、避難継続は困難、しかし線量はまだ高く、戻れない、やむを得ず帰還した人もあり、住宅打ち切りで、経済では二重生活、お金がなくなり避難をやめた人も少なくない、自主避難はわがままと見られる、強制避難ではなく、勝手にやっていると後ろ指を指されて、声を上げられない、隠れ避難者、避難していることを隠している人もいて、安心して生活できない。
 森松さん、去年3月にスイス・ジュネーヴで国連にて原発避難者として、国連の人権委員会にて、人の権利、無用な被曝を避ける、住宅、エネルギーの前に健康を脅かす被曝から国家は国民を守る義務があり、無用な被曝を避けるための権利、国に義務、放射線は浴びない方がいい、レントゲンや飛行機での被曝は利益があり、管理されて、しかし原発事故は無差別に国民を、無用な被曝にさらし、水、土も汚染、森松さん、事故の際にお子さん赤ちゃんで、震災後、蛇口から出る水、東京の自らの放射能と報じられて、森松さんは原発から60km、水を飲まないわけに行かず、赤ちゃんは放射線に弱く、西村さん、悲鳴を上げられて、千葉さん、国連が原発事故避難者を配慮しろと勧告→日本政府は受け入れ、子供への健康診断、自主避難者への住宅支援を盛り込み、森松さん、国は健康診断をせず、福島県の健康診断であり、それも縮小しろと専門家は抜かし、森松さんおかしい、国際社会から批判されて、福島県の県境で放射能は止まらず、東京にも影響があり、国家が責任を持ち健康診断すべき。
 千葉さん、福島県は38万人の子供たちに甲状腺検査、がんの疑いは200人、甲状腺がんは100万人に1,2人と紹介されて、過剰検査の結果と見る専門家もあり、核事故との因果関係は分からずと紹介されて、森松さん、予防原則、過去の公害、水俣病など、最初は認められず、深刻になり国は認めて、福島原発事故は公害の際たるもの、汚染水で大変で、過剰診断というものの、チェルノブイリでは国が制度をちゃんとして、日本政府ももっとちゃんとして、多発する可能性がある場合に対策すべき。
 千葉さん、国は移染、段階的に福島に帰ってこいであると紹介されて、関西に避難された方も多く、なぜ帰れないか、森松さん、国は空間線量が下がったから帰れ、しかし、それも3・11以前は1ミリシーベルトを、福島だけ20ミリシーベルトにして、下がったと言うのは20ミリで意味なし+空間線量だけでなく、土壌汚染は考慮されず、子供たちのために、子供は土を触り、身長が低く、被曝の影響は強く、内部被曝は国によって考慮されていない。
 森松さんは、国と東電の責任を問う原告240人の裁判の原告団長、行政が強制避難のところを極限に小さくして、無用な被曝から国民を守らず、残された国の機関は司法のみ、関西圏の方で、大阪地裁に提訴して、普通に命、健康を守れるのが当たり前、日常を奪われた、核事故の被災者は、原発はたくさんあり、ここで止めないとならない。
 先月、大阪地裁で訴訟にて、原告が意見陳述して、南相馬市におられて、意見陳述された方に番組で取材して、福島原発爆発を見て、家に放射能が来て、子供は2歳と4歳、この方は避難しようとして、夫は反対、何が何でもここから逃げるしか選択肢はなく、車まで120m、子供二人とがむしゃらに走り、脱出、そして8年、自宅は、夫と築いたものは全て無くして、時給的な生活もなくなり、南相馬では薪ストーブの素材もない、それでも、この方の区域は山の中で避難区域ではなく、周りは移染されていない、移染されたの住宅のみ、山がたくさんの福島県、山は移染されず、山から雨で放射能が来る+家の近くに移染した土がフレコンバッグの仮置き場にされて、無数の黒いフレコンバッグ、もちろん放射線を防ぐ能力はなく、フレコンバックは持って行き場がなく、人の暮らすところにも置かざるを得ない、8年経ってもこの始末、山間部だけでなく、市街地にもフレコンバックは積まれている。
 千葉さん、8年経ち、関西の人に伝えたいことをと問われて、森松さん、原発は全国にあり、皆さんが原発事故に接したらどうする?逃げるか、どうか考えて欲しい、核事故の実態があまりにも隠されてきたと、森松さん締めくくられました、以上、森松さんのお話でした。
 明日の19〜21時は、ニュースなラヂオとネットワーク1・17の合同の特番、千葉さん、福島県大熊町から中継で、西村さんも大阪から報告されます、以上、ネットワーク1・17でした。

 そして、福島原発事故8年、廃炉見えない原発の惨状と題して、報道するラジオの案内であったジャーナリストの平野幸夫さんがブログで指摘されています。森松さんのお話と、合わせて読んでください!
https://ameblo.jp/hirano-yukio/entry-12445695229.html
 平野さんの指摘、全文添付します。
気が遠くなる数字がまた明らかにされた。あす11日で8年を迎える福島第一原発事故について、民間シンクタンク「日本経済研究センター」の試算で最大81兆円もの対応費用がかかることを朝日新聞が報じた。事故当初、国は数兆円の数字を示していたが、その数十倍に達し、国と東京電力の負担割合も明確でない。原子炉格納容器内の熔融燃料(デブリ)が手付かずという惨状はそのままだ。そんな足元の状況にもかかわらず、政府はまだ再稼働を推進、総崩れになったのに「原発輸出」の旗も降ろそうとしない。時代に逆行する原発政策を変えられるのは、有権者の現状認識と選挙での厳しい審判しかない。

今、原発内で人にしか頼れない廃炉作業の限界時間は、一人わずか30分。膨大な日時を想像させ、81兆円にふくれ上がった数字に納得させられる。賠償金額も10兆円以上のぼるといい、経産省が3年前に試算した全体の対応金額約22兆円の4倍近い。これから一体誰がこんな巨額を負担するのか、その割合も明確でない。また国、東京電力がずるずると電力の消費者につけ回す恐れも強い。

原発事故発生時、自分が出演していたラジオ番組(たね蒔きジャーナル)で、当時の政府から約5兆円という試算が聞こえていた。しかし、原子力の専門家(小出先生)は確実に10兆円以上になると予想、廃炉も今世紀中に達成できるか分からないと指摘していた。今思えば、一部当たっていたとも言えるが、現状の廃炉作業ははるかに困難さを増し、先を見通しにくくさせている。

原発敷地内にたまり続ける汚染水のタンクは限界の1000基に近づき、希釈して海洋放出を検討しているといい、漁業関係者の強い反対の声が伝わってくる。科学的根拠のない放出は、改めて国の内外から非難を呼び起こすだろう。
というのも昨年、東電が「除去可能」と言っていたトリチウム以外の放射性物質が処理水に残っていたからだ。こんな経過を見せられては、国や東電の対応に不信感を増幅させるのは当然だ。

事故当初、一時最大約47万人の周辺住民が避難、原発の半径約20キロ圏を立ち入り禁止の「警戒区域
」や「避難指示区域」に指定、その圏外も「計画的避難区域」「緊急時避難区域」を設定していた。
これも線引きがあいまいで、「計画的避難区域」でも放射線量が高かった個所も多かった。事故から半年後、福島市でレンタカーを借り、伊達市、飯舘村、南相馬市を走った時の光景が忘れ難い。飯館村には人一人見つかず、稲田は草が繁り、放たれた牛の群れが見られるだけの荒涼たる光景に目頭が熱くなった。

まだ線量が基準値より高かった南相馬市内の「計画的避難計画」の民家では、どこにも行けない家族が肩を寄せ合うように生活していた。年配の主婦が「私たちの世代は放射線量が強く受けても、長く生きないので仕方ない」とあきらめたような表情を見せ、胸が締め付けられた。

その後、被ばく線量に応じて居住制限区域が再編され、避難指示を解除し、順次居住が可能とする範囲が拡大されたが、除染の効果は明確になっておらず、生活支援金の打ち切りばかりがせんこうした。住民の厳しい現状を伝える現地からの報道を見るたび「棄民」という言葉が頭から離れない。

この週末、津波被害を受けた岩手を訪問した安倍晋三首相からは原発事故被害からどう復興するか、語られることはなく、ラグビーW杯会場のスタジアムを訪れ、「心のケアにしっかり取り組む」とありきたりの台詞を口にするだけだった。「復興五輪」という言葉が一段と空しく響く。




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